フランクさんのレビュー一覧

onBLUE vol.39 コミック

「ポルノグラファー」と「アケミちゃん」の世界が繋がる!!

【STAYGOLD】4巻の続き。
いきなり数年後に飛んでます。
菊花ちゃんが8歳に。そして駿人はなんと大学生に!
ついに大学生かぁ〜。感慨深い。
駿人の雄をこれから見せて欲しいです。

【プレイバック第一話】
「インディゴの気分」に収録されている【ポルノグラファー補遺(其の壱,其の弐)】と時系列はどうなってるのか、ちょっと思い出せなかったけど、久住に出そうとしている手紙に「愛欲のクチ…

3

魔法使いが年下狼を育てたら 小説

小中大豆  みろくことこ 

これぞ成長モノ。

「華麗に成長する年下攻め」というトピでお勧めされていたこちらの作品。
面白そうなので読んでみたけど、お勧め通り素晴らしく華麗に成長してて、満足。

不老不死の魔法使いが森の中で酷い火傷を負って瀕死の人狼の幼子を拾って……というお話です。

何より良かったのは
拾った当時・4歳前後のいたいけな頃

二年後のやんちゃ盛りの頃

更に二年後の猫人族のモフレフ家兄弟とお友達になって…

4

むすんで、ひらかないで 小説

中庭みかな  倉橋トモ 

センシティブで仄暗さと明るさが入り混じってる

高校時代の恋人同士の6年ぶりの再会ものでもっとフワッとしたお話かと思いきや、攻めの気持ちがかなり重くて驚きました。
情感溢れる筆致なのでシリアスとか痛いとまでは感じないけれど、かなり攻めの心が不安定というか暗い影を宿している事が読み進めるうちにわかってきて、おおぅ……と。

6年前、何も言わずに突然消えてしまった攻め。
同窓会で再会し、いまだにお互い大事な人であるという事を確かめ合うも「好…

5

「恋愛できない仕事なんです」電子版書き下ろしSS「恋愛できちゃう仕事なんです」 特典

相変わらずの恋愛音痴ぶり

本名が相変わらず恋愛鈍チンなのに無自覚の煽りがパワーアップしてて、攻めの塚原が気の毒になるほど振り回されている様子が楽しいSSです。

相変わらず仕事に明け暮れている二人だけど、ひょっこり突然暇が出来た夜。
滅多にない時間が出来たというのに、本名はとっとと帰ろうとするんです。

「有り得ない!!」と憤慨する塚原をよそに、そんな事言われても約束もしてないし、誘われてもいなかったし、責められ…

1

片恋のスピカ 小説

中庭みかな  さがのひを 

繊細で切なく甘い

表紙買いです。

作家さんの作品は「むすんで、ひらかないで」を2年前に読んだという事しか記憶になく、どんな作風の方なのか忘れてしまってたけど、試し読みをしたら「ナイーブそうな青年」「星好きらしい」「図書館が舞台」というあたりでこれは良さそうだと思って読んでみたけど、期待を裏切りませんでした。

表紙のイメージ通り繊細であたたかく、やわらかで手触りの良い布に包まれているような気分で読めました…

10

恋愛できない仕事なんです 小説

砂原糖子  北上れん 

受けが疎すぎて、攻めに同情(笑)

読み始めは反りが合わない同志のお話かと思いきやそう思ってるのは受けだけで、攻めは受けのことを……というのが透けて見えるところがたまらなく美味しかったです。

刑事だから「恋愛できない」のではなく、この受けならどんな職業に就いてても恋愛できなさそうだなぁって思いました。
人として難があるのではなく、秋波を送られていても全く気づかない超ニブチンかつ、超絶疎い恋愛音痴だから。

そんな自分には…

2

隣の嘘つき コミック

須坂紫那  安西リカ 

小説もお勧めです。

コミカライズを読んでから小説を読んでみましたが、やはり小説の方が人物造詣とか心情がより深く描かれているなぁという印象を受けました。

例えば攻めの婚約者について、漫画では「時間にはルーズだが……」というモノローグのみですが、小説だと30分以上の遅刻を待っている最中で「とにかく時間にルーズ」というより強い表現がされていたり、
10月に入ったばかりなのにもう新作のコート姿とか、遅れてきたくせに攻…

8

今宵、雲の上のキッチンで 小説

ひちわゆか  紺野けい子 

天邪鬼と毒舌家という素直になれない二人が……

お互いに一目惚れしておきながら、顔を合わせればそれを言っちゃおしまいよ的な事を言ってしまう二人です。

受けの新がマネージャーをやっている小さなカフェで攻めの後輩が無礼を働いてしまった際、その場をとりなした攻めの眞宮。
その立ち振る舞いは非常にスマートだったのに、弁償を申し出た際の言い方が上から目線&嫌味な金持ち風情を漂わせたものだったので、新の中で眞宮の印象は最低最悪になってしまいます。

3

石橋防衛隊(個人) コミック

ウノハナ 

面白い

国分寺が守りたいものはただ一つ、可憐な友人の石橋だけ。

防衛大学に首席合格し、成績優秀でどんな厳しい訓練も顔色ひとつ変えずにこなす男だけど、「国の安全や防衛なんて知った事か!俺が守りたいのはただ一つ、可憐な友人・石橋だけだ!!」と言い切り、清々しいまでに「国防<<<<<<(略)<<<<<<石橋!」な国分寺が面白い。
文武両道で硬派かと思いきやムッツリで、ヘタレな国分寺が、命を賭けて守ろうと…

3

糖酔バニラホリック 小説

川琴ゆい華  北上れん 

「妄愛〜」の二人がちょこちょこ登場するところが嬉しい!

「妄愛ショコラホリック」のスピンオフということでこちらも読んでみました。

カフェオーナーの親友でスイーツ担当の建斗が今回の主役。
受けの梓馬は酒屋の息子でコミュ障気味で引きこもりなフィギュアの原型師。

無自覚人タラシなリア充男子×小動物系コミュ障引きこもりということで、普段なら交差することもなさそうな二人。
商店街の会合飲みで酔いつぶれた受けをお世話したことをきっかけに、攻めがいる…

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