電子限定おまけ付き
引っ越した部屋に地縛霊がいて、お願いを聞いてくれたら成仏出来ると言うので願いを叶えることに同意したのだけど、その未練というのが男の人に抱いてもらうことで───。
男に抱かれないと成仏できない地縛霊と早く一人暮らしを満喫したい男の攻防戦。
昴じゃないけど私も後輩くんの好きな人って月尚なの?と一瞬思ってしまったよ、ごめん後輩くん!
ポルターガイストに憑依、幽霊のおいしいところ(?)はしっかり盛り込まれています。
でもそのポルターガイストに阻まれてなかなか進展できないのでやきもきなのですが。
わちゃちゃ賑やかハイテンションラブコメです。
このテンション感が私にはちょっと元気がよすぎて、厘先生の他作品ほどハマれなかったんですが、お好きな人には寧ろこの感じが好ましいのだと思います。
あとは、申し訳ないけどツッコミどころが何点か。
まずベランダから落ちるところ。
足をひっかけたまではいいんだけど、それで柵を乗り越えて落ちますかね…ちょっと首を傾げてしまって。
あと、元の体に戻ったあと。
5年寝たきりだったんですよね?………………え?無理では????
たった4日で普通に歩いて尋ねてくるの到底無理では???
現実的なことを言うと普通は何ヶ月もリハビリしてようやくのことだと思うので、んな馬鹿な…!!!と突っ込んでしまいました。
早く会わせてあげたかった気持ちは伝わってきたんですが、ちょっと駆け足すぎたんじゃないかな。
少し前の作品ですがやっぱり絵がお上手だったのと、こういうタッチの作品も描かれるんだなぁと知れたことが今回の収穫でした。
あと月尚のお顔が好みです!
Kindle→白抜きだけどなぜか1箇所だけトーンだっ
シーモアさんの「ナルシスト特集」の中に入っており、試し読みして続きが気になり購入。
いや〜〜、面白かった!声出して笑いました。
めちゃくちゃ読み応えがある。大好き。
『カメレオンはてのひらに恋をする』の厘てく先生の作品なんですね。
(以下ネタバレあります)
デザイナーズマンションに越してきて、いそいそとダンボールを開けていた攻め。
そこで以前のこの部屋の住人でベランダから落ち、地縛霊となった昴とこんにちはしてしまう。
願いを叶えてくれれば成仏する、と言うのでその願いを聞いてみると、なんと自分を抱いてほしい、と言ってきてー
というストーリー。
この20歳の青年幽霊くんが可愛いいいいいい…!
カーテンの下からひょっこり逆さの頭を覗かせていたり、電子レンジを明けると顔があったり。(あ、これは普通に怖いか…)
夜中ふと目覚めると、いつの間にか隣に入ってすーすー寝てたり。
そして、いざ!攻めが決意のもとに抱こうとすると、この受け君。
ドキドキ興奮しすぎてポルターガイスト現象を起こしてしまい、成功には至らず…笑
しかしこれ、想いが成就したとしても幽霊と人間の恋だもんなあ〜どう決着つけるのかなあ、と思っていたら、いやー、そうきたかー!
受けの正体については、途中から薄々「そうなんじゃないかな」と思ってはいたのですが、過去の人間関係のつながりにはおお!と素直に驚きました。
あの部屋の地縛霊となっていた理由も見事に回収されてる。すごい。
笑いと萌えとミステリーと、全部が本当にちょうど良い配分で混ざり合っていて、大好きな作品の一つになりました◎
笑える箇所が色々あるので、元気ない時に読むといいかもしれない。
一癖も二癖もありそうな後輩との、「先輩疲れてます…?」「憑かれてるよっ!!」のくだりとか。
初めての時に受けが気持ちよさのあまりぴゅっと出してしまい、「さすが俺…」とキリっとするナルシスト攻めの表情とか。( ̄▽ ̄)
あと、最後のページに書いてあった2人の詳しいプロフィール。
誕生月は違うけど、日にちが同じなところに、こっそり萌えました❤︎
幽霊BL。
でもすごく可愛いお話でした!
主人公はイケメンリーマンの月尚(ノンケ)。
引っ越してきた部屋に地縛霊がいた、という設定。
その幽霊・昴は「男に抱いてほしい」という心残りで成仏できなくなってると言う。
昴は月尚に「抱いて抱いて!」とつきまとうが…
月尚は早く成仏してくれ〜とばかりに覚悟を決めて昴を抱こうとするんだけど、昴は月尚にときめいちゃって霊魂パワーマシマシ、家中の食器だの家具だのを宙に浮かせるポルターガイスト発生でHは失敗。
こんな感じで、この昴はなんとも憎めない。
こうして始まった月尚と昴の不思議な同居生活は、何だかドタバタして楽しそう。
月尚もなんだか昴に情が湧く。
でも抱いちゃうと昴は消えちゃうし…っていうジレンマ!
一方、月尚は「昴」の存在を調べて…
これが、私には思いがけない展開でした。えっそうだったの?という。
しかも月尚とも遠からず。
いや〜感動〜良かったね〜、、だとは思うんだけど。
この辺はツッコミ所もありつつ。(5年昏睡してたら歩けないでしょ、とか)
全体に可愛らしいお話で読後感は幸せ感。
絵柄も好みです。「萌x2」で。
幽霊モノってシリアスがコミカルか分かれると思うのですが、今回は受けがボケ、攻めがツッコミでコミカルな雰囲気でした。
そして嬉しいハピエン!
最後の展開は正直読めていましたが、やっぱり良かった!
受けのやり残した思いを叶えるために、なんだかんだ受け入れて最後まで付き合ってくれるナルシストツンデレ攻め…優しいなぁ。うん、いい奴!
エロも少なめで最後のみで読みやすかったです。
この先の二人をもっと見たいなぁ~と思えた作品でした。
アンリミで拝読しました。
幽霊もののオチはどうしても皆同じだけど、これはハピエンにするためにはもう避けられないものだと理解しています。なので、そのほかのポイントでオリジナリティがあるかが大事かと思います。その点、この作品はちょっと独特に笑えて、キャラも立ってて面白かったです。受けの地縛霊が土下座で回転するところや攻めのキャラがナルシストなのが個人的にツボでした。
しかしちょっとあかんと思ったのが、受けの意識戻ってから身体回復するの早いな!ということ。普通に考えて起き上がるのも無理でしょ。あと受けの思考回路が結構ヤバい。
攻めの身体つきが程よい筋肉で素敵でした。