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表題作遅れてきた春は。

野内 久典
38歳,会社員兼官能小説家
チカ
会社員

その他の収録作品

  • 本日〆切(描き下ろし)

あらすじ

38歳童貞。昼は会社員、夜は官能小説家。
38年間、童貞として生きてきたサラリーマンの野内。女性に興味がないわけではなく、ただ機会に恵まれずエロへの妄想力だけ逞しく育った…。昼は会社勤めをする傍ら夜は官能小説を書いている。そんなある日、通勤中に可憐なお嬢さん・チカと理想的な出会い方をして食事に誘われる。それからデートを繰り返し、少しだけ積極的なチカに流されるまま童貞卒業を迎えた……のだが、チカはなんと女装した青年で――!?

作品情報

作品名
遅れてきた春は。
著者
野萩あき 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
シリーズ
遅れてきた春は。
発売日
ISBN
9784796413695
3.9

(99)

(31)

萌々

(41)

(22)

中立

(3)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
12
得点
388
評価数
99
平均
3.9 / 5
神率
31.3%

レビュー投稿数12

二人ともカワイイ!

あらすじ読まずに買ったので、女装男子の話だとばっかり思ってました。
違ったのね、気を引く為に女性のフリをして出会いを演出してたなんて。
38歳しがないサラリーマン、男前で性格も悪くないしお茶目なのに童貞な野内久典さん。こんな有料物件女の人が放っておかないでしょうが!と思うけど、そんなこともあるんですね。
そんで、二足のわらじで官能小説家でもあるんだって。BL作家って兼業作家の方多い印象なんだけど、官能小説もそうなのかな?

ある時素敵な女性と知り合ってだんだん親しくなってお付き合いする事になって、さぁ致そうとしたら女性には無いものがついていて…。

同じような始まり方をする小説、木原音瀬先生の[美しいこと]って作品は、好きだ好きだと女装していた時には口説いていた攻めがいざ男だと知ったら180度態度を変えてしまうという心がえぐられる話なのですが、こちらの久典さんは違うのです。

『裸になって、うんこれが本来の君なんだね、うん何も問題ない、ほら勃ってるチカさんが男だって抱きたいよ、チカさんという人間に惚れてるんだから』って全然受け入れてくれるんですよ。
マヂで久典男前じゃい!
そんでもって童貞喪失。なんとお互いに初体験だったらしく、本当に遅れてきた恋だわ〜。38歳の久典さんと25歳位のチカくん。

久典さん童貞期間長かったからかちょっとしたチカくんのラインにも妄想滾ってしまって仕事が手につかなくなったりしてんの。久典さんってコメディ担当。間違えてえっちな下着のURLチカくんに送っちゃったりさ。でも、このこときっかけでチカくんが着用してくれてエッチな姿見せてくれたりすんだから、えっちで年下な彼氏最高じゃない!

ところで、前から好きだったってチカくん言ってたけど、どう言うこと?って思ったら後半はチカくんターンに。種明かしがあります。こういうどちらとの視点があるの大好き。

全てが点と線で繋がっていて二人が出会い、付き合うようになるのが運命的で素敵です。
二人ともカワイイし、仲良しで素敵なカップルです。

久典さん38歳までめざとい女性にロックオンされなかったのは、チカくんと運命の出会いする為だったのね、神様の計らいだったんかな。

何歳になっても恋に落ちる瞬間はあるのかもしれない、良きお話でした。

シーモアで購入
ありがたいことにほぼ見えてる感じの白線修正

0

ほっこり癒される読後感♡

〝官能小説家(童貞)×女装男子(処女)〟と言う事でニッチなBLかと思いきや、心優しい誠実な攻め様と、一途で直向きな受け様の〝初恋人同士〟な甘々っぷりにほっこり癒される可愛い一冊でした。

女装受けですが、1話で少しだけ女装エッチがあるだけで以降は男の子なので、女装受けが苦手な方も楽しめるかと!

童貞を極めし38歳独身・兼業官能小説家の攻め様が初彼女に舞い上がっていたところ、本当は男だった…!?と言うお話ですが、男だと分かっても冷静に受け入れる攻め様の懐の大きさにキュン♡
受け様の健気な一途さも、とっても可愛くて◎

ただ、初恋人が〝女装男子〟でもショックを受けずにすんなり受け入れる攻め様は、正直なところ非現実的。
懐が大きくて漢前な反面、「BLはファンタジー」として楽しむ作品ですね。

また、当て馬等も出てこない為、ストーリーは割と平坦な印象です。
ひたすら、〝初恋人同士〟な2人の初心で甘々な日々を堪能する作品となっておりました♡
この辺り、刺激が足りないなぁ…と感じる方もいるかも。

サブキャラ含め、嫌なキャラクターが1人も出てこないので、ほっこり癒される優しい読後感でした!
(それでいて、がっつりエロいのも有難い)

▶︎Renta!/刻み海苔修正 ※48Hレンタルあり

0

久典さんの作品を読んでみたい

スピンオフ「なかからとかして愛してあげる」を読んでから、こちらの作品を読みました。志島先生、スピンオフでも恋人と仲良しな感じでチカくんも可愛かったですけど、こういう風にお付き合いが始まったんですね。

志島先生が会社員と小説家(それも官能小説!)の二足の草鞋を履いているなんて、そして人気作家なんて凄いです‼38歳で童貞だとか、妄想力が激しいとか、妄想力で予知ができるようになったとか、気になるところも多かったですけども、チカくんが志島先生を好きになったきっかけに感動しました。
志島先生の小説のおかげで同級生たちとの関わり方に、息苦しさを感じなくなった。学校が楽しく感じられるって大切なことですよ。そしてサイン会で恋に落ちてしまい、それを前向きに考えて生きてきたチカくんは素晴らしい。
そして高校の友人を含め、皆を感動させられる官能小説を書ける才能を持ってるって素晴らしいですね。

志島先生はちょっと天然なところもありますが才能あふれているし、真摯な方ですよね。こういう人、好きです。
これからも、姉に応援されながら、幸せに生きてほしい。そしてチカくんはプライベート面を支えて、2人で良い作品を作ってほしいです。

1

女装、可愛かった

女装して出会って、付き合い始めても明かさないの難しい問題だな
地味めな顔立ちなのが化粧するのに良かったんだな

野内の妄想通りにことが運んできたのは、チカが野内の官能小説を読みつくしていたからなんじゃないか?研究されていたってこと

しかし、ろくに交際もせずに官能小説書くくらいには知識ばかりあってまぁまぁおじさんて歳になってしまうって、ちょっと気持ち悪い人な気がするけどな
飲み友達の風俗嬢が絡むのかと思ったけどなんもなかった
女と飲み友達になれるような人柄っIてエピソードなのかな

この作者さんだけではないけれど、中に出して欲しがるのはよく解らん
それはちょっと媚に感じて嫌なんだよね
攻に満足を与えるかも知れないけれど、中に受けていいことあるか?中に出したらエロいってのだけはピンとこず、読んでるこちらをおっさん扱いしてるふうに感じる
主に女が読んでると思うけれど、中に出して欲しいに愛とか感じる人いるのかな

全体の感想としては、いい人達が変なことして真心から上手くいく温かいお話だった

0

カワイイ2人♪

会社員をしながら官能小説を書いている38歳童貞の久典と、高校生の時から久典の小説のファンのチカのお話。
チカにとってサイン会で初めて会って以来久典は初恋の人で、社会人になって偶然再会して、久典に近づくために女装するチカが健気でカワイイです。
上手くお付き合いする事になるけどベッドインで実は男だとバレてしまった時、久典が「チカさんと言う人を好きになったんだから」とありのままのチカを受け入れたのがカッコ良かった!!
チカのお姉さんをはじめ周りがみんな良い人たちで、その後はちょっとしたすれ違いもありますが、お互いを大切に思っている2人の甘々でラブラブな日々と愛のあるHがいっぱいで、幸せな気持ちで読み終える事ができました。
おススメです♪

0

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