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表題作少年の境界 (3)

朽木 薫
α,製薬会社勤務
ゆか
Ω,薫の番

同時収録作品少年の境界

大我
αサラリーマン
Ω大我の番

その他の収録作品

  • オメガバースの世界
  • その後の薫とゆか(描き下ろし)
  • その後の大我と倫(描き下ろし)
  • カバー下、あとがき

あらすじ

夢にまで見た“番"という名の伴侶を得た倫は、大我と幸せな生活を送っていた。
しかし倫の身体は以前 過剰摂取していた発情抑制剤の副作用に蝕まれ始める。
一方ゆかと薫は学生時代には想像もしなかった未来を描き…?
運命に翻弄される大人気オメガバース作品、最終章!

作品情報

作品名
少年の境界 (3)
著者
akabeko 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイオメガバースコミックス
シリーズ
少年の境界
発売日
電子発売日
ISBN
9784799748190
4.5

(218)

(155)

萌々

(41)

(18)

中立

(2)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
26
得点
995
評価数
218
平均
4.5 / 5
神率
71.1%

レビュー投稿数26

未来を変えていく力

akabeko 先生の描くオメガバース…ということで、期待しかなかった!

判別検査でΩだとわかったゆか、ゆかを蔑み凌辱しようとする大我、子供の頃からずっとゆかを愛していて守る為に番にする薫、後から出会う薫の運命の番りん。
運命に翻弄されながら諦める事なく、それぞれの幸せを見つけていく4人。正解は1つじゃない。

運命には抗えず悲しい結末になるオメガバースをこれまでに読んできたけれど、この作品は自分たちの力で前に進んで未来を変えていく。
辛い状態を乗り越えて4人が愛のある穏やかな日常を過ごしている姿に、もう涙が出てしまった。
全俺が泣いた!!

0

圧倒的神作品!!

akabeko先生の作品が好きで、この連休でセールになっていたのを機に電子書籍で読みました!

運命の番という本能に逆らえないものに引きずり込まれずに自分を愛してくれる人を大事にするってすごく難しいことなんだなって思い、わたしが苦しかった…!
それにりんくんの薬の副作用が大きくて、私が苦しかった!!(2回目)
やっとこの人を愛そう愛したいって思ったのにこんな辛いことある!?!?って涙ポロポロです。
4人の運命が交差していて、線がすごく入れ違う相関図。でも、運命って自分たちの意思で変えられるんだなって思いました。
映画を観たような読了感で、スッキリしつつもほんわかはしないリアルな感じがします。
そして、3巻の電子特典に救われた!

文章力がないので、まとまりのない感想ですが皆様のレビューがすごく共感できて全部にマークを押しています。あとがきに先生はオメガバースをあまり知らなかったと書いてありましたがここまで世界を掘り下げられるのはストーリー力と画力が成せる技なのだなあと感動しています。akabeko先生、ありがとうございます。

2

そして未来へ

ようやく両想いに!ここからはもうハッピーイチャイチャ祭りじゃやっほい~ ( ゚∀゚)

って思いきや、まさかの感涙モノ。

妊娠に向けてピルの服用をやめる倫。しかし、抑制剤の報告されていない副作用で記憶障害を起こしてしまう事に。物忘れが徐々に悪化していく中、いつか大我をも忘れてしまうんじゃないかと恐れる倫は、とある決断を出すのだが…

号泣っていうより、気付かないうちに涙がポロっみたいな。
まさに真愛。

せつない系は好きなんですが、やっぱり夜明けの人間なので、最後に4人の幸せな未来が見れて本当に嬉しかったです。
素敵な物語をありがとうございます。

5

泣けるオメガバース

切ない・・・っ!

2巻の終わり方からして、また2カップルが運命でモヤモヤするのかな?と思ったのですが、想像とは違う方向の切なさでした・・・映画なの?ストーリーが天才ですほんとうに・・・!

でも、未来がある。希望がある。

多数派の、力を持つ側の行動によってしか変えられないことがあり、「そんなの無理だ」「そんなの必要ない」「おかしい」と言われてもそれに立ち向かう人がいて、、!

2巻に引き続き萌ではないんですが、涙あり、幸せありな素晴らしい一冊でした。

0

この世で一番愛してる

愛か、運命か。
オレか、オレ以外か。
みたいだけど。
とりあえず表紙絵の美しい白と2人の笑顔で、多分「良い終わり」になるのは分かりつつ読む。

薫とゆかCPは子供を授かった。
大我と倫CPは番った。
だからもう収まったでしょ、とはならないのがこの3巻。
全ての発端、あの時運命のぶち壊しをした大我に、負のドラマが降りかかる…
…という展開。
大我にはまあまあザマァ。
でも倫には。
これがあるから読者にも「倫(そして大我)、幸せになって!」が発生すると言ってもいい。
そしてこの残酷がこの2組だけの閉じた話にならないところが本作の素晴らしい着眼のように思います。
つまり、薫(α)が抑制剤の副作用をきちんと調べ、Ωがもっと自由に生きられる世界を形作らなければ、と動く所なんです。
そして世界は動き出す。
薫とゆかの子供は無事に生まれ。
大我と倫はまた初めから愛を重ね。

運命、よりも自分の選択。
自分の愛も未来も、自分が選べるんだ。そういうエンディングになったのだと思います。
最後は、薫もゆかも、大我も倫も、みらいくんもランとレンちゃんも、笑顔のエンディングです。

2

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