表題作はつはな

リハビリ師・高階/トモ
森崎/裕一

その他の収録作品

  • 愛煙家の登校日
  • 禁煙者の週末

あらすじ

[花いちもんめ(イロメ収録)]の森崎の初めての男編と
[はつこいの死霊]のトモと裕一のラストから一年後編の二本立てです。
(サイト説明文より)

作品情報

作品名
はつはな
著者
草間さかえ 
媒体
漫画(コミック)
サークル
soft_machine〈サークル〉
ジャンル
オリジナル
発売日
3.5

(10)

(1)

萌々

(3)

(6)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
6
得点
35
評価数
10
平均
3.5 / 5
神率
10%

レビュー投稿数6

『はないちもんめ』は本編カプじゃありませんが

『愛煙家の登校日』改めて読み返したら、良いです!!
購入当時は「ええっ、ソーナンとの××じゃないの?ヤだ!」って思ったのに。
そんな何年も経っていないのに、あの頃の私はウブだったのかな…?w

優しいリハビリ師は、性に奔放なタイプらしくて、
ノンケなのに自分の担当じゃない患者の森崎にムラッと…。
会話中、「かもって何が」とか「そう思ってたからかも」、
「…そりゃ こうだよ」っていう間接的な感じがリアルっぽく感じました!
リハビリ師の顎鬚がなんかいやらしくて、更に良かったですw
茶髪で(トーン貼ってたからたぶん)垂れ目の顎鬚って意外とツボかもしれない。
もちろん森崎も純情で可愛かったです!この、魔性受け!
素股だけで済んでホッとしたような…。

『はつこいの死霊』の『禁煙者の週末』
トモが年下だから甘え上手かと思いきや、やっぱり強引で、そうこなくちゃ!
裕一は年上だけど流されやすくって好都合ですw
しかもトモが余裕で(鼻歌まじりで)愛しちゃうしね…♪
二週間しなくたって、そりゃ触れば反応するってば!
そうなるようにお前がしたんだろと思わずツッコミました☆
トモはちょっと意地悪ですが、そこがまた良いのね。

最後、裕一がトモのアパートの一室を借りようとしていて、
「年貢の納めどきってやつかねぇ」なんて。
もう観念するしかないでしょう。
あんなに想われてたんだから、ね。




2

短いながらも読みごたえあり!

「イロメ」の中で、1年生とすごく年上の先輩の先輩の方のお初の話と、初恋の死霊の二人のその後のお話でした。
先輩のお初、リハビリ師みたいな事をかかれてましたけど、嘘から出た誠らしく、そういうお話になっていました。
先輩は今でも初々しいけど、お初の時も非常に可愛く、初めての戸惑いに溢れてました。
自分の治らないけがとみんなに遅れるイライラ。そう言うのを受け止めてくれたのがお初の相手になったリハビリ師だったんですね。
でもよく考えるとモラルに欠けるリハビリ師は現在はどこかに飛ばされておりました。

大人な二人のその後はとても淡々と日常が書かれていました。
普通に抱き合う事が日常になってる二人は、鼻歌歌いながらまるで屋上でビールを飲みつつ花火を見るのと同じレベルで睦事も行われておりました。
何となくほっとする光景でした。
どっちも何かほっこりさせてくれて楽しかったです。

2

やっぱりオジサンが好き

“はつこいの死霊”と“花いちもんめ(コミックス「イロメ」収録)”の番外編です。
実は、元のお話、忘れております・・・
コミックスの発掘もできなかった・・・

花いちもんめ【愛煙家の登校日】
 森崎君の初体験話。たしかに、リハビリ中のマッサージって何かありそう・・・しかし、森崎君がフェロモン全開って事なんでしょうか?

はつこいの死霊【禁煙者の週末】
 えー、お仕事してるおじさんはお疲れなんですっていうお話?
恋人と会う時間を作るのも大変で、会ったら寝ちゃって・・・
だから近くに越してくる予定なんですよね?
ま、今回は寝られる前にエッチができてよかったよかった。
しかし、裕一の背中が色っぽいなぁ。

元ネタを忘れていてもわかりやすいお話で、読み応えもありました。

1

各話、それぞれのとんでもオヤジの魅力がありました

<愛煙家の登校日>
『イロメ』の中にあった「はないちもんめ」ソーナンとできた留年2年生の森崎のリハビリ時代の話、これ読みたかったんですよ。
一体どうやってホモになったかって、さほど森崎も執着なさそうだったけど、リハビリの人一体どんな人物だったんだろうって?
うっはー!!下半身に節操のない人でしたよ(ビックリ)
足を触られて変な気分になっちゃった森崎もちょっと誘ってる部分なきにしもあらずでしたが。
人妻との不倫でクビになった落ちがあったなんて!ちょっと笑えちゃいました。
でも、森崎がタバコを吸うのもあの人の影響だったんだね~
ソーナンは、いっつも怖い顔してるなと、改めて思う。

<禁煙者の週末>
『初恋の死霊』の番外
本編であれだけ抵抗しまくって、その書き下ろしですんなりと適応しているしたたかさにびっくりした祐一のキャラ。
この話でもやはり、適応力が高いというか、ズボラというか、何と言うか、、
すっかり智に甘えきってるのが、年上なのに子供っぽいです。
しかし、表のラブホから調達するのか、ローションがポンプボトルっていうのに思わず笑い。
そんだけ、たくさん使うのね、ウンウン、、
いじってる最中鼻歌唄う智、楽しいんだろうな~♪
テーマの禁煙がどっかいってしまってましたが、この二人の未来が見られてよかったです。

1

おいしくいただきました

花いちもんめの方は、商業誌の扉絵コメントにあった森崎先輩とリハビリ療法士の話。なんだその設定は楽しいな!!と思っていたのでまさか書いてくださるとは思わなくて、むしろこれが読めただけでも個人的には大満足です。
もっといろいろシリアス展開なのかと思ったらやってることはともかく妙にさわやかなお話でした。妙に初々しい森崎くんと、ノーマルだけど彼に手を出さずにいられなかった性の求道者的な高階先生と。
この高階さん、やってることは人としてどうなの?だけどなんか憎めない人でした。
そこに愛があったかといえば非常に微妙(あこがれ&好奇心?)ですが、これが現在の森崎に繋がっているのだと思うとなかなか感慨深い。
妹や後輩に怒られてる彼はとてもかわいいと思います。

初恋の死霊はまさに後日談。
あいかわらずな感じの二人の日常がかいま見えます。
あーこの人たちここで生きてるんだなあという感じがしてとても楽しかったです。

1

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