ぷれぱーるさんのレビュー一覧

美しいこと 下 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

きれいごとじゃない!

はぁー
文庫版を読んで下巻は読むつもりはなかったのに、たまたま見つけて買ってしまいました。
まさかあの続きがこんなに苦しいなんて思わなかった……

松岡は何で、寛末なんて最悪な男がこんなに好きなんだろう?
多分、それは松岡にも分からないことなんだろうな。
松岡が健気すぎて可愛すぎて泣けた。
タバコの吸殻を持ち帰るエピソードに悶えました。

それに比べて、寛末の自分勝手さには憤る。…

2

エンドランド コミック

まりぱか 

ネタバレなしで読んで欲しい!

素敵でした。
ほのぼの田舎の無人島暮らしかと思いきや、後半驚きの展開に!
SF要素ありの設定がとても面白かったです。
近未来なのでしょうか?
詳しく説明されていない世界観が読み手の想像力を刺激します。

無人島で二人きりで暮らすジュンといつき。
島に流れ着いたいつきは、二年も眠ったままで記憶もありません。
兄弟にしては似ていないし、友人にしては距離が近い二人の関係とは?
いつきの…

3

真夜中のハイヒール コミック

裾はるお 

描き下ろしまで素晴らしかった

すごく良かったです。
心の機微がうまく描かれていて、攻め受け両方の葛藤が痛いほど伝わってくる。非常に面白く、胸に迫る作品です。

学生時代に気になっていた先輩・行永に再会し、燻った思いを再燃させたフォトグラファー・高田。
高田は、行永に対してだけ足フェチです。
弱みに漬け込んで「いやらしい関係」を強要し、行永の足を舐め回す高田の行為がエロい!

妻を亡くして一人息子の蓮を育てる行永の…

2

あさはらたそかれ あきすむ コミック

はやりやまい 

紙書籍でも出して〜!

あー、もう胸いっぱい。
あとからあとからじわじわ感動が押し寄せる〜
これは、シリーズ読まれている方は必読の作品だと思います。

とにかく、この二人は誠実です。
純一郎の家族に挨拶に行く澄山と、先輩に彼氏がいる事を隠さない純一郎。
男同士で付き合う事は隠すことでも、恥ずかしがることでもないと思わせてくれる。
保守的な澄山を変えたのは、きっと純一郎の真っ直ぐさと誠実さなんだよ。

ど…

8

アルファ皇子の宮中秘恋 小説

小中大豆  二駒レイム 

お仕事BLでもある、中華風オメガバース!

はぁ〜、めっちゃ面白かった!
既刊の『皇子と偽りの花嫁〜皇宮オメガバース〜』とは別世界の華流オメガバースですが、皇子と〜がお好きな方は買いだと思います。未読の方でも問題ありません。
暗い展開もないので読みやすいですし、Ωバース特有の妊娠・出産もないので、そちらが苦手な方にもお薦めです。
今回は、几(Ω)・之(α)という独特な表現もありません。

中華風帝国を舞台に、βの瑞春が性の引目を感…

15

初恋のあとさき コミック

日高ショーコ 

これが一番好きだわ!

今更読む三部作。
気になっていた美山の過去が切なすぎて泣けた〜
仁科よ、どのツラ下げてって感じだよ。

高校の時に大好きだった仁科に拒絶され、「マトモになれ」とまで言われ、以後人とまともな関係を築けなくなってしまった美山。
完全なるトラウマですよ。
それでも未だに仁科が好きだっていうのが切ない。
結婚してバツイチになった仁科は、今なら美山を受け入れられるって思うんだけど、それって信用…

1

親愛なるジーンへ 1 コミック

吾妻香夜 

「ラムスプリンガの情景」が好きな方には絶対的におすすめです!

『ラムスプリンガの情景』と同じ世界観です。
ラムス〜のオズもほんのちょっぴり登場します^^
とにかく美しく叙情的で、吾妻先生のどエロい振り切れ作品もいいですが、やっぱり私はこの世界観が好きです。

NYに住む叔父・トレヴァーの家に夏休みの間滞在することになったジーン。
そして、滞在先の叔父の書斎である日記を見つけてーー…

タイトルにあるジーンは、甥のジーンのことではありません。

35

式神の名は、鬼3 小説

夜光花  笠井あゆみ 

感動の完結編

すごかった。
BLファンタジーにおいて、今現在夜行先生の右に出るものはいないんじゃないでしょうか?
コミカルに進んでいく前半から一転して、伊織と比丘尼が登場して一気に不穏かつ不気味な雰囲気になっていく後半。
息つく暇もなく、夢中で読みました。
比丘尼に関しては最後まで何者だったの?という感じで、とても気持ち悪かった。
〝悪気がない〟というところが一番怖かったです……


行方のわか…

13

ブルーム・ブラザーズ 1 コミック

志村貴子 

さまざまな兄弟のカタチ

志村先生の兄弟BLといえば「起きて最初にすることは」だと思うのですが、こちらは義兄弟の気持ちの揺れ動きを見事に描いたダメ恋ストーリー。
本作は片想いはあれど兄弟で恋愛をする話ではなく、兄弟やその周囲の人々を描いた連作短編集です。

日常の中にある非日常を描かせたら、志村先生の右に出る者はいないと思います。
可愛い絵柄からは想像出来ないほど赤裸々に綴られる物語は、憤りさえ感じさせるものもあり…

5

あさがおは夜から咲く コミック

チョコドーナツ  あらきゆう 

何度も読み返したくなる、素晴らしい作品

もうね、本当に泣いた。後半泣きっぱなし。
ありきたりでないお話を描かれるという印象のチョコドーナツ先生ですが、本作もまさに王道からは外れた作品。
だけど、そこに奇をてらう意図は感じなくて、自然にすんなり入ってくるストーリーがとても素敵でした。
作画のあらきゆう先生の絵とも合っていてよかったです。

※死ネタが苦手な方はお気を付け下さい。

〝好きな人が死にました〟の帯から覚悟していた…

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