• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作一人上手は駆け引きが下手

前田基紀,組織対策部の刑事
桜岡歩,弁護士志望の浪人生,24歳

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

お道具を使う一人エッチにはまっていた歩は、ある日自宅を捜索に来た刑事の前田にプレイを目撃され、さらにイクところまで見られてしまう。海外からグッズを通販していた歩を、怪しいものを輸入しているのではと疑っていたらしい。その日以来、前田を忘れられず、歩は何とか接点を持てないかと画策する。そんなとき、前田とアダルトグッズの試用をすることになり、歩のコンプレックスである陥没乳首がバレて敏感になるほど弄られて……。

作品情報

作品名
一人上手は駆け引きが下手
著者
バーバラ片桐 
イラスト
サクラサクヤ 
媒体
小説
出版社
イースト・プレス
レーベル
Splush文庫
発売日
ISBN
9784781686059
3.1

(6)

(0)

萌々

(1)

(5)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
19
評価数
6
平均
3.1 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

アダルトグッズで陥没乳首を開発

あらすじ:
道具を使ったひとりエッチにハマっている歩(受け・24歳)は、自宅に捜査に来た刑事・前田(攻め)にプレイ中の姿を見られてしまう。
後日、アダルトグッズ専門店で前田と再会。
彼女に使うアダルトグッズを選んで欲しいと頼まれ…

手錠+バイブ+ボールギャグで身動きがとれなくなっていたところを、たまたま訪ねてきた刑事に助けられた歩。
その刑事の前田がSっ気のある良い男だったことから、彼に嬲られるところを妄想して彼の目の前でイッてしまい〜〜と、冒頭からぶっ飛んだ展開です。

後日、前田のアダルトグッズ選びに付き合うことになり、店で様々なアダルトグッズを試されることに。
そこで自身の陥没乳首(片方だけ)を見られてしまい、散々乳首を責められ…というエロエロ展開です。

前田は海外からのアダルトグッズの個人輸入について捜査していますが、歩にアダルトグッズを色々試すのはどう見ても完全に本人の趣味。
初めて出会った相手に対して遠慮がなさすぎる等、刑事とは思えない言動は気になりますが、エロ重視のストーリー展開として目を瞑りましたw

歩は司法試験に落ちて浪人中の童貞眼鏡君。
前田にアダルトグッズを色々試されるうち彼に惹かれていきます。
初対面の前田をあっさり家に入れたり、アダルトグッズ店の店員に個人輸入のアルバイトを薦められOKしたりと、弁護士にしては警戒心がなさすぎるのは気になりますが、そういう世間知らずのキャラクターとして描かれていると思います。

危険人物に捕まり道具を使われても感じてしまう歩の天然淫乱キャラは面白かったですが、その人物に対する気持ちと前田に対する気持ちとの違いについては、いまいちピンと来ませんでした。
前田の歩に対するそれまでの態度に、優しさや愛情といったものがそれほど感じられなかったからかと思います。

ラストは両想い→ラブラブになりますが、それまでの道具プレイの描写から前田→歩が特に見えなかったので、やや強引な展開に思えました。

歩の冴えない眼鏡キャラもどうも好きになれず。
バーバラさんの作品は男前受けの方が個人的に好きです。

3

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP