特典付
初読みの先生です。兄弟…の文字に惹かれて購入させて頂きました!あらすじが兄視点で書かれていて、それだけでギュンっとこれから読む本編に期待が膨らんだのですが、まさかの本編は弟視点からストーリーが始まります。とても粋な演出!!(なんなら、あらすじ読まずに本編入った方がよりお話に入れるかも!!)
血の繋がってない次男青葉と三男嵐の義兄弟ラブストーリーです。長男の結婚話で嵐のブラコンに火がつき、「俺ってゲイなのかも?」ととんでもない思考に行き着きます笑笑
とにかく嵐がアホ可愛い素直な子で笑ったり泣いたり、忙しいですが自分の気持ちははっきり言える子で見ていて気持ちがいいです。
一方青葉はクールな兄ですが、その内実はあらすじの通り。嵐に対する「好き」をバレないように好きな人を嫌ってるように仕向けるいわゆる「好き避け」をしていて。
ひょんな事で再び話すようになった二人ですが、付き合うまでのテンポが良くて、兄弟故の切なさはあるものの(今まで名前呼びだったのがえっちの時に『兄ちゃん』と呼ばれるのは倫理的に問題なのか?汗)基本的には楽しく明るい気持ちで読める作品でした!
全部読めました。初っ端になんで?っていうエロ描写が出てくるの苦手なんですが、こちらは大丈夫でした。
あらすじと作者さんで面白そう!と読んでみましたが…。
いや、きっと嵐は心の底では青葉のことを昔から?
そうでなければ納得いきません。
長男大地大好きな嵐。大地が結婚して家を出ると聞かされてショックを受けて泣いちゃう嵐。
友達からブラコンなの?ゲイなの?と聞かれ、ゲイなのか?ゲイビ見て確かめてみよう。
うーん。ってな時に次男青葉が覗きに来ていきなりまさかそんなことを!
そしてもう一度青葉に立ちあってもらって女のコのエロ本で抜こうとするもイケず。
でも青葉にされたことを思い出すと、抜けた!
→俺青葉が好きなんだ!
青葉が身を引こうとするとすがりつく嵐。
無事に結ばれる二人。
ええー!嵐本当にいいの?
ただエロいことされてイッた一回で好き!ってなっちゃうの?
うーん。まあ二人がそれでしあわせなら…。
兄の青葉は弟の嵐に家族以上の感情を持っていて
それを悟られないようにするためにわざと冷たくしてしまった結果、嵐は青葉に嫌われていると勘違いしたまま数年…
ひょんなことから両想い(?)になる、というようなお話でした。
BLではよく見かける義兄弟もので、展開も王道といった感じ。
青葉が自分を好きだとわかった嵐が「俺たち両想いじゃん!?」と言い出したところは
え…?どうしてそうなる?と、混乱しましたが
色々ありながらも幸せなところにまとまったので良かったなと思いました。
裏表紙のあらすじが、青葉が過去の自分へ宛てた風になっているのが面白くて良かったです。
萌2に近い萌評価です。個人的に一番の魅力は青葉のビジュアルでした。ありそうでなかったビジュアル。大人っぽい髪の分け方、少し皺の寄った眉間、どちらかというと悪い目付き。今まで読んだ商業BLではあまり見かけなかった見た目で、すごくタイプでした。飄々としている一方で熱を秘めている性格もストライク。ただ、嵐の方はすごく好青年だったのですが、年齢相応でない子供っぽさが少し鼻についたかな。青葉を恋愛の相手として見られるようになる心理描写がなかったのもちょっと残念ですね。それがなければ萌2にしていました。義兄弟愛を描いた作品としては、テンポも全体のバランスも良く、非常に読みやすい作品だったと思います。
コミカルな忍者のお話が好きで追いかけていた作家さんだったので、ちょっとおまけの★3つです。
再婚同士の義兄弟、という設定で、兄二人とかわいい弟嵐の3人暮らし。
一番上の兄、大地が大好きなブラコンの嵐ですが、2番目の兄、青葉は何か冷たくて仲が悪い。
そんな時、大地が結婚して独立することになって。。
というストーリー。
青葉が冷たいのは嵐を好きな気持ちを抑えているが故で、そこはわかりやすい。
しかし、ブラコンの嵐が、ゲイなのかも?という悩みを持って、そこへ思わず手を出してしまう青ばなのでした。でも、嵐が青葉を好きになる理由が弱かったかなぁ。それで後半あまりのれませんでした。ちょっと残念。
でも、純粋な嵐がかわいいし、こじらせている青葉もだんだんかっこよくなって、絵を楽しむことができました。
また、忍者もののようなラブ&コミカルな作品を期待しています。