ファミリー・レポート

family report

ファミリー・レポート
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神2
  • 萌×23
  • 萌3
  • 中立2
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
4
得点
33
評価数
11件
平均
3.3 / 5
神率
18.2%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
心交社
シリーズ
ショコラ文庫(小説・心交社)
発売日
価格
¥660(税抜)  
ISBN
9784778120771

あらすじ

歯に衣着せぬ性格が祟り不当解雇された春樹は、夜の公園で一人家族の帰りを待つ幼い女の子・葵を見かけ保護する。翌日、迎えに現れた父親の水野を責めると、自分は救命救急医で滅多に家に帰らず、妻が離婚届を置いて出て行ったという。呆れる春樹に、彼は前職と同額だすから家政夫をやってくれと持ちかけた。葵が可哀想で引き受けるが、水野は顔と仕事は完璧な反面、言葉足らずで無愛想、その上、家事も子育てもできないポンコツ人間で…

表題作ファミリー・レポート

水野博志,大学病院の救命医
瀬名春樹,不当解雇された元エンジニア,27歳

その他の収録作品

  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数4

漢気のある受け最高!!!

4歳の女の子を夜に保護するあたり、
いくら親切心でも現実ではアウトかもしれませんが
春樹の家族観がきっちりしていて
女の子・葵のいじらしい姿に
何度も涙をこぼしてしまいました…。
いくら物分かりが良くてもそこはまだまだ小さい子どもですからね。
子育てあるある、懐かしさも感じました☆

元々子ども好きだったわけでもなく
料理上手だったわけでもない春樹が
葵の為に奮闘してくれて頑張っていました!
ちょっと言葉は強めですが
言う事は正論だし結局優しいので
こういうタイプの受けが大好きな私は非常に滾りましたよ!!
過去の恋愛と家族との軋轢を抱えたまま
職まで失ってしまって気の毒でしたが
そうでなければ水野と葵と出逢うこともなかったでしょうから…。

水野のポンコツぶり、想像以上で驚きました。
言葉足らずにもほどがあるし
救命救急医がいくら尊いお仕事とはいえ
自分の娘にあんな寂しい気持ちにさせるなんて…と
腹立たしさを覚えましたが
春樹が真正面から向き合ってくれて
ようやく父親として再スタートをきる事が出来、安心です。
春樹を否定せず、同情ではな続きく愛へと育っていった想いは
表しきれない感謝も含まれているんだろうなぁ。

出会いからすでにケンカ腰の二人、
お互いの言い分は勿論わかるので
これからどんな風に歩み寄っていくんだろうと
非常にわくわくしながら読ませていただきました!!
生まれて初めてのオリジナルBL作品だなんて思えないくらい
読み応えがありましたし
キャラブレも感じず素晴らしかったので
私の中で作家買い決定です!!

1

ファミリーBL

イラストがひなこ先生だったので買い。

こういう子どもがからむBLは、およそ展開がいくつかにしぼられるので、
(それ自体は特に不満はない)
あとは、それをどう描いてくれるか、
感情移入できるか・・というのを楽しみに読んでいます。

今回は、春樹(受)の言葉づかいがちょっと乱暴すぎて、
私には受け入れがたかったかな・・
良さが全部持ってかれちゃうって感じで。
だから、攻の気持ちもよくわからなくなっちゃったのかも。

ストーリーの進行とともに、
春樹の成長具合がもっと感じられたら、また別だったかもなあ。

1

大人と子供の成長もの

社交性がないせいで会社をクビになった瀬名(受け)は、夜の公園で1人遊ぶ幼女を見かける。口の悪い自分になぜか懐く女の子を放っておけず保護したところ、翌日迎えにきた救命医の父親・水野(攻め)にシッターとしてスカウトされ、女の子の世話をすることになったが…。


ありがちながらも楽しそうなストーリーだったのですが、文章の大げさなところ、受け攻めのあまりにも欠如した社交性が受け入れづらかったです。
受けは、そういう性格なので仕方ないですが、攻めをポンコツって罵るところがどうも受け付けない。子供の前で父親をバカにした口調で罵っておいて、子供が父親より自分に懐くので困ったり、子供が父親をあまり敬わないのを悩んだり…子供を父親に懐かせたいんだったらもうちょっと気を遣えば? と思います。
セリフのやり取りも、「は?」ってセリフが頻出。あといちいち変なこと言われて呆然としたり、反応が大げさというか演技くさい。
ツンデレというより脊椎反射的に悪態を吐く、頻繁に逆切れする受けの性格が好きになれず、そんな受けに懐く女の子も、そんな受けに惹かれる攻めも、受けに粘着するストーカーのことも理解できなか続きった。

よかった点は、女の子が可愛かったことと、攻めがこういう話にありがちな包容力タイプじゃなく残念キャラで新鮮だったこと。
エッチも、ゲイ受けがちゃんと準備をしてきたことがバレて恥ずかしがったり、なかなか萌えました。

2

男前受けが素敵な子育てモノ

本書が初のオリジナル作品となるらしい作家さんのデビュー作。
子育てモノで、男前な受けと朴念仁な攻めとのテンポのよい掛け合いが大変楽しい一冊です。

あらすじ:
勤めていた会社を不当解雇されたエンジニア・瀬名(受け・27歳)は、偶然出会った幼い女の子を保護。
父親の水野(攻め・30代)は、妻に逃げられたばかりで、多忙のため娘に全く構ってやれない救命医。
彼に頼まれ、再就職先が見つかるまでシッター兼ハウスキーパーとして働くことに…

瀬名は、言い方がキツすぎるため周囲から敬遠されがちですが、根は一本筋の通った良い男。
初対面の幼女を保護して、子どもを放っておいた父親を説教する等、ちょっとお節介ですが面倒見の良い人物です。

そんな瀬名、実はゲイで、親にカミングアウトとして勘当されたという過去が。
それでも今まで自分に愛情をかけて育ててくれた両親に感謝しており、家族の幸せを踏みにじってしまったことに罪悪感を抱いています。
そういう自身の経験も踏まえて、水野と娘を仲良くさせようと一生懸命になっています。

水野は見た目は瀬名好みの男前で、優秀な救命医。
しかしプ続きライベートでは異様に情緒に乏しく、しょっちゅう瀬名に「ポンコツ」呼ばわりされています。
親に言われるがまま医者になり、妻に言われるがまま結婚し…という人生に何の疑問も持っておらず、
娘を大切に思っているものの、接し方が分からず、悪気なく放任主義的な育て方をしています。

ある日水野に告白される瀬名ですが、自分のようなゲイが家族に介入してはいけないと身を引き…というすれ違い展開。
再就職が決まったこと、娘が多忙な水野より自分の方に懐きつつこともあり、水野一家から離れることを決意します。

娘がきっかけで再び顔を合わせ、何やかんやで恋人同士に…という流れは盛り上がりには欠けますが、大人同士の落ち着いたやり取りには萌えました。
初Hでの瀬名の男前受けっぷりも素晴らしく、瀬名に好きと言われたい水野も可愛かったです。

瀬名が特定の恋人を作らなかった理由はもう少し掘り下げてほしかったし、
水野がもう少し娘に対してパパらしくなったところも見たかったですが、
全体としては「ゲイとノンケの恋愛」と「子育て」という二つのテーマが丁寧に描かれた良作かと思います。

次回作も大変楽しみな作家さんです。

4

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