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クズでバカには二度と会わない

kuzu de baka towa nidoto awanai

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表題作クズでバカには二度と会わない

須坂創吾,28歳,三波の高校の後輩,人気空間デザイナー
三波結夜,30歳,家具販売会社社長子息,企画担当

あらすじ

「ボロボロに傷ついて下さい」

家具販売会社の企画担当・三波の仕事相手として現れたのは
二度と会いたくなかった男、高校の後輩・須坂だった。
人気空間デザイナーとして活躍する須坂もまた三波が大嫌いだと宣言し
自分と仕事をしたければ「抱かれろ」と命令してきて…!?

須坂にとっては嫌がらせでしかないこの関係。
割りきって、後悔もしない、傷つかない、
――もう、あの頃のように好きになんてならない、
そう思うのに抱かれる度に彼への想いが募ってしまって。
そんな時、彼に許嫁がいることを知ってしまい――

クズで最低男×想いを断ち切りたい男のラブバトル

お前なんか大嫌いだ

作品情報

作品名
クズでバカには二度と会わない
著者
鳴坂リン 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
発売日
ISBN
9784799732298
3.1

(32)

(7)

萌々

(5)

(11)

中立

(5)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
6
得点
93
評価数
32
平均
3.1 / 5
神率
21.9%

レビュー投稿数6

こじらせ再会モノ☆

初読み作者様です。
再会モノという点と、表紙の雰囲気に惹かれて購入しました。
コメディータッチながらも胸キュンラブ、長年片想いこじらせ、意地っ張り、好きな子は苛めたい、楽しくて良い人ばかりのサブキャラ達、家具販売会社と空間デザイナーのお仕事描写、綺麗でエロい魅せるH・・・と、楽しい要素が満載の一冊でした。
2人がお仕事をきちんとやっている姿も好感が持て、婚約者の真美さん、真美さんパパ、受け様パパ、受け様上司、攻め様の事務所に勤めているコミュ障さん・・・と、どのキャラもお茶目で優しくて、可愛くて・・・皆が楽しく脇を盛り上げていて、その点も凄く良かったです。
何だかんだ、2人が高校時代から恋心をこじらせていて・・・というのも、長年片想いこじらせが好きな私にはたまらなかったです。攻め様が、好きな子は苛めたい体質で、更には受け様に思いを伝えたくて、ドSな行動に出ちゃうという点も、そしてそんな攻め様に思いっきり振り回されてしまう受け様も、どちらも個人的には大好きなキャラになりました。

この作品が私好みで楽しくて面白くて、キュン!!ときたので、作者様の他の作品もチェックしてみたいと思います。

1

拗らせた意地っ張り同士の再会愛♡

試し読みして『絶対面白い!』と思ったんですが、ちるちるのレビューが低めだったのでちょっと悩みました。が!大正解!

同じ高校に通っていたアンティーク家具会社(大手じゃ無い)の次期社長・三波(30歳、現社長の息子)と大手デベロッパーの仕事も手がける人気デザイナー・須坂(28歳)が再会して、契約して・・・というお話。

契約内容は、『仕事をする代わりに俺が飽きるまでSEXさせろ』という何ともゲスいもの。この時点でだいぶワクワクします!だって鬱本以外で何かの代わりにセックス迫ってくる攻って確実に受ちゃんのこと大好きでしょ????

そこから。いろんなことがあり・・・(この後どうなるの?!が楽しいので詳しくはネタバレしません)、結果的にはハピエンなんですが、そこに至るまでの三波の感情の揺れが!胸がキュウキュウします_(:3 」∠)_

でもずーーーーっとヤラれっぱなしでそのまま絆されるんじゃなくて、強がってゲスいこと言ったり、男らしく振り切ろうとするところが意地らしくてサイコーなんです、、めちゃくちゃ好きで、そんな相手にめちゃくちゃ傷つけられてるのに、それでも相手の幸せを願って凛とあろうとする精神・・・イケメンすぎるだろ・・・須坂なんかにハマってなかったらモテモテで遊びまくってたんだろうなあ・・・(遠い目

そんな三波が蕩けるエッチなシーンは、それはそれで最高です。眼福。めちゃくちゃセックスした事後の1コマ(125ページ)とそこから捨て台詞までのシーンで感情ドバッとなるので、是非お楽しみに・・・!

お試し読みがお好きなら、ぜひぜひオススメしたい作品です!

1

君はこのモヤモヤを乗り切れるか!?

クズでござる。
最初からクズでございます。

何がクズって、箇条書きで分かりやすくお伝えしますと、
1) 「大嫌い」と相手に平然と言う
2) 仕事も含め、嫌がらせの限りを尽くす
3) 嫌がらせの内容がゲスい(ムスコさんをくわえさせる、抱く)
4) “極上”の彼女(許嫁)がいるのに、抱く
5) 暴言に次ぐ暴言しか言わない
というクズさ。いや、ゲスさ。

そしてそのクズに翻弄される主人公が、隠してるつもりで全開にしている物欲しそうな様子が…、つらい!
受けが先に落ちて、赤面ワタワタする展開は恥ずかしくて耐えられないッ!という方には、相当厳しいです。
思い出してください。
中学時代、クラスメイトに片想いしている友人が、周囲にバレバレなくらい行動や表情に出ているにも関わらず隠し通せていると思って、「あたし、あんなヤツのことなんて全然好きじゃないのにー!」って言ってきたときの気持ちを。
返事のしようがない。
「あ、…うん、そ、そうだよねぇ」って思わず目を逸らしてしまう、あの気持ち。
そういう居心地の悪さをずっと感じ続けなければいけません。

クズにぎゃふんと言ってほしい。
何とか主人公のプライドが復活するようなイベントがあってほしい。
そう願いながら読み進めました。

なかった。
なけなしのプライドをかき集めた出来事も、結局ぎゃふんと言ったのは主人公。
つらい。惚れた弱味、惚れた方が負けとはこのことか、というのを、まんじりと味わうばかりでした。

作画は美しく、背景までも素晴らしい。
「恋」という自覚はないけど気になる先輩に突っかかっていく後輩と、恋を自覚しつつ叶わないものと隠す主人公という設定は、切なさの宝庫でおいしい。
後輩の前では完璧に隠して、ひとりになったときに憂い顔を浮かべるいじらしさが萌えるのに、全面的に赤面で物欲しそうにされてしまうと切なさよりも、「バレバレだから!もうちょっと取り繕って!」という気持ちになってしまう。
先輩に執着する気持ちが恋だと気付く瞬間の表情が見たいのに、「いつ自覚したの!?」というくらいあっさりな展開が寂しい。
欲しいところから45度くらいズレたところにある萌えに辿り着けませんでした。
無念!!

「萌」は作画に捧げます。

2

性格悪過ぎる攻めに萌え切れず。。

久しぶりに性格の捻じ曲がった攻めでしたねー。
クズというか普通に性格悪い。。
受けのこと好きなこと丸わかりなのによくもまー嫌い嫌い言って振り回しますよね。
そしてそんな捻くれた攻めを好きになる受けにも???です。
仕事に恋愛ごとを挟むのもあまり好きじゃないし、攻めの勝手過ぎる態度に終始イライラしてしまい、あまり萌えませんでした。
最初から素直に好きって言えばいいのにと、ちょっとゲンナリでした。
絵柄もキラキラし過ぎていました。

7

好きになれないキャラ

ほんと、タイトル通りの攻めでした。
高校時代から受けの三波先輩のことを嫌いと言って、無理やりあれこれして、ボロボロに傷ついた顔を見たいとか、もう全く共感できない!そんな嫌なやつなのに受けの三波が振り回されているのがモヤモヤしました。最後の方でようやくお互いの心情がわかって、なるほどとは思ったのですが、それにしても病んでるレベルのひねくれかたに須坂のことを好きになれないし、そんな嫌なやつを好きな三波も好きになれませんでした。

好きになれないと言えば、須坂の婚約者の真実さんが前髪がだらーっと垂れている髪型でお化けみたいで嫌でした。男性二人はイケメンなのに、女性はわざと気持ち悪くしてるのかな。

3

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