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表題作Beastman×B

A,獣化の薬を投与された先輩捜査官
B,後輩捜査官

その他の収録作品

  • あとがき
  • 本体表紙:第1話のネーム
  • 本体裏表紙:以下、初期設定

あらすじ

ある組織の潜入捜査中に連絡が途絶えたA。
相棒のBは救助に向かったが、捕えられ獣人に犯されてしまう。
その獣人があるクスリで獣化されたAだと知った時、
いつも冷静なBは快感に抗うことができずーー!?

お調子モノの先輩捜査官Aと冷静沈着な後輩捜査官B。
意識のない獣人とのケダモノじみたSEXが
仕事上のパートナーだった二人の秘めた欲望を暴き出すーー♥♥

【収録作品】
Beastman×B #1-#6
Beastman×B final mission
あとがき(描き下ろし)

作品情報

作品名
Beastman×B
著者
猫田リコ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス 麗人セレクション
発売日
ISBN
9784801967038
4

(67)

(22)

萌々

(31)

(11)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
16
得点
269
評価数
67
平均
4 / 5
神率
32.8%

レビュー投稿数16

人間でも獣人化でもカッコいい!!

猫田先生の作品は、初期の頃のを読んでいたので、久々に手にとってみたら、変わらない不思議な感覚は残したまま、より惹き込まれる作品になっていました!
内容はあらすじの通り、獣人化してしまった先輩Aと、先輩を慕うがその思いは隠している後輩Bの話。
獣人化したら、BとHして中○ししなきゃ戻れないという状態。Bは内心ウハウハなのに、それを顔に出さず素っ気ない態度なのも面白いです。
Aは、獣人化している時の記憶が無く、戻った直後の状態しか分からないので、最中のBの乱れた姿は知らないのですが、徐々に致している時の意識が残るようになり、そこからのAも面白い!
エロエロなのに、クスッとくる描き方が、猫田先生だなぁと思います。

2

この体の曲線美だけで読む価値がある


数多くのBLを読んできましたがトップ3に入るくらい、体の線と描き方、構図が大好きな猫田先生!!
今回は獣人ものです。

一冊まるまる同じ話なのですが、一話ごとに敵が出てきて戦隊モノのような一話完結の終わり方。
アッサリ感が新鮮でした。

ひょんなことから獣人になってしまう薬を打たれた同社のA先輩。
獣人になるトリガーは受けの匂い。
しかも獣人になったら理性が飛んで、受けだけを求めエッチして中〇ししなければ元の人間に戻れないというご都合設定。最高です。

攻めは獣人の時の記憶はなく、受けのことは頼れる相棒として認識。
一方この受け、顔に表情が出ないクールな外面とは裏腹に先輩のことが大好き。
内心のギャップがすごく可愛いです。

なので最初は攻め←←←受けですが、攻めが段々と意識していき両想い!
ツンツンしている受けの片想いがとにかくいじらしく、可愛らしいです。

でもやっぱりお尻と体の曲線が大好き!
肝心の修正はトーンモヤ、白モヤで紙媒体にしては強めな感じです。
せっかくの獣人なのに…もったいない…。
電子を確認してはいませんが、あまり大差ないような気がします。

最後に、一番気になった名前。
始終、名前がAとBなのですが、最初は違和感があったものの読み進めていくうちにその世界観に見入ったのと、本の内容が良くてそこまで影響なかったです。

2

設定勝ち?

一年前頃に酒場かつぶやきトピにBLを読みたいのに読む気力がないと書き込んだ私に、このコミックを読んでみたら?と答えてくださった名も知らぬ姐さん!遅くなってすみません、やっと読みました。

確かに構えず頭空っぽにして読めて読後も爽やかで面白いお話でした。

まず登場人物に名前がないのが新鮮でした。A先輩と後輩Bしかほとんど出てきません。

毎回どちらかが敵の組織にさらわれるか潜入して見つかっては獣人化してエッチして組織を殲滅して帰ります。

先輩の獣人化が後輩Bの匂いがスイッチになり、エッチして中出ししないと人間に戻れないこと。敵の組織グッジョブですね!
獣人化の間の記憶がだんだん少しだけ視覚だけ残るようになり、先輩は後輩の抱かれる姿に…。

そして人間の姿でも…。

後輩の可愛いところは誰にも見せたくない先輩!一番萌えました。

敵対組織もバカバカしい理由で二人を捕まえたり、殲滅されては残党がまた二人をの繰り返しで、その度に先輩後輩の仲も少しずつ意識していき。

オススメしてくださった姐さんありがとうございました。この場を借りてお礼とあの頃よりはちょっと読めるようになってきたご報告を。

4

後天的獣人化(人外化)BL!!

特殊任務をしているお調子者な先輩AとAの事を好きな真面目で冷静なBの二人が、Aが獣人化する薬を打たれたことにより、自分の気持ちと向き合い、相手に素直になるラブコメディですかね。

もう少し補足すると
敵に獣人化の薬を打たれたA。変身のトリガーは大事な後輩であり相棒のBの匂い。そしてヒトに戻る方法はBとセックスしBに中出しする事。始めは獣人化の間の記憶は無くなっていたAだったが、いつしか変身中の記憶が残るようになり、自分のBに対する気持ちに向き合うことになる。Bもまた、以前より好意を抱いていた先輩とのセックスに密かな嬉しさとAに対する申し訳なさで葛藤する…といった感じです。

このお話がすごいと思うのは、情報量がとにかくコンパクトなことです。
与えられる情報量は、多すぎると「説明乙」になるし、足りなすぎると「どうしてこうなった(悪い意味で)」になってしまって、話に飽きたり置いていかれたりして結果、物語への集中力を削がれてしまうものだと思うのですが、このお話、かなりコンパクトなんです。主役の名前さえAとB(特殊な職業というのもありますが)、何よりもシーンの展開です。
二人の心情と獣人化に関する事に焦点が定まっているので、例え街でテロリストが暴れようがそんな描写は一切されなく、それをBGMにふたりのモノローグとエロシーンが丁寧に描写される、みたいな。いきなりピンチからスタートしたり、敵集団の壊滅が「〇〇が壊滅した」の一言で済まされちゃったり、でも只の説明不足にならずに上手く誘導して表現していて、本当に見せたいだろうABの心情の変化が入ってきて、とても面白かったです。

後天的人外化BLは中々ないんですよねー。個人的に性癖なので、出会えてよかったです!

3

わんこ

ケモです((ノェ`*)っ))タシタシ
最近の猫田作品がすごく好き。
始めて雑誌で猫田さんの作品読んだときは苦手意識のほうが
強かったんですが、なぜそうだったのか忘れる。
作画が好みになってきたってのもあるんでしょうが。

さて、本作は上記の通りケモノです。
最近は獣人も多くなってさほど目新しさはないものの
なんやかんやワンコに犯される受を見るのは眼福。
世界感が独特であり、キャラクターが名前ではなく記号で呼ばれているのも
印象的。
同じ折に入れられた獣に犯され、憧れた人に見られていると
身体を震わせる受がじつは・・wな展開が面白い。
自覚があるのかないのかはおいといて
獣になると心赴くままに懐きまくるワンコが好き。
それって言わずもがなだろと思わずニヨニヨしてしまう。

ファンタジーな世界感をうまく活かした1冊。
ただ思うのは、毎度毎度コロッと捕まる割に、
サクッと相手を滅ぼしてしまう力を発揮するわけですが、
なんだ?ヤるとパワーが上がるのか、ただアホだからコロッと捕まるのか
そこだけが謎でした笑

2

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