自由恋愛系シェフ×オクテな会社員で贈る恋のレシピ

恋はフェアじゃないけれど

koi wa fair janaikeredo

恋はフェアじゃないけれど
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神1
  • 萌×21
  • 萌10
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
4
得点
40
評価数
13件
平均
3.2 / 5
神率
7.7%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
角川書店
シリーズ
ルビー文庫(小説・角川書店)
発売日
価格
¥514(税抜)  ¥555(税込)
ISBN
9784044520175

あらすじ

偶然出逢ったシェフの氷見に試作品の味見を頼まれた椎名。ある日、酔っ払って氷見にキスしてしまい、今までひた隠しにしていた性癖がばれてしまう。けれど動揺どころか「一度なら試してもいい」と誘ってきて…!? 

表題作恋はフェアじゃないけれど

留学経験もあるフレンチレストランシェフ・氷見清治郎
コンサルティング会社の経営コンサル・椎名輝季

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レビュー投稿数4

すれ違いギャップ萌カップル!

『恋はゲームというけれど』のリンク作。
前作の主人公の初恋相手だった。椎名のお話。
一部かぶっているシーンはあるものの、単独で読んでも大丈夫な内容でした。

まず驚いたのが、椎名は攻様だと思っていたのに!
最初こそ、攻様を抱きたいと思っていたものの…好きならどちらでもいいなんて!
しかも、ゲイなのは自覚しているのに、男性経験はなく、普通に女性とも付き合っているという…ちょっと変わった、面白い設定でした。
今回のお話は、結構仕事も絡められていて、美味しそうな食べ物がたくさんでてくるので注目でした。

フレンチレストランシェフの氷見 × 経営コンサルティングの氷見の
思い切り勘違い&すれ違いラブ。

氷見が働いてるフレンチレストランで食事をしていた椎名は、マナー違反の客から、老夫婦を庇いワインをかけられてしまいます。
店側がお詫びに出してくれたパンケーキが忘れられず、それから1年!
そのお店を経営面でサポートしつつ、またパンケーキが食べたいと思う椎名。
このパンケーキがきっかけで、氷見と接点をもち、料理を通じて段々仲良くなり、恋に落ちていく椎名。

でも、続きキスをして告白するものの、氷見の答えは「ごめんなさい」。
椎名もはっきり好きだとは告げれず、誤魔化していくうちに、どんどん言い出せなくなって、身体の関係だけが先立って続いていきます。
好きな相手と出来るなら、身体だけの関係でも構わないと考える椎名ですけど…
氷見の料理を食べて感想をいったり、食べ歩きに付き合ったり、最初は会話があったのに、段々それすらもなくなって、本当に身体だけの関係が辛くなっていきます。

一方の氷見も椎名の事が好きなのが伝わってきます。
例えば、店に女性の同僚や女性や友人を連れてくる事に対して、誤解して嫉妬していたり。
気持ちのすれ違いと誤解でお話が展開していきます。

成宮先生に、片思いのせつない気持ち、受様の焦れったさやウジウジ感を描かせたら、本当にうまいなあと思います。
今回の勘違い加減も、最後の方は一部イラっとはさせられるものの、全体的には面白くスラスラ読めました。

キャラのギャップがいい感じのテイストになっていて面白かったんです。
氷見は女顔で草食系かと思いきや、恋のスタンスは雑食。
本気になれば、独占欲の強い肉食系。
椎名も、男前受で仕事も出来て、華やかでモテモテなスマートなタイプかと思いきや…
まさか、こんなに初心で、恥ずかしがり屋で、内側にため込むオクテタイプだとは思いませんでした。
ある意味、意外でギャップ萌でした。

椎名の同僚&友人でもある枝野さん好きでした。
多分彼女の思い人は椎名なんですよね…。
椎名の性癖も知っている上でも好きだった彼女。
最後、友人としての位置を決めた彼女は、告白はしなかったものの、 その後の態度に現した潔さは気持ちが良かったです。

最後の告白シーンは美味しかったです♡
恋人になった途端、遠距離恋愛になる2人なんですけど、甘〜い雰囲気を醸し出してくれているのでニヤニヤ安心して読めました。

このシリーズは、多少物足らなさはあるものの、さらりと読みやすく、すれ違いラブがお好きな方は楽しめるんではないかと思います。

2

パンケーキ食べたいよ

『恋はゲームというけれど』のスピンオフ作品です。
でも内容的に単体で読んでもまったく問題なし。
私は『恋はゲームと~』が隅から隅まで地雷だったもんでかなり不安に思いつつ恐る恐る読みはじめたんですが(地雷にぶちあたっても成宮ゆりさんは作家買いしたい作家さんなんですよね~)、大丈夫でした!面白かったです。
エッチするようになってもお互いに「相手は本気じゃない」「相手には他にもたくさんセフレがいる」と思ってる、勘違いとすれ違いのお話。私このパターンが妙に好きなんですよね。成宮ゆりさんはまたこのパターンを描くのが非常に上手いんです。
エッチする前は「客と料理人」という関係だったんですが、二人の距離感がじわじわ少しずつ縮まっていく雰囲気が好きでした。
カラダの関係を持つようになって、むしろココロの距離ができてしまったのもひしひしと伝わってきました。

あと、お料理関係の描写にはいちいちワクテカしました。
ホットケーキミックスを常備してるほど大好きなんですが、氷見の作ったのが食べたくて腹がぐーと鳴りました。

2

こんな攻もいるんですね。

なんと言うか…、女性と付き合える受って初めて読んだかも。

なかなかにかっこいい受ですが、中身は可愛い人です。
男性でかっこよくて、可愛い人ってあんまりいませんなぁ。

攻は見た感じ甘いマスクなんですが、中身はけっこう強引で男前。
いいっすねぇ、このカプ。

攻、ちょっと策士。
もう、ずるいなぁって苦笑しながら読んじゃいました。
でも恋したとたんに臆病になってる受にグイグイ迫っていく攻。
料理人とは思えない大雑把さ加減。

受け同士を、お互いの攻をヤキモチ焼かせる存在にしちゃうとはなかなかやりますね。
つまりそれだけいい男なんだなぁ、二人とも。

今回の受けは、素敵な女性の同僚の気持ちに全く気がつきませんでした。
鈍すぎるにも程があります。

桜城センセのイラストは攻のほうが線が細かったです。
でもキスシーンはきれいでした。
鎖骨に優しくキスをしているところは、悶絶モノです。

ラストのほうで『ゲームと言うけれど』のカプがまた出てくるんですが。
そっちの攻がどうにも今回の受を牽制しまくります。
すごいヤキモチ焼きで、でも受が気がつかなく続きて…って部分に微笑んでしまいました。

二組とも、素敵カプですね。

今回のキーワード
『月がきれいだね』

2

好きになった方が不利?!

今回は留学経験もあるフレンチレストランシェフと
コンサルティング会社の経営コンサルタントのお話です。

出会いから誤解が積み重ねで
お互いの恋に気付かない2人がまとまるまで。

受様は
経営コンサルティング会社の四年目社員です。

受様は一年前、
取引先に薦められたフレンチレストランを訪れて
印象的な味に出会います。

その店はギャルソンも感じが良く
内装も室内の音楽も料理も完璧でしたが
ワインや料理に難癖をつける客がいて
雰囲気を台無しにしていました。

しかもその客は
老婦人が態度の悪さを注意すると
ワイングラスに手をかけたのです!!

反射的に受様は
彼女をかばってワインを浴びますが
ソレをきっかけに店のパティシエと知り合います。
この彼こそ今回の攻様になります♪

攻様は怒り狂う件の客を有無を言わさず
つまみだす程の力量がありながら
優しい面立ちで柔らかく甘い雰囲気の男です。

恐縮する彼にお詫びの品として出された
パンケーキは受様に亡き母との
優しい思い出の味を思い起こさせました。

それ以来受様はその味を続き求めて
店に通うようになりますが
メニュー外らしく食べる機会はありません。

そんなある日、受様は
攻様が元カレに絡まれている所に遭遇、

結果的に攻様の窮状を救った受様は
お礼にと閉店後にパンケーキを
御馳走して貰います♪

一年ぶりのパンケーキはやはり懐かしい味で
幸せをかみしめた受様ですが
攻様と交すたわいない会話や優しい視線に
胸のざわめきを感じて戸惑ってしまいます。

それをきっかけに攻様は
受様に試作品の味見を頼むようになり
受様はいそいそと通ううちに
彼への恋を自覚するようになります。

思いが募った受様は告白を決意しますが
勢い余った受様は攻様にキスしてしまいます!!

しかし攻様がゲイだという事も
パティシエだという事も受様の誤解で
受様は惨めな気分で家路につく事に(苦笑)

どん底の受様は次に誰かを好きになっても
気持ちは告げないと誓うのですが…

既刊『恋はゲームというけれど』のスピンオフで
既刊の受様の初恋相手が本作の受様になります。

好きになる相手は同性でも
女性とも付合う事が出来た為
自分から告白した事が無かった受様ですが

自分好みのパンケーキを作ってくれた攻様が
男性客ともめていた事からゲイだと誤解して
彼に告白を決意します。

しかし、
告白直後に受様の認識が全て誤解と判り
すっかり諦めモードになるのですが

対する攻様の方が受様の告白で
恋愛モードに切り替わる為
2人の間は誤解とスレ違いが満載で
なかなか2人の歩調が合いません(笑)

既刊で本作の受様が登場した時に
既刊の攻様が疑心暗鬼になった様に

既刊の受様と本作の受様が会った際には
本作の攻様も嫉妬心を燃やしてしまいうという
本作も成宮さんお得意の
山有り谷ありなジェットコースター展開で

どこまで行ったら落ち着くのかと
最後までたいへん楽しく読ませて頂きました♪

本作は関連作である成宮さんの既刊
『恋はゲームというけれど』をおススメです。
合わせて読むと楽しさ倍増ですよ。

3

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