chikakumaco
フェロモンか、オメガバースか、というくらい。仁良には何故か人の好意を匂いで分かるという特殊設定。サトリサトラレ系である。
自分へ向けられた好意は、強烈な芳香剤で、悪意は悪臭。そして、自分に関心の無い人たちは「無臭」なんである。「無臭」⁈ 仁良はこの気楽な「無臭空間」に癒されているが、同僚たちが全く自分に何の関心も無いってどういう心境だよ。と、心配になるが、この設定は後で事件の伏線となって行く。
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佳門サエコ先生と言えば、あすま理彩先生原作の「ロイヤルフィアンセー黒の王子ー」という作品があって。シンプルなシンデレラ・ストーリーなんだけど、そのイケメン王子様と健気なプリンセスっぷりが可愛くて、大好きなんです。時々寝る前に読み返すくらい。
なので、このタイトルからして続編だとばかり思っていました。
まーったく関係ありません、別のお話。
「白鳥の湖」を新解釈で踊るという白の王子こと、その名も…
鬼み溢れる御伽噺。これはもぅ、鬼というのはきっと淫魔でしか無い!それはそれは力強く貪るんだろうなぁ、と期待昂まります!
古い屋敷の座敷牢に閉じ込められた鬼、仁。行きがかりで、封印を解いてしまった蘇芳から精気を取る為と、あんなことや、こんなことを…。というのは、あるあるなんですが。何故か、本気で頭から食おうとしてる感がまぁまぁ怖い。
彼等に取り憑こうとする餓鬼も、妖魔の様なものも、それ程おどろお…
最近では定番となった、どこもかしこもカップルだらけ、のスピンオフです。
お節介にも何かと北川×夏目さんを温かく見守っては心配しいの富田さん。そんな気持ちを行きつけのバーのマスターに話している内に、男同士のあれこれは体験してみなきゃ分からないよ?てな具合に半ばそそのかされて、単純にも流されてしまう。女の子が好きで、フツーにノンケだったはずなのに。抱かれる事の気持ち良さを知ってしまったから。富田さん…
2巻がスピンオフだったので、もう続きは出ないかなぁ、と思ってたところで嬉しい最新刊。
北川 × 夏目さん、再びです。
相変わらず周囲にはキツい物言いで、ビビらせている夏目さんは、それでも。北川だけは解っている。
夏目さんが気遣いの出来る優しい人だという事を。ところが、今回だけは。夏目のその優しさや頑張りが、思わぬところで北川を慌てさせてしまう、というお話。
いやー、夏目さんの元カレというな…
すっかり抱かれる側に落ち着いたかの様に思われた透ですが、まだまだ可愛い唯を「抱きたい」などと思ってはいます。叶わないのにねぇ。
それどころか、抱かれる側あるある、透は色気ダダ漏れてしまい。職場の後輩の陸や、同期の翔吾さんに口説かれる始末。透の無防備さは唯も常に心配しているところですが、現場のほぼ全員から狙われているという。全員、建設現場で働く屈強な男たちなんですけど‼︎
本作では、唯が大好…
最新刊が出たので、再読してみました。
年下腹黒美少年・唯に、上下争いも敵わず、ひたすら抱かれる側の透。
可愛い顔の唯に「ダメ?」と聞かれれば、いいよ、と応えるしか無い。透の選ぶ道はどのみち一択なのだ。
唯の追い込みも巧みで笑えます。ずっと一途に透のことを思っていたから、自分は童貞だったけど。透は彼女を作ったりしていて「初めて」では無い。だからせめて透の「初めて」を欲しい、などという、単純な透…
透が年上で。小柄でいかにもきゅるるんな美少年、唯を抱いてみたいのは分からんでも無い。無いのだが、これはもう無理ゲーだろうというのは早々に判ってしまう。
唯は確かに華奢で可愛いが、結構雄みが強い。対して、透は結構乙女らしくぐーるぐるする性質。「男らしく」リードとか。てんで判ってない。君はちょっとばかり背が高いかも知れないけど、一生「抱かれる」方だよ、ということをいい加減分かれよ‼︎ といった第3巻…
原作未読です。イケメンスパダリ風の社長との体格差もエッチぃ表紙に惹かれて購入。
ちるちるのインタビューも読みました。
この、ド変態社長の、泉田は多分最初っから倖太郎をロックオンしている。
何しろ、そもそも倖太郎は、倖太郎が憧れているメイドカフェのアイドル「ゆうなたん」より全っ然可愛いのだ。アイドルより可愛いって。ぷっ。可笑しいだろっ!と思って読んでいたんだけど、なるほど。ソレは「ワザと。」そ…
可愛い!これはもぅ、誰もが経験ありますよね。「お手伝い券」「肩たたき券」とか。
幼稚園から小学校低学年までかな、通用する所謂「母の日」プレゼント。コレをモチーフに、奏汰は幼ない頃から想いを募らせていた「みーくん」こと瑞希に「なんでもお願い」を聞いてもらう。11歳の誕生日に貰ったそれを1枚も使わずに、20歳になってから持ち出して来るという、ズルさ。そしてエロさ。作者も『魔法の券だな。』と思って描い…