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表題作 言ノ葉ノ世界

仮原眞也 → 三木眞一郎

藤野幸孝 → 平川大輔

その他キャラ
占い師[神谷浩史]/ シュウ[小野大輔]

あらすじ

生まれつき人の心の声が聞ける仮原は、それを利用してずる賢く生きてきた。
ある日、車と接触してケガをする。その車に乗っていたのが大学准教授の藤野だった。
仮原が初めて出会った心の声と口で発する言葉が全く同じ人間。
まるで輪唱のように響く藤野の“声”と言葉を心地よく感じ、
そんな自分に苛立った仮原は、藤野がゲイであると知り、
偽りで彼に「好きだ」と告げるが……。
※前作「言ノ葉ノ花」のパラレル作品になります。

作品情報

作品名
言ノ葉ノ世界
著者
砂原糖子 
イラスト
三池ろむこ 
媒体
CD
作品演出・監督
阿部信行
音楽
オンリード
脚本
鈴木昌子
原画・イラスト
三池ろむこ
オリジナル媒体
小説
メーカー
Atis collection
シリーズ
言ノ葉ノ花
収録時間
152 分
枚数
2 枚
ふろく
版元予約特典:フリートークCD
発売日
JANコード
4560223560706
4.5

(62)

(45)

萌々

(10)

(3)

中立

(2)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
18
得点
276
評価数
62
平均
4.5 / 5
神率
72.6%

レビュー投稿数18

作品は素晴らしい、ただ…

原作未読。
作品のクオリティーが凄いという言葉で失礼なくらい、素晴らしい。
もう、これ、BLCDとかの次元じゃないよ。
映画一本見終えたような達成感がある。
パッフェンベルのカノンが作中に度々登場する。心の声と発言が同じために輪唱のように聞こえてくる藤野をイメージしてかけてるんでしょうけど阿部さんのアイデアんですかね。
いい仕事しますね。相変わらずのこだわりを感じます。
いいですね。
ここまでクラシックの有名曲を多用するBLCD初めてでしたけど、作品にめちゃくちゃあってました。

作品自体はめちゃくちゃ辛い、重い、痛い。
皆さんおっしゃられてますけど三木さんの叫びの演技がもう迫力すごくて、あの瞬間はりつめていたものが割れて感情が一気に爆発するんですけど聞いていて思わず息するの忘れるくらい聞き入ってしまいました。
声に出して本当の気持ちを発言しなかった主人公が初めてむき出しにするシーン。
本当に映画みたいでした。

ただ主人公が本当に心が荒んでて聞いていて辛いです。
メンタル聞いてて病んできちゃう。
長尺だし、何度も繰り返し聞ける作品ではない。

0

設定がすごく効いてる

よく聞いてるBLCDの一つです。
三木さん目当てで購入しましたが、全てがすごく良かったです。
原作未読。前作未聴。でもしっかり話が分かります。

悪い攻めが本気で受けを好きになった矢先に攻めの悪いところがバレて嫌われたり距離取られたりして攻めが傷つく。テンプレですが、ほんとこうゆうの大好き。

特にこれは心の声が聞こえるって言うのがすごく効いてる。

平川さんの声すごくいいですね。癒される。
口に出してる声と心の声の重なりは素晴らしく
ほんと聞いてて気持ちよくて狩原君が惹かれる気持ちわかります。

そして三木さん得意な悪い攻め。最高。
いじわるだけど憎めないむしろかわいいし愛おしいと思う。
特に自分から離れていこうとする藤野さんを引き留めようとするシーンは声から必死さと不安がすごく伝わって何度聞いても心が動く。すごい

狩原君は心の声が聞こえることで大切なものを失った過去があり、そのためひねくれてるだけで、そんなに悪い人じゃないように思えて、わかってあげられるの藤野さんしかいないから!助けてあげてってすごく思って一緒になって苦しくなった。かなりのめりこめる素敵な作品。

原作読んでいないのですが、他のお気に入り上記テンプレ作品(しかもやっぱり悪い攻めは三木さんw)と同じ原作者さんだということに今気付きました。
そっちの原作最高だったので、こちらも原作も読んで他の話も手を出そうかなと思います。

0

人生で一度は聴いてほしい超名作

これは本物の神作品。人生で一度は聴くべき名作。個人的に言ノ葉ノ花より好きでした。もちろん前作も大好きなんですけど。
これはほんと、やばいです。大号泣しました。前作とともに、片方が心の声が聞こえる、そのせいで人とうまく関われない、でも相手がそれを受け入れる、という話しがせつない。ただこの言ノ葉ノ世界は、CV平川大輔さんの藤野が清らかで素晴らしすぎる。みきしんの酷い振る舞いに前半は心を痛めて聞いていたのですが、後半のもどかしい部分は、本当に切なかった。言ノ葉ノ花と違って、前半の辛さと後半の甘切なさの落差が大きいのがこのCDの魅力かもしれません。
あとはもう役者さんたちの演技が最高過ぎる。個人的に三木さんの演技はちょっと好みに合わないなーと思っていたのですが、この作品の三木さんはとっても好きでした。非人道的なことをするし、嘘つきだけど、人間の一番の軸?の部分はきっと温かい人だった筈なんだと伝わって来ました。それだけに「もういちど俺を好きだと言ってくれ」のところは本当に涙が止まらなかった。心の声が聞こえるせいで愛がもらえず、歪まざるを得なかった悲しい男をとてもリアルに演じられていました。マジで藤野に出会えて良かったねって心から思った。
そして平川大輔さん!この方には「流石のクオリティ」という称賛は合わない気がします。毎回毎回全然違う。声は変わっていないのに、面白いくらいに雰囲気が違っていて、私が一番尊敬している役者さんの一人なんですが、今回の藤野も、平川さんよりすてきに演じられる方はいないと思います。清らかで優しくて、まさに「奇跡のように優しく美しい男」でした!一言一言、全てのセリフに切なさ愛しさがぎゅうっと詰まってるように感じて、濃くないセリフが無い、というか、もうほんとに切なくて心が抉られました。カリハラに愛されて良かったね。最後の方の、「もしかして、嫉妬!?」のところ本当に好き。可愛い。

1

共に傷付きながら・・・・

原作は未読です。全作「言ノ葉ノ花」の原作も未読です
平川さんと三木さんのお声目当てで聴きました。
原作は未読でも、ストーリーに迷子になることはありませんでした。分かりやすいお話だったともいます。

しかし、攻め様・・・本当に酷い・・・むごいお方です。でも、攻め様がこうなってしまったのも分からなくもない部分もあったりで、憎み切れないキャラでした。でも、聴いていて本当に辛くて、受け様がかわいそう過ぎて、途中くじけそうになった瞬間もありました。攻め様や受け様と一緒に傷つきながら聴いたという感じです。
それだけ、お二人の演技が秀逸だったのだと思います。いや~、本当にお二人とも凄かったです。

素敵な演技なのですが、私的にはお話はヘヴィーなので、なかなか簡単にはリピートできませんが(聴く前に覚悟みたいのや、主人公達のダメージを受け入れられるエネルギーが必要)、それでも時々じっくり聴きたくなる・・・そんな作品です。


1

嫌な奴だけど‥わかる

原作未読。
「言ノ葉ノ花」は原作、ドラマCD共に既読。

心の声が読める仮原(攻様)。
「言ノ葉ノ花」の余村より、彼はさらにしたたかで。
世の中をなめ腐ってる感じ。
三木さんが憎たらしく思えるほどぴったりです。←褒めてる
でも、仮原はホントに藤野が好きなんかなぁ。
自分を想ってくれているから、無自覚に依存している気がして
もやもやしました。

パラレルの象徴として登場する「占い師」。
(想い)人を心から信じられなかった末路かと思うと、
なんだか「道徳」の時間のようにも思えますが←斜に構えててすみません
その後の結末に仮原が一役かっているので、
ろくでなし仮原も許してやるかって気になります。

0

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