フランクさんのレビュー一覧

美男葛の庭 コミック

松本花 

とっても可愛くて、そして切ない

表紙買い。
幼い頃から祖父の家に行くと見かけた青年。祖父の前ではけっして姿を現さず、祖父がいない時だけ姿を見せる。
やがて時が経ち、遺された祖父の家に一人暮らしを始めた主人公の前に、昔と変わらぬ姿で青年が現れた…
昔とちっとも変わらない容貌の青年を座敷童だと祀って、せっせと甘いものをお供えして餌付けする様子やら、座敷童も大人しく半纏を着せられてこたつでぬくぬくするやらでめちゃくちゃ可愛い。

2

かわいいかくれんぼ コミック

雁須磨子 

こりゃ神です。

【かわいいかくれんぼ】
これは秀逸なタイトルだなぁ。確かにセクシュアル・マイノリティは「かくれんぼ」してますよね。
ゲイだから同類に気づいてしまう高校教師の田中。教え子の牛島が同級生の家村を見つめる視線の熱さにも気づいていて、「(ゲイだということが)ばれちゃうだろ」とヒヤヒヤしているが、一方で何とかしてやりたいとも思っていて…。

田中先生は、ぬぼーとした感じで描かれているんだけどとても優…

3

僕のおまわりさん コミック

にやま 

攻めのスペックが神!

前作「無邪気なわんこと猫かぶり」のスピンオフですが、読んでいなくても大丈夫です。前作カプの友人であり街コンのスタッフとして働いていたお調子もんの田島が今回の主人公。
彼が元警察官だったというのは、今作を読んで初めて知りました。

私のこの作品の一押しポイントは攻めが現役警察官で190cmもあって、とにかくガタイがいいところ。
表紙を見てください!この背中の広さ!!これだけで神捧げたい。

11

願いごとはひだまりで コミック

かつらぎ 

BLカプたちの理想がここにある

まるごと一冊シニア・シルバーBL

おじさんものは嫌いじゃないけど、さらにご年配の初老男性・おじいちゃん達の恋には少々ハードルの高さを感じていました。シワシワ&タルタルの裸体での絡みは見たくないなぁとか、おじいちゃんたちの性欲を目の当たりにしたくないなぁとか。
しかし、読んで良かったです!泣いた、思わず泣きましたよ。

作品の登場人物が言うセリフ「年くったって俺もおめぇと同じ人間なんだよ…

5

幸運の理髪師 (2) コミック

長門サイチ 

読んでいて幸せな気分になれる

2巻分まとめての感想です。

とにかくどこから読んでも幸せな気分になれること間違いなしの二冊です。それはこの二人がお互いに慈しみあっていて心の底から愛し合っているのが判るから。

地味で暗くて冴えなかった司が、町の小さな床屋の店主の那智の手によってシンデレラのごとく変身。その後一躍売れっ子俳優になりますが、司は芸能人になってもちっとも変わらず謙虚でピュアで那智一筋。

司はとにかく一途…

1

ねくたいや コミック

歩田川和果 

近くて遠い恋人との距離

「有働に片想いし続ける一途な男・永瀬(保証書付きの超ドヘタレ! )」
とあるけど、そんな超ドヘタレじゃないと思うな。
だって、かつて同僚だった頃、有働に告白したことがあるし…。本当のヘタレは告白すら出来ないと思う。
告白するも「社内恋愛は嫌だ」と振られて以来、5年間片思いしている永瀬。有働が開いたネクタイやさんにお客として月に一回通うのが精一杯。

実は有働も永瀬のことが好きな事が判り、…

2

青い芝生と甘い水 コミック

有間しのぶ 

隠れた名作だと思う

片思いがいっぱいです。
舷太郎←学生の頃から舷太郎に片思いしている助手の爽佑←小さい頃から家族同然に暮らしている爽佑に由魚(ゆう)←お隣に引っ越してきた由魚に片想いしている麦青
単調な四コマでずーっと続くので、1ページだけでも四コマ×2列 見開きだと計16コマ、16シーンでして、それが210ページくらいもあるのでかなり読み応えがあります。普通の描きかたなら4巻分くらいは余裕であると思う。

5

可愛いひと コミック

紺野けい子 

読めば読むほど好きになれる一冊

上下巻二冊分を一冊にまとめたのでボリュームがあります。

大半を占めているのが表題作【可愛いひと】シリーズで、おまけを含めると14のもの短編が収録されています。ここで描かれているのは同じ高校にいる2カプ。

メインカプはバスケ部の後輩・彼女持ちの池内(高1)×バスケ部の先輩でゲイの篠田(高2)。
この「可愛いひと」というのは篠田のことで、この「可愛さ」が狙ったあざといものでは一切なく、池…

3

インディゴの気分 コミック

丸木戸マキ 

本当に本当に読んで良かった!!

木島と編集者城戸との過去のお話、つまり成就しなかったお話なのできっと読んだら悲しい気分になってしまうんだろう…と警戒して当初、読む予定はありませんでした。
でもいるいるさんの素晴らしいレビューのおかげで(本当にありがとうございます!)俄然興味を惹かれて入手。

結果…本当に読んで良かったです。

純文学作家としてデビューした木島が官能小説を書き始め、どのように変わりあの「ポルノグラファー…

22

苦いのテーマ コミック

阿部あかね 

半端なく心が痛んで悲鳴をあげる

苦いの「苦」は苦しいの「苦」でもありますね。

とにかくこの本は途中で読んでいて、息ができなくなるほど苦しくなります。
こんなに浮気を真正面から描いた作品を読んだのは初めてなので、本当に読んでて苦しかったです。

お話はお互い大学生になり同棲生活スタートというところから始まります。
幼馴染カプで中学から付き合って、未だにラブラブな仲良し二人の様子を知ってるだけに、途中からの展開は本当に…

23
PAGE TOP