chikakumaco
新作が出るとのことで、おさらい読みです。
当て馬くん的な玲央くん登場で、ゆるりと進行していた今作が突然のスピードアップの様相を呈して来ました!というか、余裕かましてた(⁈)片桐の余裕がなくなってきたと言うか。
長谷川さん、もう多分逃げられないと思うので。こうなったら、頑張れ!片桐!です。紳士だか何だか知らないけれど、長谷川さんも押し切られる事を待ってる様な。言い訳が出来ない所まで行きたがってる…
わぁ〜新作が出るとのことで、久しぶりに手に取ってみました。
ご都合主義で(ページの関係?とか大人の事情?)即日合体ものが多い中、じわじわと進行するそのノロノロさ。毎日仕事して。休んで、また仕事して。ご飯食べたり。人に会ったり。出喰わしたり。
考えたり。思い悩んだり…ものすごく丁寧に描かれていて、好感が持てます‼︎長谷川の心情の揺れ、片桐の変さ(相当ですが。)も、受け入れ易いというか。本来なら受…
出てくる人、出てくる人、揃いも揃って、不器用な人たち。
コミュ障なのか。不思議ちゃんなのか。カプの一方が常識人だったりするので、衝突事故の様に、巻き込まれる様に、恋に落ちて行く。
表題作は、配達先のぶっきらぼうな男が配達員に好意の示し方が分からなくて…変な態度を取ってしまう話。意識し過ぎて、もぅどうしたらいいのかわからないんだろうけど…
同時収録の「思うがままの」が短過ぎですが。可愛いで…
店を訪れた社長に(余裕の無い感じで)ヤラレてしまう、美青年。
もちろん同意の上なんですが。
大人の筈の社長の必死感が良いです。加東先生ならではの美しい筆致で、いつもながら緊張感のある展開。社長は忙し過ぎて、こんな風に心を揺さぶられたことが無かったんだと思います。
加東先生の作品はいつも。潔いほどに説明が無く。まるで詩を読んでいるような美しさで迫って来ます。なので、登場する人物の心情は推し量る…
他作品で獣人ものを読了したついでに読んでみました。
オメガバースはその基本的な設定以外に割と作者の自由自在に世界観を作れる、という事は知っていましたが、その世界観に一番驚かさせられました‼︎
「獣人は繁殖能力が低く、その子孫が作られるのは人間のΩだけ。」シバリ。すごい設定‼︎
Ωにとってはまた過酷な運命のはず。そして、「神の定めた」運命なものであること。
「バーネルード」という架空の国の設…
同じテーマのオムニバス。4組の獣人×青年カプのストーリーです。
冒頭のCASE1、アンリ王子とレネは、荒れ果てた別荘といい、時代感といい、まんま「美女と野獣」です。もぅ青年の名前、ベルでいいじゃん!って感じです。そして呪いも心から愛している人の口付けで解ける‼︎なんじゃそら‼︎
CASE2はちょっとひねって、騎士団・団長と下士官見習いの恋。獣人は目が合うとつがいが分かるというシステム。獣人…
加東先生ならではの、端正なスーツ。サラリーマンたちの短編集。
表題作は小さなサイキック。あまりにも日常的に溶け込んだ超能力なので、例えなのかな?と思うほどの。「仕事がうまくいった」「(好きな)村上が誘いを受けてくれた」と、「俺が超能力者だから。」と無邪気に喜ぶ秋月。え?本当に?超能力って一体…
そして、村上の身に起こったこととは…
秋月に圧されて、受け入れる村上がドエロいです。尻から太腿にあ…
加東セツコ先生の端正な絵柄は時に、不思議な緊張感を伴います。
その不思議な緊張感に包まれた、身近な生活感のあるオムニバスです。
全てキレイな感じでふわぁーっと終わるショートショートなのですが。
「くものあみ」だけは足りない、足りな過ぎるんですよ‼︎
伊勢が可愛いのもあるけど。も少しそこに浸っていたかったかな。と、言うか、わざわざ実家まで追いかけて来た戸川さんの気持ち‼︎戸川さんはオトナだか…
最新の「うるさいくらいの告白ください」を読んでから、確かこっちも特殊能力だったなぁ、と思い出してのおさらい読みです。
こちらの方がもっと特殊でした!
5秒見つめ合うと相手の性感をコピーしてしまう、というトンデモ設定。人の心の声が聞こえるどころの騒ぎじゃございません。ウッカリ発情した猫をコピーしてしまった隼人は…
表題作以外は能力というより特殊性癖といったタイプを集めた短編集です。表題作の…