捕らわれて抜け出せない恋!

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表題作恋は銀幕に踊る

ケイ,34歳,本名から経歴まで全て謎の映画評論家
倉木紘也,24歳,映画配給会社の新人バイヤー

その他の収録作品

  • 恋は銀幕に宿る
  • あとがき

あらすじ

映画が好きでバイヤーになった紘也は、初めて買い付けた作品のヒットを願い、絶大な影響力をもつ憧れの映画評論家「K」に会いに行く。
俳優顔負けの甘いマスク、危険な色気を放つ帝王のようなケイに一瞬で心奪われる紘也。ところがケイの報酬は超高額、支払えない紘也はキスを要求されてしまう!
傲慢で濃厚な愛撫、どこでも身体を開かされる恥ずかしさ。ケイの愛撫は強引なのに蜜のように甘くて身も心も抗えなくなり――!?

作品情報

作品名
恋は銀幕に踊る
著者
御堂なな子 
イラスト
亜樹良のりかず 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA(アスキー・メディアワークス)
レーベル
B-PRINCE文庫
発売日
ISBN
9784048692786
3.5

(8)

(1)

萌々

(2)

(5)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
28
評価数
8
平均
3.5 / 5
神率
12.5%

レビュー投稿数4

スパダリ好きのあなたへ送る

間違いなく『神』です。
それも強烈な『スパダリ』と、『凄く可愛いくて、ともすれば弱く見えちゃうのに、一本筋の通った受け』

先ず最初に『BLありき』と念頭に置いておかないと、
「ン???」
いきなり唇を奪われちゃう???と思うかも。
それだけはBLだと思ってお読みください。
それ以外は本当に面白いっ!
グイグイ惹き込まれて行きます。

まぁーた、亜樹良先生のイラストがたまらんっ
♡✧。(〃>ᴗ<〃)。✧♡
要所要所にドヤっと出て来て、ハートを鷲掴み♡♡
嫌が上にも盛り上がります。
そしてラストで最初に「ん???」な答えが・・・。
そやったんかーーー!!
と、思わず引き返して読んでしまいました。
本来ならここで終了していた物語なのですが、この本が出版されるにあたり、本編のページ数近くに及ぶ書下ろしがあり、どんだけぇぇぇって程に嬉しさも倍増。
あっつあつのエッロエロもまたまた堪能出来ます
ԅ(//́Д/̀/ԅ)ハァハァ♡

この『スパダリ』のミスターケイ、本当にかっこいいんです。
最初のとてつもないクールで慇懃無礼な登場から、見事な迄のスパダリ。
はぁ、ため息が出ちゃう。
その『攻め』に、見事に対抗出来る『受け』も、これまたいいっ♡♡

全編スーツ姿のカッケー男達なのですが、このミスターケイ、和服姿も披露しちゃい、コレまた「惚れてまうやろ」な(´,,•﹃ •,,`) 

兎に角、スパダリ好きな全世界の人に告ぐ!
「これ読まなきゃ だめーっ ダメーっ ダメーーーっ」

0

ひたすらに甘い!!!

映画業界を舞台とした作品。
配給会社やバイヤーの視点で見る映画の世界が
興味深く、BLではなかなか珍しい題材なんでは
ないかと思いました!
といっても、描写のメインは攻めと受けのイチャイチャやセレブ生活の方なので、お仕事BLという印象はあまりありません。
昔懐かしい感じの、ゴージャスで糖度高めのBLを読みたい!って時にオススメです。


受けの紘也は、映画会社に勤める若手バイヤー。
はじめて買いつけた映画のヒットを願い、
有名映画評論家のケイ(攻め)に批評を依頼する。
いきなりキスしてきたり、会いに来てくれたりと
強引だが情熱的なケイに、紘也はどんどん夢中に
なっていき…という展開。

ケイがとにかくイタリア男のように情熱的で
芝居がかった愛の言葉の数々がインパクト大でした。
それに感化されてか、最初は普通の映画好きの青年っぽかった紘也も、後半にいくにつれどんどん言動がオーバーになっていきますw
このデレデレな雰囲気、
既刊の『いとしい背中』に似てるかも。
溺愛攻め好きには堪らない作品かと思いますv


ただ、ケイに裏切られ傷ついた紘也が
ケイをいったん拒絶するも、
その後すぐ許してしまうのは拍子抜けでした。
ケイの生い立ちや、紘也への愛を思うと
許したくなるのも分かりますが
仕事をいわば横取りされたわけで、
バイヤーとしてそのへんのプライドは
持っていて欲しかったかなと。

また、後半のパーティーやら海外やらの
華やかな描写はとても素敵ですが、
個人的には前半のような配給権争いなど、
もっと地に足のついた仕事描写を読みたかったです。

お仕事物としては物足りないところもありましたが
二人のバカップルぶりはすごくツボだったので
萌評価とさせて頂きますv

2

攻め様キャラ!

とにかく攻め様のキャラ爆発!で楽しめました
仕事に対する情熱!すばらしいです!

受け様の仕事に対する一生懸命さがしっかり書かれていてよかったのですが
とにかく攻め様のキャラがインパクト大でした
セリフは耳元でささやく感じのあまったる~~~い
映画のワンシーンのようなセリフwww
そしてそれにこたえる受け様のセリフ!
甘い!甘過ぎる!!!
まさしく2人の世界でした!

攻め様に夢見れる作品で、疲れた時に甘いものが取れるので
大変楽しく頂けました(*´∀`*)

2

エロ親父っぽい

こういうセクハラ・パワハラと言っても過言ではない肉体関係から始まる淫靡な感じの恋愛モノはあまり好みではないのですが、このお話は攻のケイが笑っちゃうぐらい完璧でダンディで、かつエロ親父(とても34歳とは思えない)で、それなりに楽しめました。

普通のシーンでもセリフがいちいちハー●クインっぽくて(勝手なイメージ)、こんな人が上司だったら困っちゃいそうです。受の倉木も冒頭こそ凡庸な映画好きのサラリーマンですが、ケイに触発されたのか、発言や行動がどんどん誘い受けの巧者と化してきてビビりました。おおう…恋に溺れるって怖いのね。

お仕事の描写も多いので、映画業界のことに興味があればそういう側面も面白いと思います。

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