絶対攻め落としてやるよ、清正

伊達オトコな真田さん!

伊達オトコな真田さん!
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レビュー数
2
得点
14
評価数
5件
平均
3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
学習研究社
シリーズ
もえぎ文庫(小説・学習研究社)
発売日
価格
¥552(税抜)  ¥596(税込)
ISBN
9784059041306

あらすじ

就職氷河期の中なんとか就職した会社、(株)カタクラで営業部に配属された清正。上司は営業成績No.1の「真田さん」だと聞き、名前通り歴史好きな清正は「真田幸村みたいな、優しい人だといいな」と思っていた。しかし「真田さん」は華やかで自由(傍若無人ともいう)な、イメージ的には伊達政宗な男で……!?
勝手に「小虎」と愛称をつけられつつ、必死で真田についていく清正だったが、ある日、なぜか強引にキスをされてしまい??!
(出版社より)

表題作伊達オトコな真田さん!

清正の教育指導係の先輩社員 真田深幸
ラーメンチェーン本社新人営業マン 箏浦清正

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数2

殿にも悩みはあるのです

今回は新人の教育係を任される有能な営業マンと
不況を乗り越え就職した新人営業マンのお話です。

先輩後輩として出会った二人が恋人になるまで。

受様は
関東を中心にフランチャイズ方式で
ラーメン店をチェーン展開する企業に
就職した新社会人です。

こだわりの塩ラーメンのみを提供する店は
資金や店舗、材料などは全て本社が用意しますが
どの店でも同じ味、同じサービスを厳守している為

本社の仕事はオーナーの経営フォローアップ、
味のチェック、新規店舗の開拓と
通常の営業マンの様なノルマは無いものの
オーナーの支えになる事と頑固なまでの
同じ味とサービスを守らせる事なのです。

受様は人見知りの激しい性格で
あまり要領も良くない自覚があり
どんな先輩が自分の教育係になるのか
初日は期待と緊張でいっぱいいっぱいでした。

そんな受様の担当になったのが
新人指導役の中で最も有能だと評判の攻様でした。

攻様は営業マンと言うよりも
ホストか芸能人の顔立ちと雰囲気ですが
受様が好きな戦国武将と同じ名前で
自然に尊敬と念と親近感がわいたので続きすが、

受様の名字が
難しい漢字で読み難く覚えにくいからと
「小虎」というニックネームをつけて
他部署の社員への挨拶回りに連れ出されては
早々に裏切られた気分になってしまいます(苦笑)

しかし苦難は続くモノでその日の昼、
受様の住むアパートでシロアリ被害が発覚、
大至急の避難勧告を受けてしまいます。

それでも緊急的避難として
攻様が責任者を務めている社員寮を紹介され
とりあえずの引越しをしたのですが…

会社の社員寮は
かなりのワケ有り物件だったのです♪

創業当時に建てられた年期の入った寮は
近く取り壊しが決まってはいる木造建物で
ちょっとした庭は草が生い茂り
暗くなったらちょっと怖そうな雰囲気で
その古さをワケ有りと思っていた受様ですが

夜のお風呂場で、
なんと寮生以外いるはずのない場所で
低くしわがれた声を聞いてしまい大パニック!!

慌てて助けを求めた攻様によると
ココは古戦場跡で寮には時々
「それらしきもの」が出ると言うのです。

仮住まいの受様に良かれと思った攻様ですが
聞いてしまった受様は怖さ倍増です。

以来夜は攻様の隣で過ごすのですが
昼は攻様について精力的な仕事ぶりを見、
夜も身近で生身の攻様を知るうちに
彼の一番になりたいと思うようになります。

殿に恋した家臣の思いは実るのか?!

新入社員とその教育係の社内恋愛モノです♪

いかにもなタイトル通り
登場自分物が戦国武将にひっかけた名前なので

武将その人とキャラの性格付けが
ぴったりだったり、ギャップがあったりするのを
楽しめる一作になっています。

攻様はギャップのある方で
名の幸村ばりの冷静で義に篤い男というより
派手で強引でも柔軟さもある正宗風な人物として
描かれています。

ソレが良くも悪くも後輩たちに影響していて
今までの教育担当をした新人君達が
攻様に追いつけないプレッシャーに負けて
早々にリタイヤしてしまった事が
結構トラウマになっています。

そんな攻様なので
尊敬の眼差しは同じでも
自分の足でしっかり立つ事を忘れない受様に
無意識ながらもロックオンされちゃったら
受様が可愛くて仕方なくなってしまうのは
それこそ仕方が無い事ですよね(笑)

攻様の同寮で良きライバルの先輩社員や
デザイン室のクールビューティ、
大手製粉メーカーの跡取り等
個性的な面々が脇を固める中
お仕事面でもしっかり山場があって
最後までとっても楽しく読めました♪

デザイン室のクールビューティを狙う
大手製粉メーカーの跡取り息子の恋も
ちょっと気になりますね。

今回は本作同様、
攻様に近付く為に頑張る受様のお話で
水瀬結月さん『俺様アイドルは演歌がお好き』を
ご紹介作とします。

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会社という戦国をのしあがってやるゼイっ!

題名から察する通り、登場人物の名前は皆戦国武将の名前で出来あがっておりますww
主人公は一途な清正、相手に性格は伊達な真田。
周りを固める人間達に性格が真田な伊達、頭脳派の石田に、直情型の左近だのwww
そして勤務する会社は「カタクラ」
そうなんです、会社は戦国なんですよ♪

まんまな設定にスベったらどうしよう?と危惧する心もありましたが、いや、そこは鳩村さんだし、信じて読み始めて正解☆
実に楽しい、置き換え型のお話になっていて最後まで楽しめました♪(ツッコミはなしでww)

入社したラーメンチェーン本社で配属されたのが本社営業。
そこで新人の清正の教育担当についたのが営業部主任の真田。
豪快で破天荒で、名刺にもおふざけがあったり、清正には勝手に「小虎」とニックネームとイラストをつけちゃうし、とんでもない人についたものだと、落胆していたのですが。
アパートの建て替えから社員寮に移ることになり、それは朝から晩まで同じく寮に住んでいる真田と一緒にいることになるわけです。
だんだん真田の良さに気が付いて、
「殿に一生ついていきますー!!」になってしまった清正ですが続き、、、

ビジネスを戦略とかけひきと、戦いに見たて知略を働かす(良い意味で)まさに将の器の真田の描写が、そのエネルギッシュな行動に清正が惚れこんでしまう姿はまるで主従の固いきずなというより家臣が殿に抱く「愛」ですよ、「愛」w
だから清正は、真田みたいにできるといいなとは思うのだけど、決して真田になりたいとは思わない。
そこが、真田が教育係になると新入社員が辞めてしまうという部分の理由なんでしょう。
”分”をわきまえるというのでしょうか?
その点で清正は運がよかったというか、分をわきまえることができたのも、同じ寮にはいったからだったのかもしれません。
だから、主人公達の恋愛も家臣の盲目的愛、しかも主だけを見るのではなくて、ちゃんと自分なりに役立とう、今自分にできること、やること、必要なことを見ていこうとする、視野が狭くなってしまっていない恋愛になっているのがいいのかもしれません。
お仕事きちんと、っていうのは好印象ですよねv
この作品の萌えポイントは、うまく戦国を生かした比喩で物語全般が進んでいくことでしょうね。

また、登場人物の中で真田のライバルであり友人でもある伊達も気になりますが、開発部の石田に夢中ですげなくされてる左近という存在も気になり、どうも続編があるのでは?
と匂わせるものが。
本編悪くなかったんで、次回作があれば期待しないで待ちたいと思うほどには期待したい♪(?)

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