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タイトル通り溺愛で甘い!糖度の高いお話。
大好きな近所のお兄さんだった啓吾(攻)
新しく大学生になった満希(受)
28歳と18歳の10歳差の2人ですが、満希の大学入学を機にルームシェアをする事に。
初恋の相手を前に、ぶっきらぼうな受け答えになってしまう満希が不器用で可愛いのです。
完璧な大人に見えた啓吾のダメなところが見えたり、満希が失敗しながら家事やバイトを頑張ったりする中で、満希が記憶喪失になってしまう。記憶がないながら啓吾に「恋人だったりします?」と満希が問いかけたところから、恋人としての2人がスタートします。
記憶喪失になっちゃう(一時的に…)以外、なんて事ない日常なのですが、2人のやりとりが甘い!歳上に可愛がられる受が好きな人、甘いお話が好きな人にオススメです。
『ランチの王子様』のスピンオフ作品。
『ランチの王子様』のMORIのお店の場所を紹介したのが、今回の攻めの啓吾です。
こちらの作品は再会モノで、タイトルの通り溺愛攻めでした〜(*´ω`*)
ほわほわした気持ちで読みすすめると
まさかの満希の記憶喪失にびっくりし、
その後のお話の展開に切なさを感じました。
どうなっちゃうんだろう…と思いながらも
きっとタイトルに溺愛が付くんだから、甘々展開が待ってる!と信じ読みすすめました。
結果的にハッピーエンドでとても良かったです!(*´ω`*)
甘々なお話を読みたい時は間之先生だなぁと思いました(*´ω`*)
またまたスタイル抜群のイケメンと可愛くて細くてお肌も綺麗な男の子カップル。いいですねえ。
受けの3度惚れ?どんだけ攻めはカッコいいんでしょう。人たらしで気遣い上手で王子様ですね。
子供の頃の受けが本物の王子様だと思うのすごく可愛くて微笑ましいです。
愛されてるのに、これは親切だ優しいからだと頑なに期待しないで自分を戒めて罪悪感を感じる受け。このすれ違いが間之さんらしいですね。
超甘々な恋人期間。もう少しこのままでいたい、今だけは。と切なくもイチャイチャが可愛くて。
必殺理性破壊人な受け。攻めにとっては何もかも可愛くてたまらないようで。
攻めの初めてを喜んだり。んもう可愛すぎか!
異文化を受け入れられたからこそですね。肝に私も命じます。
同居開始当時はうまく素直になれなかった受けですが、ちゃんと攻めはわかっててくれて、可愛くて仕方なかったんですね。
切なさほどほどで甘いお話でした。たしかに溺愛だ!
蛇足ですが攻めがちょっとあっさり男の子受けに陥落が、うーんそういうもんかな?とも思いますが。
そこらへんについてもちゃんと攻めが説明してるのですが、だけどなーんか納得しきれないというか。
28歳と18歳かあ。
いや、ファンタジーだから!これはオヤツだから!
攻めがマイボトルを携帯してるほどソース大好き男なんですね。
で、開始早々、いくら気心知れてる友人のカフェ(ランチの王子様の受けがやってる店)とはいえ、お店の料理に可能な限りソースをぶっかけて食べる姿に超〜幻滅しまして……。
脇から注意されても「えーかけたほうがうまいよ?」とどこ吹く風‥‥。
非の打ち所のない攻めなのに、こんなに子供っぽい部分があるの!みたいな微笑ましさアピールなのかもしれないけど(→事実そうだった)私からすると100年の恋も冷めるやつ。
だけど受けはソースぶっかけ行動に驚くものの、数分後には顔とか仕草とかなんかもう全部好き……とトキメキまくってる。
へぇ。。ソースの件、許せちゃうんだ……と思ったら、この二人のことがどーでも良くなってしまって読む気が失せました。
だけど、せっかく買って勿体ないので、10日ほど置いてから再読。
で、案の定受けが一生懸命作ったホットサンドに、ソースかけていい?と聞く攻めが……。
でもね、それに対してモヤる受けの姿に希望が持てまして。
「お店の料理や人が作った料理にソースをかけるなんて、ありえないんだよ!!」といつか喝を入れてくれるかなーと。
だけど、一緒に暮らし始めた受けは「攻めは決して味音痴ではなく、ウスター、中濃、……など使い分けているし、合わないものにはかけない。ほかに欠点のない彼の愛すべき駄目ポイントとしてみんながからかっているのだとしても、何も言い返さない攻めをかばってやりたい」とか思うようになる。
……愛すべき駄目ポイントか。
ここを愛すべきと思えるか、100年の恋も冷めると思うかで、この作品との相性が決まると思います。
結局、最初から最後までソース漬けで、ソースから逃れられないどころか、ソースが作品の肝だったので……。
そしてオーガニックカフェで買ってきたマフィンとソースの相性の良さに驚いて、「慣れないから変だと感じて排除しようとするのは、とても狭くて危険な感覚だ」と気づいて攻めのソースを許容しはじめる受け。
別にいいのよ、テイクアウトとか、自分で作った料理にならいくらでもソースをどうぞって感じ。
自宅であれこれソースかけて、これはイケる!とか意外な組み合わせを追求するのは全然いい。
だからこのマフィン+ソースはOKだと思う。
だけど、これがベストだと思って出してる店の料理や人の作った料理に、目の前でソースをかけるのって失礼だと私は思うんですね。
そこは混同しないほうがいいと思うんだけど、この作品は同一視してる。
ちなみに攻めにとってのソースは「リトマス試験紙代わり」だったそう。
「ソースをかけるのって多くの人にとっては『自分のしない行為』であって、大げさにいうと『異文化』だから異文化に対してどういう態度をとるのか端的に見える」と。
「そこの感性があわない場合には、付き合い方を工夫したほうがいい相手である可能性が高いと判断できる」からと。
ふーん……。
「異文化」や「感性」なんて意識高い系っぽいけど、単に躾とかマナーだと私は思うんです。
一緒に食事をする相手を不快にさせないかどうか。
無自覚のクチャラーよりも、意識してやってるだけタチが悪いし。
そして「感性があわない」「付き合い方を工夫したほうがいい相手」なんて随分と上から目線というか、まるで自分が選ぶ側だと思ってるようだけど、こっちから願い下げだと静かに去っていく人のほうが多いと思います。
と思う私は、この作品のリトマス試験紙から見事外れたんだなと思います。
初恋の兄の友人と10年ぶりに再会、ルームシェアを経て恋仲になる話。
実家から通学範囲内とはいえちょっと遠い大学生に進学することになった満希(受け)は昔近所に住んでた初恋の人啓吾(攻め)とルームシェアすることになります。
10年ぶりにあう啓吾はやっぱりかっこよくて、好きな気持ちが再燃してしまいます。
満希は少しでも役に立とうと慣れない家事をがんばったり、週末には近所案内という口実のデートをしたり、同居生活を楽しむのです。
が、バイト中の事故で満希が記憶喪失になってしまったため、そんな二人の関係が崩れてしまいます。
自分の名前すら忘れてしまった満希は、それでも啓吾を一目見てそわそわし、携帯の写真の内容から自分は啓吾が好きだったんじゃないかと推測し、恋人だったのかと質問するのです。
それを聞いた啓吾が恋人だと言ったことで、二人は記憶がないながらも恋人同士として同居している家に帰ります。
結局次の日には記憶が戻ってしまうのですが、恋人関係が終わるのを惜しんだ満希が記憶喪失のふりを続けてしまいます。
啓吾は優しいからこんなことをしてくれてると勘違いしたことから話がややこしくなってしまいましたが、啓吾には速攻バレてるんですよね。
読んでる最中もこんなこと言ったらバレるんじゃないかといったことが時々あったのでネタバレがあった時はやっぱりなという感じででした。
でも、啓吾は最初から終始溺愛でした。可愛いを連発し、特に記憶喪失以降は甘やかし倒していました。
とっとと真実をいっていたら、すぐに本当の両思いになったのに遠回りしてしまったものです。
今作は「ランチの王子さま」の関連作品ですが、読んでいなくても大丈夫です。
前作カップルは登場しますが、前作の内容は引きずっていないので、 読んでいれば前作で話に出てきた友人が啓吾なのかと思うくらいです。
前作のように嫌がらせをしてくる人はいませんし、満希が勝手にワタワタ切なくなっている感じなので、読んでいるこちらはそれほど切なくありません。
そうと知らずに甘やかされ勝手に切なくなっている満希の長い初恋が実って本当に良かった。