電子限定おまけマンガ4P付
『兄弟失格それ上等』シリーズは3冊目にして完結です。
1冊目:『兄弟失格それ上等』
2冊目:『兄弟失格それ上等(増)』
3冊目:『兄弟失格それ上等(愛)』
このシリーズで何よりも強調しないといけないのは、
1冊目のお風呂エッチ!!!!!
サイコー of サイコーな激エロさですから、まずはそこからご覧になってください!
私の心のエロアルバム(←)に君臨している超名作でっす!
2冊目で「好き」と気持ちを確認しあった、義弟・芹×義兄・風介。
義兄弟を名目にしたヤりたい放題の同棲生活♥
のはずだったのに、、、
芹の弟・四葉が引越してくるから、エッチは寸止め。
さーらーに、芹の兄・梅までやってきて、同棲生活は危機を迎えます。
次期社長の梅にーちゃんは、眩しすぎる美形で、高級スーツをパリッと着こなした、完璧セレブ!
そんな梅にーちゃんが芹に泣きついてくるから、風介は禁断の兄弟愛まで疑ったのに、梅にーちゃんは芹に「次期社長の座を奪ってくれー」と…w
いや、ほんっとビックリするくらいの残念くんだよ。
芹も呆れつつ、跡継ぎ交代を受入れたら、芹のとーちゃん(現社長)はその日のうちにセレブ政略結婚の見合いをぶっこんできたーっ!!!!!
「部下だから拒否権なし」と言っちゃうとーちゃん、ほんっと芹の家族ってぶっとんでるなぁ。
風介は芹とデートの約束をして浮かれて待っていたっていうのに、約束はすっぽかされるわ、芹は帰ってこないわでイライラはMAX!
さらに芹は見合いすると聞かされて、ぶちこわしに乗り込みます!
風介はヤリチン野郎だったけど、強引な芹を受入れちゃう度量の広さ、寂しがりな四葉のこともつい許しちゃう優しさがあって、なにげに男前なんですよね~♪
(しかも女子中高生を夢中にさせる胸キュン恋愛小説を書く才能まであるんですよ!)
見合い現場で「こいつは俺のだから渡すわけにはいかね」と宣言する風介はかっこいい!
風介は「政略結婚略奪したホモで義理だけど兄貴」
難てんこ盛りな二人、果たして、その顛末は、、、
問題の核心にいる方々のぶっとびぶりにハイスピードに振り回されました!
芹のとーちゃんのぶっとびぶりも、風介とーちゃんの天然ぶりも、ほんと笑わせてもらいました。
なによりも、見合い相手のエミリちゃん!
「私と握手だ!」と言いたくなるくらい私達と同じ気持ちです♪
描き下ろしは「8年後」の二人。
あいかわらず甘々で楽しそうです。
あとがきによると、
「困難もなく何事もスムーズにいくBLがあったらいいじゃない」って気持ちで描き始めたそうです。
たしかに、2冊目まではお互いの意地の張り合いがハードルになっていましたが、3冊目の二人はずっと甘々エロエロ。
降りかかったトラブルもアッサリ解決しますが、カネ子先生はこうゆう話を描きたかったんだなって納得です。
ちなみにカバーの裏にも、芹が出会う前の風介を眺めていた漫画的イラストが掲載されています。
カバーの裏まで何かが描かれているのは珍しい!
カネ子先生のツイートによると、電子ではカバー下の漫画も、カバー裏のイラスト収録されないようなので、気になる方は紙本を購入されたほうが良いと思います。
芹と風介のお話が終わってしまうのは寂しいけれど、1冊目の ”サイコー of サイコーのお風呂エッチ” の二人にはこれからも何度も会いに行く予定です♥
作家買い。中川さん作品の中で『兄弟失格それ上等』シリーズが一番好きなので発売を心待ちにしていました。
『兄弟失格それ上等』→『兄弟失格それ上等(増)』に続く3作目にして完結編です。
という事でレビューを。ネタバレ含んでいます。ご注意ください。
前作で、親同士の再婚による兄弟、という形から恋人に昇格した芹と風介。「家族」という隠れ蓑をフルに活用し、家ではいちゃいちゃしっぱなし。
ところが、そんな二人の家に芹の弟・四葉が「一緒に住みたい」とやってきて…?
と、今巻もドタバタコメディ―なお話でした。
四葉は相変わらず風介を目の敵にしていて、芹にべったり。でも、少しずつ歩み寄っていく二人が可愛いです。
で、今巻は新キャラ登場です。
芹と四葉のお兄ちゃん、花椿家の長男・梅さん。
芹よりもさらに茉莉花さん(芹たちのお母さん)似の、麗しいビジュアルの持ち主。キラッキラのオーラを振りまく梅さんの登場に、もしかして当て馬登場か…?と思ったのですが。
この梅さんというキャラが、
非常に笑える…!
キラッキラのビジュアルに、ピシッとしたオーラを醸し出す梅さんですが、彼の本性はとんでもないヘタレさんです。芹にだけは素の姿を見せる梅さんなのですが、風介にも見せちゃう。
だって、芹は芹のお兄ちゃん=梅さんのお兄ちゃんだから。
という理論。
前2作よりもさらにぶっ飛んだストーリーに、爆笑が止まりませんでした。
辻家に色々な人が乱入してくるので、イチャコラできない二人のモダモダにも爆笑。
ヘタレな梅さんに変わり、会社の社長の座を譲られることになった芹。という事で、後継ぎとしての仕事が増えます。その一つが、「政略結婚」。
会社のためにお見合いをさせられる芹ですがこの時の風介が非常に男前です。
四葉や梅さんの妨害や、後継ぎ問題、男同士の恋人、という様々な試練が二人を襲いますが、シリアスさは皆無。コミカル一辺倒で進むストーリーでした。
中川さんは非常にエロ度の高い作品を描かれる作家さまですが、今作品もエロ度はかなり高め。そして、修正が薄い(ここポイント)。なんかいろいろがっつり見えちゃうので、エロ満載が苦手な方には若干きついかな、という気はします。反対に無粋な白抜きとか、そういった修正ではないのでお好きな方にはたまらん修正になってます。
終盤に描き下ろしが2話収録されているのですが、このうちの1話のタイトルは「8年後」。
四葉が18歳になっている、という設定のお話。
芹×風介の2人は養子を取ることに。それなら自分を養子にしたら?と提案する四葉のお話なのですが。
四葉が男前になっとる…!
いや。性格はあのまんま。ビジュアルが男前。
それがまた良し。
というか、個人的に哲平が大好きで、四葉とくっつくとかどうでしょうかね、中川先生。
あと、序盤に芹と風介が子どもの時に出会っていた、というエピソードが収録されています。
これが、クッソ可愛いの。
風介の可愛さに悶絶しました。
カバー下の漫画も爆笑。
という事で、隅から隅まで非常に面白く、萌えの詰まった、可愛らしいお話でした。
個人的に切ない要素が含まれているお話のほうが好きなんです。
この作品は切なさ皆無、どこまでも果てしなくコミカルに進むお話ですが、それもまた良し。このシリーズはこうでなくっちゃね、という世界観を持っている作品でした。
これで完結という事で残念な気持ちにはなりましたが、またどこかで彼らに会えるといいな。
ああ〜完結してしまった〜。
もっと芹と風介見ていたかったです。
付き合い始めて甘々になるはずが、諸々に邪魔されて欲求不満な風介が素直で可愛かったです。
梅兄が号泣しているのを風介が観察する場面が、なんとも面白かった。
芹のお見合いの話が出た時はドキッとしたけど、まさかの展開にこれは初めから父親に仕組まれてたんでは無いかと…。
結局はまさかの大円満で、風介の父親を芹の両親が争ってたなんていつの話なんでしょうか?
8年後のお話で2人がラブラブに暮らしてて、相変わらずの四葉に笑いました。まさか養子の座を狙って来るとは。
出来れば養子を迎えた2人の子育ても読んでみたいのでスピンオフを希望します。
1巻、2巻と続いてきた風介と芹の恋人同士への道。ようやく風介から好きと言わせてめちゃくちゃ嬉しそうな芹で締め括った2巻。
3巻は2人の恋人同士のラブラブモードがさぞ堪能できるかと思いきや、ラブラブイチャイチャを邪魔する者たちが次から次へと乱入してきて、しっちゃかめっちゃかな幕開けとなりました。
クセもアクも強い芹の兄・弟・父……総出演です。芹が会社を継ぐ話、お見合いの話、色々と問題山積でしたが、そこは3巻完結の強みと言いますか…2人が幸せになるハッピーエンディングな結末なので安心して読んで下さい。
芹の風介への執着の謎も分かりました^ ^
幼き日の淡い恋心からの出発だったようです。
執着で一途!
芹と風介が結婚後もずっとラブラブしてるのが、本当に素敵!特に芹はデレデレに甘くて、すっごい幸せなんだろうなっていうのが伝わってきます(^-^)
養子の件もどうなるのか気になるところですが、またいつか2人のその後を描いて欲しいなぁと思いました♪
幸せオーラ全開のシリーズ3作目。
親同士の再婚で義兄弟になった芹と風介。
何やかんやあって、兄弟だけど付き合う2人は、日々盛っていた。が、そこに芹の弟が同居することに。。。 禁欲生活に風介は?!
みたいな開始でしたが、後半は会社を継ぐことや、お見合いなど盛りだくさんで、物凄く楽しめます!
禁欲生活でHはあまりないのかなぁと思いましたが、そんなことはありません。
あらゆる角度で素晴らしいエロエロ展開。ホント中川先生大好き!!
色々あるけど、みんなが幸せになれるから、破天荒な家族でもOKな感じがしてきます。
アホだと思っていた風介が、将来こんなになるなんて!とじんわりきました。
やっぱりこのシリーズ大好きです!!