chikakumacoさんのレビュー一覧

花は咲くか (5) コミック

日高ショーコ 

何度も枯れて未だ咲かない。でもいつか、きっと。もう一人ではいられない。

完結編にて、全てが明かされる。これまでの謎。父、蓉介の想い。水川邸の未来。それぞれの歩む道。扉絵の全員集合の花見のシーンにほっこりする。とても穏やかに温かい雰囲気。キャラクターにそれぞれ花の名前が付けられている事にもとても納得する。名は体を表すとは得たり。桜の花見、皆を引率するもの、指し示す者。菖蒲、凛としてキリリとしていて。それでいて華やか。竹は花は無いがしなやかで強く。藤には派手さがあって。橘…

5

ヤリチン☆ビッチ部 3 コミック

おげれつたなか 

待ってたよ! 加島 × 遠野 ♡ 君たちをずっと待ってた!

表紙を見て、「やった♬」と、小躍りする。加島 × 遠野 が進展することをずっと願ってた。すごーく待ってたよ♡ ヤリ部の面々が個性強過ぎて、それぞれに気になることが多過ぎて。それぞれに魅力的だから、私は一周回ってこのカップルが一番気になってる。
2巻の終わり、皆んなが予想したと思う。雨の中、二人っきりになってしまった、やっちゃんこと、恭介と遠野。恭介の、従兄弟である加島への憧れと嫉妬を拗らせていた…

13

花は咲くか (4) コミック

日高ショーコ 

自分から先に変わらないと。踏み出す勇気。それぞれの道。

いつの間にか、蓉一は桜井さんからマンションの鍵を渡されていて、部屋で待つようになっている。うっかり恋人同士の様になってはいるが、桜井さんは転勤が決まったのもあって、殺人的に忙しく、マンションに帰れる事はあまり無い。蓉一と会う事も無くなっていた。桜井さんがグズグズと転勤のことを言えなくなっていくうちに、柏木さんと吉富さんがその話をしているのを聞いてしまった蓉一は、たぶんショックのあまり苛立ちを桜井さ…

5

花は咲くか (3) コミック

日高ショーコ 

本当に好きだと、思えば思うほど。大人だから進めない。

…そうは言っても。やっぱり桜井さんは大人で。手練れだとも思うし。(主に女性に)モテて来たんだろうなぁ、っていうのが分かる。意外にもだから怖い、恐れてもいて。この先のこと、年が離れていて、とか、もちろん男同士だとか。そして、真っさらの『蓉一の無知が怖いんだ。』。
何度もキスをしていて、衝動的に、もぅここはキスするとこ‼︎っていうのが、大人の桜井さんには分かりすぎる程に分かっていて。衝動的な筈なんだ…

5

花は咲くか (2) コミック

日高ショーコ 

目が離せない、触りたい、会うと嬉しい。体の奥底から沸き上がる気持ち。

あらすじが、この巻のネタバレになっていて。二人の気持ちが近づくのはもっと、ずっと後で、とってもゆっくりだと思っていたので。読み返してみて、ビックリしてる。大人の筈の桜井さんが、衝動に任せてキスをする。蓉一を、蓉一のことばかりを考えていて。その顔を見たらたまらなくなって。多分、それは大人のキスで。後になって、桜井さんはそれを反芻する。困惑した蓉一の口唇の震え。蓉一の初めて(‼︎)を奪ってしまったこと…

4

花は咲くか (1) コミック

日高ショーコ 

他人に全てを奪われるようなこの感覚。忘れていた恋という衝撃。

有名過ぎるこの作品を読んだのは、「憂鬱な朝」を読んだずっと後で。何年も前にちるちるのBLアワードで、桜井さんが『Best リーマン』なる賞(以前はこういう企画モノ賞があったみたい。)を取っていて。さすがにカッコ良過ぎる! この枯れた感じ。表情。営業の女性にやんわりと誘われたりしている。社内でもモテないわけない。たぶん女性の扱いもそれなりに上手だと思われ。そして、(御誂え向きに)広告代理店に勤めるク…

6

リスタート 新装版 コミック

日高ショーコ 

全部、匡さんのせいだ。麗しカッコいい溺愛執着攻めの面目躍如♡

もちろん♡ 旧作版も持っています。最初、新装版を買った時、もう旧作版は処分しようかしら?と思ったのですが、旧作版は旧作版で、とても味わいがあって良いものです。物語の未来が少し変わっている事を期待してもいたのですが、そんな事は無く。それでも全然違うのです。まず最初の1ページ目から全然違う。カット割りがとってもスタイリッシュになっている‼︎ カッコいい。(マネージャーの野口さんもスタイリッシュになって…

6

初恋のあとさき コミック

日高ショーコ 

失われた時を求めて。

あとがきによると、「嵐のあと」の2年後が同時収録の「 double line 」で、さらにその2年後が表題作の「初恋のあとさき」と、なっているらしい。ということは、美山が榊のセフレを辞めてから、4年が経過している。美山にとって、特別で大切だった「初恋」の相手、仁科に手酷く振られてから、まともに恋人と呼べる関係を築くことが出来なかったのだ。仁科は思春期に男と関係を持った事が恐ろしく、卒業したら大学を…

7

さよならアルファ コミック

市梨きみ 

ゼラニウムの様な甘い香りだと、個人的には感じている。

何度読んでも泣けてしまうと、やっぱり思います。市梨きみ先生は、兄弟、拉致監禁、そして、このショタ。現在また、禁断系をスタートさせたみたいで、目が離せない作家さんのひとりだと思います。
もっとも、ショタと言っても本作は、子供に反応して盛ってしまう、どうにもならないその体質を、理性で押し留めるという、とっても切ないストーリーです。ショタは犯されもしないし、傷つけられる事も無い。そして、何とか理性で踏…

11

嵐のあと コミック

日高ショーコ 

世界が変わるのは怖い。恋はいつも嵐のように。息詰まる緊張感と共に。

「シグナル」「嵐のあと」「初恋のあとさき」という順のスピンオフ3部作で描かれていたかと思います。そして「After」は彼らのその後や番外編、おまけ。
どうしようもなく、恋に落ちてしまう瞬間。いや、違うな。恋という昂揚感に心がどうしても占められていて、嵐のように吹き荒れる、その真っ只中にいる。そういう気持ち。嵐はいつか過ぎ去って行く。それまで、落ち着いて待っていれば…。

ノンケに恋をして、辛…

5
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