王子さまは誘惑する

oujisama wa yuuwakusuru

王子さまは誘惑する
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神1
  • 萌×20
  • 萌2
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
13
評価数
5件
平均
3 / 5
神率
20%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
幻冬舎ルチル文庫(小説・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥552(税抜)  ¥596(税込)
ISBN
9784344811591

あらすじ

大企業の三男坊で、ナルシスト気味な笠原月海。
付き合う女性は自分と釣り合うアクセサリーのように思ってきた彼だが、急遽臨時教師をやる事になった高校で、元カノの弟・御堂智秋と再会し、告白されて付き合うことに。
しかし、智秋のことを好きになる度に不安な気持ちが大きくなり、別れるのが嫌だから友達に戻りたいと言って怒らせてしまうが…。

表題作王子さまは誘惑する

元カノの弟:御堂智秋
ナルシスト気味:笠原月海

その他の収録作品

  • 若君は回想する
  • あとがき
  • 王子さまのお楽しみ

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レビュー投稿数3

年下攻め

 大企業の三男坊でナルシスト気味な笠原月海。
 月海の見た目の美しさに惹かれてくる女性は後を絶たず、
付き合う女性にも苦労したことがなかった。
 けれど、そんな月海に突然、災難が降りかかる。
 いきなり父親の大学に圧力がかかり、月海は急遽私立高校の臨時教師をやることになった。
 普段、人から恨みを買うことのないように心がけている月海には、何でこんなことになったのかさっぱりわからないけれど、仕事も一段落していた時だったので、「面白そう」という理由で引き受けることにする。
 教師としての仕事は上々の出来であったが、元カノの弟・御堂智秋に再会し、今回の出来事は元カノ・夏生が一枚噛んでいるということを知らされる。
 事の真相がわかってほっとし、誤解も解けたので、智秋から姉に対して誤解を解いてくれ、教師としての仕事もしなくていいようにしてくれるという。
 しかしながら、一度引き受けたからには最後までやるよと、月海は引き受けることにした。
 しかも智明は満員電車に乗るのも初めてだという月海の面倒を何くれとなく見てくれ、臨時教師の最終日にはもう智明と会えなくなるのは寂しい、と感じて続きいる自分がいることに気がつく。
 そんな智秋に「満員電車のお礼」と称して約束をし、食事に行った日、月海は智秋に告白される。
 そのことを素直に嬉しいと感じた月海は、智秋と付き合うことにする。
 けれど、今まで女性と「楽しい時間」を過ごすための付き合い方しかしてこなかった月海には、どうしたらいいのかわからないことがたくさんあって……という話です。

 おおおおおお! 年下攻め!! と思って感動しました。
 それも、敬語! 敬語!! 敬語攻め!!
 年上の遊びまくっていた青年に惚れてしまって、なかなか思い切ったことも出来ない年下くんと、今まで遊びまくっていた分だけ初めての純愛に戸惑う年上。
 とにかくかわいい。かわいい話でした。
 年下攻めが、好きな方は是非に、オススメです!!

1

筋金入りのナルシスト受。

月海(受)が、自分大好き・自分中心のナルシストでした。ただ、無意識に無神経ではあっても、不快感を覚える傲慢なタイプとは違ったので、それはまあいいんです。好きなキャラクターとは言えませんが。

う~ん、設定はちょっと無理があると感じました。勝手な思い込みで月海に3ヶ月の高校での臨時講師を強要する元カノ・夏生にはぞっとしましたね。

その夏生の弟・智秋(攻)もね~。到底高校生に見えないので、年下攻の初々しさはあまり感じられませんでした。私はもともと『年下攻』は苦手な方なんですが、老成した高校生と、8歳上にはとても見えないアホなナルシストのCPは、実際ほどには年の差を感じなかったな。

あとは、月海のモノローグに『さすが俺♪』って感じでふざけた記号が多用されるんですが、月海のチャラさ・軽さを表したいんなら、アホっぽい台詞だけでもう十分だから!とうんざりしました。いい年してあまりにもアホすぎ。

夏生については、ラストのSSの片方(『若君は回想する』)でフォローされてましたが、正直『だからなんなの!?』としか感じませんでした。理由があれば何でも許されるのか?自分が『父親続きのコマとして使われたくない』って、自分も他人をコマのごとく扱ってんだろ!(←月海の臨時講師の件)とまさに失笑。
あ~、作家さんが『夏生は実はいい人だったんだよ』と言いたくて必死なのはよくわかりましたが、わかっててもダメでした。

恒例の(?)黒崎さんの気になる言葉(や表現)、今回は『プリプリピリピリ』でした。夏生の怒り狂う様子を指した表現ですが、そりゃもうしつこく出て来るんですよ、コレが。

好き作家さんではあるんですが、これだけは何とかなんないのかなあ・・・なんとも安っぽく思えてもったいないんですよね。
どの作品にも出る書き癖なら、いい悪いはともかくまだわかるんですよ。でも、それぞれの作品ごとに変わるってことはワザとなのか?いったいどういう意図でやってんだろう、と不思議です。ホント、気になるので。

ま、申し訳ありませんがまったく面白くはなかったです。やっぱりルチル文庫の黒崎さんは、個人的に好みじゃないのが多いですね。

0

乙女化に萌え!

主人公の笠原月海は大企業の三男坊。
何一つ苦労したことがなくて、彼女もとっかえひっかえです。
彼女といっても、心から大事にしているのではなくて、ただのファッションとしか考えていません。自分の美しい・イケてる容姿に見合っているかだけを考えています。

そんな月海が、元カノの策略によって三ヶ月だけの臨時教員として高校で英語を教えることになります。
そこに登場するのが、元カノの弟・御堂智秋。
「姉の尻拭いをします」と月海のサポートを買って出た彼ですが、成績優秀・品行方正・容姿端麗の申し分ない姿に、思わず月海は(かっこいいなあ)と感じてしまいます。
お互いにメールをしあったり、一緒に通学したりするうち、どんどん接近する二人。
智秋から「姉の恋人として出会ったときから好きだった」と告白され、月海はときめいてしまいます。

でも、そこからが苦難の道のりが始まりました。
月海は、お坊ちゃんで可愛がられて育ってきたため、基本的に気遣いが欠けています。
それを、いつも智秋の心遣いで思い知らされ、年下に気を使わせる恥ずかしさを感じてしまいます。
学校ではみんなに信頼され、プライベ続きートでは旧家の実家の力を利用しつつ羽ばたこうと努力する智秋。
月海はますます惨めになり、自分が今まで、いかにいい加減に人生を送ってきたのかを思い知ります。

そんな時、偶然に見かけてしまったのは、智秋とお似合いの少女が腕を組んで歩く姿。そして智秋のマンションへと入っていく姿でした。
月海の不安は頂点に達してしまいます。そこで月海は、ついに思い切った行動に出ることに…。

見かけはクールで、現代的。いつもおしゃれな恋愛を心がけている月海が、乙女としてどんどん成長していく姿がとてもほほえましかったです。
気になったのは、所々に元カノ(智秋の姉・夏生)の話がオーバーラップして出てくるところ。せっかくBLな雰囲気だったところに女性の影が、元カノとはいえ頻繁に登場し、彼女のことを真面目に(愛はありませんが)考え始める月海に、バイなのかな、と一瞬思ってしまいました。

月海の、限りない乙女っぷりは、読んでいて楽しかったです。泣いたり地団太踏んだり、ストーカーまがいになっちゃったり。無様ですが一生懸命な月海の姿に、萌えます。

2

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