俺がΩだったなら、お前を幸せにできたのに―――

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表題作リバース

吐木 幸村
α,28歳,刑事,円の番
化野 円
28歳、小説家、Ω?

その他の収録作品

  • 家に帰る日(描き下ろし)
  • カバー下イラスト

あらすじ

BL界屈指のストーリーテラーが贈る、後悔と欲望入り交じるミステリアスオメガバース

小説家の円と警察官の吐木は、同じ施設で育った”同志”で”番”。
円はフェロモン分泌が異常で番以外の人間も
そのフェロモンを感知してしまう上、
番関係を結んだことで遺伝子変化が起こり、
一般の抑制剤も効かなくなっている――そう、[振る舞っている]。
何も知らない吐木は円を支える為と出世を蹴り続け、
所轄への異動初日に担当することになったのは、Ωを狙ったレイプ事件。
そんな中、円は発情期に入り
強烈なフェロモンを発しながら吐木を求める――まるでΩ[;のように]……。

作品情報

作品名
リバース
著者
麻生ミツ晃 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
ISBN
9784796413541
4.5

(557)

(408)

萌々

(91)

(26)

中立

(22)

趣味じゃない

(10)

レビュー数
53
得点
2504
評価数
557
平均
4.5 / 5
神率
73.2%

レビュー投稿数53

愛が深い

なるほどそういう手段もあるのか…と、新しく感じた。あまり読まないけど、こういう手段を使って…という受けはほかもいるのかな?いるなら読んでみたい。最後は火傷のおかげもあって生まれ変わった感じでよかった。

0

ストーリーが秀逸‼️ 素晴らしい作品

ストーリーが素晴らしく、途中切なくて苦しく、ストーリー展開にドキドキしながら
一気に読みました。

バース性に囚われた2人が、それを超越して、愛を貫いて、結ばれるのが最高に良かった‼️

最初から吐木も円もお互いが大切すぎて、自分よりも相手の幸せを願ってる姿が切なく、苦しくなる場面もありましたが、ハピエンで本当に嬉しい。

番外編のI love, himも好きです❣️

0

バース性を乗り越えて

同じ施設で育った物書きの円と警察官の吐木。2人は番関係だけれど、フェロモン異常で円の匂いは他の人間にも伝わり抑制剤も効果がない。αの吐木は円の傍にいるため出世を蹴り続けていて…。
絶対に言えない真実をPCの中に吐露して閉じ込めている円。αとΩだけが運命の相手ではないお話はこれまでにも読んできたけれど、こちらは他のオメガバ作品にない視点でとても鮮烈だった!
Ωレイプ殺人事件のミステリーかと思う程の緊迫感とその謎解き。いつだって真実は残酷で複雑だ。1つ嘘をつくとそれを本当にするためにまた嘘を重ねる。何が正しくて何が間違いなのか。吐木を守りたかった円にはまた自らの欲望もあったし、釦の掛け違いに苦しむ事に。でもただひたすら吐木も円もお互いを愛して求め合っていたんだよね。
αとΩだけが運命じゃないっていう、バース性を乗り越えて幸せになるお話はとても好きだ。美しい絵と惹き込まれる世界観、これはめちゃめちゃ好きである!

0

唯一無二のオメガバース

小説家の円と警察官の吐木は、同じ施設で育った幼馴染で番の関係。
円はフェロモン分泌が異常で番以外の人間もそのフェロモンを感知してしまう上、番関係を結んだことで遺伝子変化が起こり、抑制剤も効かない特異体質に…

オメガバースものなのですが、こんなオメガバ読んだことがない、本当に唯一無二の作品だと思います。
オメガバであり、ミステリーでもあるこの作品。
一本の映画を観たような、長編小説を読んだような、満足感なんて言葉では言い表せないような感情に陥りました。好きすぎる。

盛大なネタバレになりますが、円は実はΩではなくβです。それを事情がありずっとΩの振りをしています。
もー、壮大な愛の物語なのですが、そんな簡単な言葉じゃ片付けられない。
そこにミステリー要素が加わってきます。
麻生先生の作品はその辺も本当に秀逸で、物語としても楽しめるのがすごい。そして絵が美しい!
絵画のような絵を描かれる先生だな、と思っています。大好きです。

円がβと分かってからの2人のやり取り、号泣必須です。
オメガバってなんでこんなにも私達を惹きつけるんでしょうね。
描き下ろしがこれまた最高でした。

αとβですが共に歩んでいくことを決めている2人。
2人は正真正銘の運命の相手に違いないです。

1

設定が面白すぎる

初読み作家さんです。オメガバースの名作と聞いて購入しました。
いつもならサクッと読めるんですけど、今回はじっくり3日かけて完読しました。
内容が濃い!そして面白い!

特に設定がユニークで、
Ωを装うβと知ってもおぉ~心臓にグサッ (*´ཫ`*)
なんて背徳的+切ないシチュエーションなの!?

真犯人についてですが―
「やっぱりだ!」っていうより、
「やっぱりか…」というリアクションですね。
それが悪いとかじゃなくて、
そこらへんの心理描写がもっと欲しかったかな、個人的に。

1

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