表題作つづれ刺せこおろぎ

宝生政近・刑事・五十代
白井透・工場勤務・27歳

あらすじ

 引退間近の警察官×事件に巻き込まれた貧乏青年の純愛官能小説。
 すでに捜査の第一線からは退き、若手の指導係として残りの警察官人生の総括に入っていた宝生政近。だが男同士の情念のもつれが疑われる事件に関わることになり、容疑者だった青年・白井透に聞き込みを続けるうちに、だんだんと魅かれていく。謎めいた青年の心に迫るために、彼を激しく抱く宝生だったが、青年には心に大切に想う男がいた……。
 不幸どん底の貧乏健気青年を助けるため、不器用な親父攻めが奮闘する長編小説です。

発行サークルのwebサイトでも(全部ではありませんが)読めます。同人誌には書き下ろし(10ページ)とおまけ本つきです。

作品情報

作品名
つづれ刺せこおろぎ
著者
甘粕杏奈(唐棣色) 
媒体
小説
サークル
Juvenile Porno<サークル>
ジャンル
オリジナル
発売日
5

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萌々

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中立

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趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
5
評価数
1
平均
5 / 5
神率
100%

レビュー投稿数1

幸薄い

BLというかハードボイルド小説を読んだような読後感。宝生さんがハードボイルドな人だからか…。それにしても読めば読むほど透はひどい人生を歩んでいるなぁって感じです。借金とりにボコられるは、信二も結婚しちゃうはでかわいそう(;ω;)。不幸のオンパレード。透にはもっと幸せになってもらいたいのに幸せが見えてこない。まぁ、透の弱さが不幸を呼び寄せちゃうのかもしれないですね。余談ですが、次から次へと男を惑わす透の色気を実際見てみたい。

1

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