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表題作執事に愛される主人の条件

中垣翔真、白鳥家縁戚の警備員、27
宮路凪、白鳥家執事

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

警備員として働く中垣翔真のもとに、白鳥家の執事・宮路凪が訪ねてきた。凪が仕える白鳥鴻之助は翔真の親戚にあたり、その後継者となってほしいというのだ。 現在入院中の鴻之助を見舞いに訪れる翔真。鴻之助から話を聞くと、白鳥家は旧華族の名家だが、財産は屋敷と土地のみ、使用人も凪だけだという。後継者の話 は断っていいと鴻之助に言われるが、凪にほだされ、屋敷へ向かう翔真。生活費は凪がアルバイトをして稼いでいると知り、なぜそこまでするのか翔真には理解 できない。しかし凪は諦めずに翔真のもとを訪れるように。やがて、屋敷が狙われていることを知った翔真は、凪しかいない屋敷でしばらく暮らすことになるが……!?

作品情報

作品名
執事に愛される主人の条件
著者
いおかいつき 
イラスト
すずくらはる 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
発売日
ISBN
9784344844322
3.8

(17)

(4)

萌々

(6)

(7)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
6
得点
65
評価数
17
平均
3.8 / 5
神率
23.5%

レビュー投稿数6

きれい……

表紙に一目惚れしてしまい購入させていただきました。こういう大正ロマン風??な感じの男の子がすごく好きなので迷わずに手に取りましたね。はい。

警備員として働き、ごく普通の生活を送っている中垣翔真。ある日、職場に白鳥家という名家の執事の宮路凪が訪ねてきました。凪は、白鳥家の主である白鳥鴻之助の遠い親戚である翔馬に、白鳥家の後継者となってほしいと願いました。
鴻之助は入院中らしく、翔馬は見舞いに訪れました。話を聞くと、白鳥家とは昔に栄えた家族だが、屋敷と土地、使用人である凪だけしか居ないと言います。
後継者になってほしい、という願いは断っていいと許可をもらうも、いつのまにか屋敷へ向かう翔真。凪はアルバイトをて家計を稼いでいると知り、どれだけ白鳥家を大切に思っているのかを知る。しかし、凪は何度も翔真を訪れるようになり……

取り敢えずレビューのタイトルの通り綺麗です。小説の内容もイラストも。表紙から見ると耽美系の絵柄かな…?と思いましたが、挿絵は思ったよりも可愛い系でした。
うれしい( ´◡‿ゝ◡`)

他の小説に比べると少し薄く、読みやすい厚さです。是非たくさんの方に読んでいただきたいです。

0

執事が可愛すぎて

名前はご存知申し上げていたのですが、驚いたことにいおかいつき先生の作品は初めてでした。

ラブコレアニバーサリーは何冊か持っているものの、他の作家さま目当てだったんです。
既刊本をちょっと調べてみたんですが、こちらの本は先生の作品の中でも毛色が変わっているのではないでしょうか?

いおか先生の文章はとても読み易くて、ストーリーの展開も早いし、翔真が凪を放っておけなくなる気持ちにとても萌えました。
意表をつく凪のキャラがとても魅力的で、よくありがちな想像してた執事と違ってとても可愛らしいんです。だからいつ翔真が凪に堕ちるかと楽しみながら読みました。

翔真が完全無欠なスパダリで無いところも魅力なんです。自分が出来ない事、ムリな事はしっかり他者を頼る潔さもありました。
そして手を差し伸べる野島建設社長の野島や彼の秘書の綿貫とか、数は少ないものの脇を固める人物達も魅力的でした。

凪をモデルにして執着する画家もどきとか、白鳥家の土地屋敷を狙う人物達から凪を救い出す翔真の活躍が見事で読み応えもありました。

最終的にあらゆる問題が綺麗に片付いているので読後感もとても良かったです。

0

つくす執事につくしたくなる!

しっかり執事なんですが、
可愛すぎてついこっちがお世話をしたくなる執事さんv
こんなに健気につくされたら、
翔真くんでなくてもほだされちゃいますよ!

その翔真くんは全くご主人様らしくないのですが、
そんな普通の人の翔真くんにも
キチンと執事としてお仕えする凪が可愛いv

ストーリー的には
もう少し事件があっても良かったかなと思うのですが、
あまり凪をいじめちゃかわいそう!
……なのであれくらいがいいのかなと!

BL的には翔真が凪に惹かれていくのは分かるのですが、
もう少しガツンと翔真のかっこいいところを見せて、
凪くんが翔真をぐぐっと意識する過程が見たかったかなと。

いおかさんにしては甘めのお話v
今後、凪のために奮闘して白鳥家を再興する翔真が見たいです!
……という期待を込めて「萌×2」!

2

庇護欲

すずくら先生大好きなので購入。想像していたのとあまりに違っていましたが、ああ、これもありかもと思う庇護欲そそる執事さんでした、可愛いー。安心して読めるお話でしたので萌。本編のみ210Pほど+あとがき。

両親と死に別れ、高校卒業した後から警備会社で働いている翔馬(しょうま)。ある日勤務を終えたところへ、モーニング姿のきゃしゃな美人さんが「お待ちしておりました」と声をかけてきます。なんでも白鳥家の遠戚にあたるので、現在入院中の当主に会ってほしいと告げ・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
白鳥家当主、攻め勤務先の社長、その秘書、変態絵描き、刑事さんぐらいかな。
当主がね。執事を輪にかけたようなぽやぽやちゃんで、もうどうしたものかと。やんごとなき方なんだとは思うのだけどさ。鴨がネギしょってる状態です。危ない危ない。

**私の執事像をひっくり返す受けについて

口絵からしてケシカランです。どこに、主人筋にあたる方に髪の毛を乾かしてもらう執事がいるでしょうか。すずくら先生の手になる受け(執事)があまりにもラブリーなので、絵として萌え萌え、成立しているのですが、所謂スーパー執事を想像している方は、なんじゃこれは!と驚かれるのでは。
私は最初、え、誰が執事?え、誰が受け?とめちゃ戸惑いました。器用な方なんだろうけど、主人を守るべく発動してほしい危機管理能力が著しく欠落していて、大変。

でも読み進めるうちに、彼が執事以外の自分を想像しない理由がわかり、そんな彼のその部分を維持したいと思う攻めの気持ちがわかり、すっかりこちらも庇護したいしたい病に。

真っ白純粋無垢な頑張り屋執事(印象はヤマネ)を庇護することに興味ある方におススメです。
攻めさんが継いで、しっかり二人で切り盛りしている後日談なんかを読んでみたいな。

2

お坊ちゃまよりも純真培養な執事

あー、まず先に伝えておくけれど、この話は”執事”が登場するからといっても
セレブとか上流階級ものではないし、身分差もない。
煌びやかさを目当てに読むと肩透かしを食らう可能性もあるのでご注意を。
代わりに見処となるのは、現代の生活環境では馴染みが薄い執事職を頑張ってる受けの健気さだろうか。
いおかさん作品で健気受けってのは多分初めてな気がする。

ある日、警部会社勤めの翔真の元に白鳥家執事・凪が訪ねてくる。
そこから、天涯孤独と思っていた翔真に一人だけ遠縁の老人が居ることが解るが、その老人・鴻之助は名家・白鳥家の当主だが跡継ぎを望んでいない。
しかし凪が白鳥家の存続を強く望んでおり、その屋敷を案内されたことろで『かつての名家といえど財産はなく、正に土地と家屋敷しか残っていない』現状を間の当たりに見た…って展開がテンポ良く進んでいく。

既に察しが付く通り、白鳥家の困窮の原因は戦後の華族制度廃止によるものだ。
これまでの蓄えを切り崩したり、残っている調度品を売り出して家計や人手を切り詰めきた結果、今に至るという訳だ。
しばらくの間同居を申し出た翔真は、ただ一人残っている使用人の凪が節約したり臨時アルバイトで得た収入で生活を支えていると知り、初対面で彼の儚い美貌に惹かれていた影響もあってか一気に絆されてしまうのだった。

翔真だけではなく、鴻之助(白鳥家)の窮地に手を差し伸べたいと願っている建設会社社長も現れて、悪徳不動産会社に狙われていて危なかったところも上手く切り抜けている。

しかし、一番引っかかる点は肝心の凪の無垢さだ。
無償の心で白鳥家に仕える姿は立派なものだが、下手すればお坊ちゃまのような純真培養さが逆に周りを心配させるってのは執事としては本末転倒ではと感じる。
当主をサポートするってよりも、鴻之助と翔真の二人に守られている執事ってのもどうなんだろうと思うとちょっと複雑…(´・ω・)

とは言いつつ、いおかさんならではの持ち味である地に足着いた感の読み心地にほっこりした人情味を味わえる、穏やかでほのぼのとした内容の話だった。

2

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