きっともう、キスも抱きしめてももらえない――。

Blue Lust(2)

Blue Lust

Blue Lust(2)
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神53
  • 萌×215
  • 萌7
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

55

レビュー数
7
得点
346
評価数
76件
平均
4.6 / 5
神率
69.7%
著者
 
媒体
コミック
出版社
フロンティアワークス
シリーズ
Dariaコミックス(ダリアコミックス・フロンティアワークス)
発売日
価格
¥648(税抜)  ¥700(税込)
ISBN
9784861348822

あらすじ

隼人は、自らの「過ち」を見ないふりし、奏真からまっすぐ向けられる想いと優しいキスを受け入れ、求めるようになってしまう…。
そんな時、隼人が「過ち」を犯した相手・宮沢と、奏真を介して再会する。
宮沢への償いきれない後悔に苦しみながらも、奏真に対し、これまでとは異なる想いが芽生え始める隼人。
向き合いたい思いにかられ、隼人は嫌われる覚悟を決め、奏真に自らの過去を告げる。
かつて自分を追い詰めた人間と同じ過去があり、これまでの関わりが贖罪だったと知った奏真は――…。

表題作Blue Lust(2)

片平奏真 高校2年生 転校生 
五百川隼人 高校2年生

その他の収録作品

  • Blue Lust 第6話
  • Blue Lust 第7話
  • Blue Lust 第8話
  • Blue Lust 第9話
  • Blue Lust 番外編

評価・レビューする

レビュー投稿数7

隼人〜!

1巻の、恋愛にとらわれるや否やの緊迫感と、痛々しく切ない高校生たちの姿に大いに萌え、2巻を心待ちにしておりました。期待は……裏切られなかった!
恋といじめ、告白できない片想い、友達への罪悪感。高校生モノBLの言わば王道中の王道、それなのになぜか目が離せない作品です。
高校生ものBLの醍醐味っていうのは多分、この気持ちがバレたらこの世界が終わってしまう、とまで思わせる学校内だけの小さな世界・閉じた人間関係の中での濃密な心情の揺れ、だと思うのです。
大人なら、世界はもっと広い、周りには色んな価値観の人達がいるって、心はともかく頭では知っているからね、だから高校生もの読むと切ない。大丈夫だよって言ってあげたくなるのです。
(2)では、中学の時に告白を受け止めきれずに傷つけてしまったかつての「親友」昇が、奏真の前の学校の友人として登場し、隼人の日常がぐらつく展開。
隼人の凄いところは、昇にも奏真との始まりは『昇への償い』と言葉にして、もう遅すぎるにしろずっと悪かったと思っていたことを伝えた、そして奏真にも友達を自殺未遂に追い込んだ事を話す、ところ。
普通は繰り返しますよ、同じこと。続きでも逃げずに立っている隼人。
今回逃げてしまうのは奏真の方です。もう今までみたいに屈託無く隼人に甘えられない。
すれ違う両片想いの痛々しさ。
2巻はラブ展開なしで心の痛みの方が多かったですが、巻末隼人が奏真に告白、あとは奏真がどう出るか、何と昇にメール?という終わり方、しかも次巻予告は不穏な空気……
次巻完結とのことなので何とかハピエンで、と読者的には思うけれど、どうぞ作者様その心の思う存分を描き切って下さい。

ところで昇がやけにカッコいい!心の傷も額の傷もしなやかな鎧に変えたみたい。スピンオフで昇がこれでもかって愛される物語欲しい。

4

贖罪とこれからと

過去の男との再会からな今回。
イメージしてた姿とは全然ちがうヴィジュアルでしたw
もっとひ弱なイメージだった。

過去、どういう出会いから、どうなってそれに至ったのか
が描かれる前半戦。
学生らしいにぎやかな雰囲気が好き。
無二の親友と言っても過言ではない懐き方がすごく可愛い。
だからこそ、「好き」だと告げ、そこからの展開が辛辣。
こらトラウマになるわなと(ノД`)

「男と」なんてやっぱりありえない。
そう思っていた隼人が自分の気持ちの変化に気づく後半戦。
「贖罪の為なら俺に抱かれるのか」と言われて「やっぱり無理だ」
そんなところからの甘い展開を期待していただけに
あーあーと唸るしかない。
好きだと自覚したから本当のことを話したい。
好きだと自覚したからこれ本当のことを知ってほしい。
すべてを打ち明けることを決め、話たがゆえになすれ違いが切ない。
お互いそれぞれに抱えた葛藤がうまくかみ合わない感じが
なんともモドカシいのです。

好きだから些細なことでも、声をかけてくれるだけでもうれしい。
好きだから自分だけに頼ってほしい。
お互いにそ続きんな風に好きを自覚してて、こじらせてるくせに
上手くかみ合わないのがモドカシイ。

次回はいつになるのか・・というところですが
ハッピーエンドで終わってくれることだけを願いたいと思います。

2

切ないッ…

昇に出会ってからの2人の関係がもうなんとも切ないです

0

想いがこぼれる、すれ違い

性癖がバレてイジメにあい転校を余儀なくされた奏真、親友を自殺未遂に追いやった後悔を引きずっている隼人。奏真は隼人に出会ったことをキッカケに明るさを取り戻していく、そんな奏真を見守る隼人、穏やかな関係ができはじめたところに現れたのが奏真の前の学校の友達・昇で、昇こそが隼人が自殺未遂に追い込んでしまった被害者…
1巻はその3人が会ってしまったところで終わりました。

そして2巻、隼人は昇と会ったことで過去の過ちを自覚、自分の過去にも向き合うために、(昇が被害者なことは伏せて)奏真に過去のことを話す。奏真が心を閉ざす原因と同じことをしていたと打ち明ける勇気ってどれだけのものだろう?
隼人は奏真が大事だからこそ、汚くても自分自身のままで奏真の前に立つために話したのに、奏真は自分は贖罪の代わりだったことに傷つき、隼人の負担にならないようただの友達でいようとする。
お互い想いあっているのに、遠慮しあってギクシャクとかみ合わない二人。

そんな時、奏真が隼人の手にケガをさせてしまい、奏真は隼人の手の代わりに学校生活をサポートする。ここでも全部の面倒をみたい奏真と、奏真の負担を考えて遠慮続きする隼人ですれ違いが起こるのだけど、隼人は、奏真と前の被害者は別なことと奏真への想いを伝えて、また穏やかな二人に戻っていくのかなという流れで、まだ解決してない昇がキーポイントになりそうな次巻に続きます。

隼人が昇のことを奏真に話さなかったのは、昇のプライバシーを考えてのことだったのに、それが新しい溝の原因になりそうです。次巻が最終巻と予告に書かれていました。

封入特典ペーパーと番外編(1P)は、奏真の想いがチラつく二人のほのぼのとした日常で、本編がシリアスな分、短くても癒されるエピソードです。

この本のレビューなんだから作者の他作品と比べても仕方ないと思うのですが、最終回に向けて、ひなこ先生に書きたいテーマを書ききって欲しいからあえて書きます。
ひなこ先生は線が丁寧な絵を描き、短編でもキャラの性格を書き分けてまとめるストーリー力を持つ漫画家だと思っています。
そしてアホエロコメディはひたすら笑えて、執着物はそれと気付かず落ちていく過程にゾクゾクさせられ、鬼畜物は心の闇を垣間見るように怖い、同じ作家が書いた話とは思えないストーリーの幅の広さに驚かされます!
『BLUE LUST』は心のトラウマという重い設定なので、心に突き刺さる痛さもありますが、この重い設定にどんな終着点を持ってくるのか、ひなこ先生だから期待せずにはいられません。
外野の声に惑わされることなく、ひなこ先生が考えた通りの物語を書いて欲しいです。最後までひなこ先生の物語についてきます。

3

昇も幸せになってほしい

隼人は、昇という親友の気持ちを踏みにじってしまった過去を忘れられずにいた。意図して傷つけたわけではなかったが、この頃の隼人は同性を好きになるということをまだ理解できなかった。
その後出会った奏真に、昇の姿を重ねた部分もあるとはいえ、昇に対する思いとは違う感情を次第に隼人は持つ様になる。そんな中、実は奏真と昇が友人同士であることが発覚。久しぶりに会った隼人と昇は…。

今回、ラブ度は低く、深刻なストーリーとなっています。
隼人は奏真への想いを伝えたので、次巻で波乱は巻き起こるんでしょうけど、最後は幸せになってくれると思います。
私が気になるのは昇の方でした。恋敵であると同時に、友人である奏真を自分の二の舞にするな、という彼の優しさに胸が痛くなりました。
昇の恋は実らなかったけど、人を好きになることが辛く悲しいことだとは思わないでほしいです。
奏真と隼人のストーリーが終わったら、彼のスピンオフとか出ないかなぁ。切なくもあまあまのハッピーエンドで。

3

幸せになる彼らを見届けたい。

 『Blue Lust 1』を読んでから他の作品も読み始めたひなこ先生。シリアスから甘エロ、あほエロにちょっとブラックなお話まで、作品ごとにまるで色が違うところが大変魅力的です。中でも私は、やはりこの『Blue Lust』の青くて透明な、張り詰めるような色が一番好きです。

 隼人の中学時代から始まる2巻。くりくりとしたまん丸な黒目の隼人が、素直であどけなくて表情豊かでとっても可愛くて、昇と出会って親しくなる過程がなんとも微笑ましいのに、中学時代の二人の結末がわかっているから切なくて切なくて…。
 昇が現れたことをきっかけに隼人は奏真が愛しいと気づくものの、どちらも一生懸命なのにすれ違う心に胸がキリキリと痛む。
 クラスメイトの軽い「できてんの?」の言葉にショックを受けた奏真を追って、二人が出会ったあの屋上の空の下で「奏真のことが好きだから」と告白した隼人。秋の空は出会った日より濃い色の青だったのかな。ひなこ先生の場面の切り取り方が素晴らしくて、とても美しかった。
 悩んだ奏真は昇にメールを…。そして3巻に続きます。

 昇は彼らをどうするんだろう?隼人の過去の過ちの相手続きが昇だと知る時、奏真は耐えられるのだろうか?奏真のことも昇のことも二度と傷つけたくない隼人は、どんな道を選ぶのだろうか。
 2017年に発売予定の3巻で完結するそうです。そこで昇が隼人を許せたら嬉しい。奏真が隼人を信じることが出来たら嬉しい。隼人の真摯な思いが二人に通じたら嬉しい。一生懸命に生きる彼らがみんな幸せになって欲しい。

3

隼人の頑張りに感動しました!

萌えとしては1巻のが断然萌えました。でも、二人にとって避けては通れないお話し。大事なエピソードでした。




波乱を含んだ終わり方をした前巻に続き、今回はハラハラきりきりしっぱなしでした。


中学時代に傷つけてしまった昇との再会に本当は喜びたいのに過去の過ちがそれをさせない。元々素直で明るい隼人だけにその辛さが読んでいて伝わりました。


その辛さの中でした奏真からの優しいキスが今回めちゃめちゃ萌えました!


痛いところを突かれたり、過去を打ち明けた奏真から避けられたり、ダウンしそうな隼人でしたが、踏ん張ってアピールする姿に心打たれました!


真っ直ぐに奏真に向き合う姿が健気で男前でした!!

自然と奏真を愛しいと思え、好きだと告げれた隼人!!頑張って向き合って!!と奏真を応援したくなりましたが、相談しようとしている相手が………昇。オーノーまた波乱を含んで次巻です……


今回は、打ち明けてからギクシャクし距離が離れていってしまい甘いところがほぼなかったのですが、次が最終巻とのことで次に期待します!


ただ、予告カットが………続き辛すぎるものばかりで本当に幸せになれるの……??泣


3

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