夜空に煌めく星の下

夜空に煌めく星の下
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神8
  • 萌×20
  • 萌5
  • 中立3
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
7
得点
58
評価数
16件
平均
3.8 / 5
神率
50%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
大洋図書
シリーズ
SHYノベルス(シャイノベルス・大洋図書)
発売日
価格
¥860(税抜)  ¥929(税込)
ISBN
9784813011934

あらすじ

彼女をつくるよりも男友達とつるんでいるほうが楽しい、そんな高校生だった智鶴だが、ふとしたことから2学年下の金子紗綾とつきあうことになる。
だが、彼女の兄である秋成に出会った瞬間、智鶴の心は男の目に捕まり、逃げられなくなった。
濃密な、その一瞬。それが、すべての始まりだった。親しくなったつもりでいると拒絶される。
離れなくてはと思うと、強い視線で搦め捕られる。緊張に、欲望に、絡まり合う感情は-!?

表題作夜空に煌めく星の下

金子秋成/運送業 昔はかなり悪さをしていた
雨宮智鶴/高校生 秋成の妹と付き合っている

評価・レビューする

レビュー投稿数7

背徳感のある切なさと甘さ

作者さんの本を読むのは「赤い呪縛」に続いて2冊目です。
前回読んだのと同じく攻めはオラオラ系のコワモテな兄貴でしたが、こちらの攻めは身内には優しく DV紛いな行動に出ることはなかったので、それだけでホッとしました。

萌え設定はガッツリ詰まってました。
彼女の兄貴に惹かれ、彼女に隠れてお互い求め合うという背徳感。
無性に会いたくて抑えられない衝動。
彼女がいる家で隠れてセックス。
オラオラな攻めが受けにだけ見せる弱さ。
そして彼女(妹)のために関係を断つ前、最後にと名残りを惜しむ切ない時間。少しでも長く一緒にいるための行く当てのないドライブと最後のセックス。
甘さと切なさが入り混じった2人の関係はすごく萌えました。

と、ココで終わってたら最高だった(T ^ T)
最後と決めた時間は何だったの⁉︎と拍子抜けのラストにモヤモヤ。
彼女のために別れを決めた2人の決意ってなんだったんだ…。
ハッピーエンドなのにめでたい気分になれず残念でした。

あらすじや裏表紙を見るとかわいそうに感じる彼女ですが、つきあうキッカケになった告白の仕方がイライラしました。あまり良続きい印象が持てなかったので、お兄ちゃんと彼氏が出来ちゃう不憫な境遇でも気にならなかったです(Ф∀Ф)

0

表紙裏に惹かれて買いました。

初めてできた彼女・・・本気じゃないしノリで付き合ってみたけど大切にするつもりだった・・・・。彼女の家にいくまでは・・・・。

女子高生をはさんで彼女の後ろで左右の男が手をつなぐ・・・なんて刹那的な絵なんだ!!!!と即効買いました。

絵師さまも有名な方だったので!!
がしかし~。正直 攻めがうけつけない・・・・。
ガチムチなんだろうけどなんだろ・・・最初は男らしくめんどくさいことはすぱっといいきり受けに対しても説教じゃない言葉まわしで更生させるあたりとかめちゃくちゃカッコイイ!!と思ったのですが。
二人が一線を越えてからの壊れ具合がなんとも・・・。
妹の彼氏に手出してひっこめて・・・妹にバレバレ・・・。
妹もお兄ちゃんが大好きで彼氏も好きだけど二人が想いあっているなら・・・と
別れを決意。
妹主人公でお願いしたい(笑)
正直、二人が最後にくっついたのが嫌でした・・・・。
なんだろ地雷?前半がかなりハマっただけにラストがショックな一冊でした~。

1

後半が弱くてモッタイナイ

面白かったです。
オラオラでいかつい攻めの妙な気弱さはツボにくるし、高校生受けのチャランポランな面もツボにくる。
ストーリー展開も濡れ場の描写もツボでした。

前半は神展開。
受けが彼女と付き合うようになったいい加減な成り行きも好きだし、そうやって付き合いはじめた彼女を「可愛い」って思っちゃう部分も好きだし、なのに彼女の兄ちゃんに出会って強烈に惹かれてしまうって展開も好きだし。
このお兄ちゃんと最初にセックスするシーンまでのハラハラドキドキは半端なかったです。

ただ後半が。
妹が自然と「自分の彼氏と兄の関係」に気づいてしまうところやラスト近くでの物わかりの良さ、ラストでの母親の態度などなどに、不満さを感じました。
母親と攻めがデキてるかのような伏線(寝言)はなんだったんだろな。
もうさ、グチャグチャのドロドロのひどいお話にしちゃったほうが良かったと思う。
てゆか私はそれを望んでいましたw
お話がまろやかに着地したこと、それがモッタイナイと思いました。

1

ちょっと物足りない

恋人の、兄との恋。
高校生で、まだ子供っぽいの智鶴が年上の男に惹かれていく過程は自然でした。
その逆、秋成がなんで智鶴に惹かれたかはちょっと弱い気もするけど。
ただね、全体的に葛藤成分が足りない気がするんだ。
恋人の兄と色々あってそういう関係になってしまった時も、その恋人に対する想いも。
恋人がいい子ちゃんすぎるのもちょっと疑問でした。
もうちょっとこうぎすぎすどろどろした展開を期待していたのでちょっと肩すかしをくらった気分。

1

え?大事にするってそういうこと?

奈良さんの絵にふらふら惹かれ、松田さん初読みです。

しゅみじゃない、に近い中立です。
というのも、読んでいて一人置いていかれました。
アウェイです。

主役智鶴が、高校生という時期に告白してきた女の子と、なんとなく付き合ってみるというのは分かる。
そして、偶然出会ったその兄に急激に惹かれていくというのも、まあ分かる。
それでお互いに惹かれあってしまったその兄と、つい勢いで致してしまったというのも、まあまあ分かる。
兄としての立場と、彼女を大事にしようと思っている智鶴の心の葛藤も、略。
展開としては、おもしろいです。

だけど・・・
これだけはっきり、妹という家族を一番に考えると断言している兄と、その想いに同調するように彼女を大事にしていこうと智鶴が考えているはずなのに、
妹が酷く虐げられているようにしか見えないのは私だけ?
兄も智鶴も彼女が大切であるから、葛藤しているはずなのに、この妹の前でバシバシ始めから2人の世界に入ってるよね。

妹がいつから関係に気づいているのかも曖昧だけど、兄達の態度もひどく曖昧。
妹を置き去りにして、なあなあに2人の関係続きが進んで、そのまま最終的に終わっていくストーリーで、一体どこに信念があったのか。
一環して、妹を大切にしているんだけれども・・・というのが理由づけされている割に行動が伴わず、話に入り込めませんでした。
文章自体はうまいし、好きな感じなんだけどなぁ。
うーん。


奈良さんが描く兄は、フェロモン過多で最高でした。

1

いつもよりも毒気少なめ

彼女の兄でオラオラ系青年・秋成×彼女持ち悪ガキ高校生・智鶴の、葛藤ラブです。
彼女の兄との二股という設定とこれまでの松田さんの作風を考えると、わりに甘めで爽やかな青春ラブ仕様になっていました。暴力描写もなかったし。

なんとなく付き合いだした彼女の家に初めて行った日に、主人公智鶴は彼女の兄・秋成に会います。そしてお互い(多分)無意識に一目惚れ状態。
そのうち彼女に会いに行っているのか秋成に会いに行っているのか分からんぞ、な状況になるのですが、この微妙な距離感にどきどきしっぱなしでした。
ついには秋成にガレージで迫られやっちゃうんですが、智鶴は彼女を傷付けたくないし(こっそり兄と付き合われる方がよっぽど酷いと思うぞ智鶴)、秋成は秋成で過去自分がヤンチャをして家族に迷惑をかけてしまったという負い目と男手は自分一人だという責任感があり、微妙なまま関係が続きます。

智鶴の煮え切らなさを、優柔不断というより高校生という微妙な年齢の心の揺らぎとして表現しているのところは流石です。
悪ガキ高校生を書かせるとホントに上手い。
オラオラ系のわりには弱腰だったりする、松田作品の攻めキャ続きラの意外性が好きです。受けと一緒に切羽詰まった感じで喘ぐ、その余裕のなさも。笑

三角関係というには少々彼女の存在感が薄く、ドロドロ感はありません。身内を巻き込んだ三つ巴で火花を散らすのかと思っていただけに個人的には少し物足りなかったのですが、逆にそういう愛憎劇が苦手な方は読みやすいのかも。
でもそれと共に、この作品の大事な葛藤色まで薄くなってしまっている気がしたのが残念でした。
それと終盤、決着の仕方が唐突に思えてしまったかなあ…作者買いしているくらい思入れがあるので余計に厳しめ評価になってしまいました。

と何だかんだ言いつつ次作も買ってしまう自分の姿が目に浮かびます。松田さんの作品はなぜか妙に惹かれます…なんだろうこの吸引力。謎だ。

1

妙にリアルなセリフや行動にむしろ照れてしまいました(苦笑)

金子秋成(運送業 昔はかなり悪さをしていた)×雨宮智鶴(高校生 秋成の妹と付き合っている)

高校生の智鶴は悪ガキグループの一人でそこそこモテるタイプなのですが、男友達といる方が楽しいと彼女を持つ友人をバカにしていました。ところが後輩の金子沙綾が告白してきた際、友人のひやかしなどにも煽られ付き合う事になってしまいます。沙綾から家に誘われた智鶴は、そこで沙綾の兄・秋成とはち合わせしてしまうのですが、兄弟に憧れを抱いていた智鶴は秋成と会うのが楽しみになり懐いていきます。そんな智鶴を遠ざけようとしていた秋成も、気持ちが抑えられなくなり結局は手を出してしまいます。

付き合っている彼女の兄と恋愛関係になってしまうという話です。修羅場がある訳ではなくドロドロした話でもないのですが、二人とも罪悪感を持ちつつでも会いたいという想いを抱えながら関係を続けているということで、かなり切ない雰囲気の作品だったと思います。最初智鶴に告白してきた沙綾の態度が鼻につきイラッとさせられたので、いずれ智鶴と兄が付き合うようになってもこれなら罪悪感は少ないだろうと思っていたのですが、読み進めて行くと意外に沙綾が続き普通の良い子だったので逆に「どうするの!?」と結構気になってしまい、二人が沙綾の事を考えて身を引こうとする決断にも「やっぱりそうなっちゃうよね…」と否定する気持ちが起こらなかったのも、読んでいて余計切ない気持ちになりました。

結局男二人は決断したにも関わらず煮え切らない感じになっていたところを、沙綾が(むしろ気を利かせて)決着をつけることで収まるところに収まるという流れになるので、結果的に沙綾は二人が出会うきっかけを作り、また最終的にはくっつける役目まで負っているので、考えてみればかなりの貧乏クジを引いていますね。不憫な子です(苦笑)。(…何だか沙綾メインの感想になってしまいましたね)

BL作品の愛情表現(セリフや行動)を読んでいて、こんな事ありえないよな(百歩譲ってもかなり稀だよな)と頭の隅で思いながらも萌えたりする訳ですが、この作品に関しては妙にリアルでいちいち照れくさくなってしまいました。特に秋成のセリフや行動がヤバかったです。この作品に限ってはそういう点に遭遇する度に“萌え”よりも“照れ”を感じてしまい、何となく落ち着かない気分になってしまいました。

1

この作品が収納されている本棚

PAGE TOP
  • 電子書籍
  • レビューを見る
  • 評価レビューする
  • 関連作品
  • 攻受データ