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arfa no hanayome
2020年10月時点で、まだ連載中です。
表紙にもあるように、超ーー王道オメガバースです。王道と言われるとおり、超スパダリのα、首藤圭騎にときめかずにはいられないです。
以下、ネタバレありです。
α家の名門、首藤家の当主、首藤圭騎が頻繁に開くパーティーは、首藤圭騎が運命の番を探すためのパーティーと専らの噂。
受の理玖は高校生で、その首藤家のパーティーに招かれる。
客人の前に現れた圭騎はαを絵に書いたような、容姿端麗で堂々としたαの頂点を極めるような人だった。
パーティーで出会ったところで理玖に変化が起きる。気のせいと思い庭で休んでいたところ、パーティーに来ていた見知らぬ男たちが次々に理玖に寄ってきて、危うくなったところを圭騎に助けられる。
その後、学校からの帰り道、突然具合が悪くなったところで、たまたま通りかかった圭騎に保護され自宅へ連れて行かれる。そこで、お互いの身体に触れると電流が流れるような痺れを感じる。そのまま理玖は圭騎に抱かれ、自分はΩであることを伝えられる。
ずっとαとして育てられ、圭騎にΩと言われても信じられない理玖だったが、再び首藤圭騎が現れ、理玖がΩであることを理玖の両親に打ち明ける。その際、理玖の父の会社が経営難とわかり、圭騎が理玖を預かるかわりに会社への投資を持ちかける。理玖は両親を助けるため、自ら圭騎の元へ行くことを承諾し、圭騎との生活が始まる、という話。
冒頭にも書きましたが、超王道オメガバースらしく、αの首藤圭騎は、もうαの頂点をいくような、スーパー攻様なんですよね。あまりにも容姿端麗で、氷のような美しさ。財閥の当主で超お金持ち。頭脳明晰で、大人の男としての余裕もたっぷり。名家の当主としての威厳もあるし、もうまったくすきが無い。右に出る者なんか誰もいないような、超絶に完璧なαなんです。
Ωの理玖も、容姿端麗で美しく、高校生らしい幼さはあるものの、美しいΩを地で行くような人。
人間的な感情があるかどうかもわからないような圭騎が、理玖のピンチに駆けつけたり、激しいセックスをしながら、首筋を噛む衝動にかられたり。普段は冷静でめったに感情を出さない圭騎が、理玖のことになると動揺し心配する場面は、めちゃときめいて、萌えます。
二人は歳の差はあるのですが、発情すると共鳴し合う、圭騎が探し求めていた運命の番。
最初は戸惑っていた理玖もだんだんと圭騎が気になるようになりますが、理玖の幼さもあって、まだ、圭騎は『保護者』というような感じ。でも、理玖のことをとても大切にしているのが伝わります。
そして、この作品は絵がものすごく綺麗なんですよね。すごい画力が高くて、圭騎の美しさは惚れ惚れするほど。超ーーかっこいいですが、あまりにもキラキラしすぎていて、異次元の人をみている感じになります(笑)
私自身は、短髪で男前な筋肉ガッチリ受が大好きなので、理玖のような、いかにも儚いΩ受の作品はあまり読まなかったのですが、この作品はもうオメガバースの王道中の王道みたいな作品なので、逆にとても新鮮に感じられて、とても楽しいです。ここまできたら、ド王道を極めてほしい!!
まだ連載中ということで、この二人がどんな関係になるのか、ラブラブしたりするようになるのか、めちゃくちゃ気になります。そして、首藤圭騎の王様系超絶スパダリをまだまだ堪能したいです!