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『恋には向かない職業』続編、2020年刊。
さて、人気絶頂のアイドルグループのリーダー・頼の彼氏である三倉だが、芸能事務所の裏方(元マネージャー、現広報部課長)にしてはやけにイケメンすぎるなぁと感じた理由は最終話にて判明するよー。
まさにスパダリの鑑!!って割には根が繊細だけどね。
下巻では、そんな三倉が頼を大切にする余りに不安感や自己嫌悪に陥るので、下巻は三倉目線で読み進めていったほうがいいと思う。
尾上に揺さぶりをかけられた三倉は、ふとしたきっかけから日頃の理性を失って暴走し、力づくで頼を激しく抱いてしまった。
しかし、その後の頼はどうかっていうと、いつもとは違う激しいシチュエーションでエッチ出来た~(*´ω`)♡といたくご満悦のようで…
(ぉぅ…良かったな…としか…ナンカチガウゾ(-_-))
まぁ厳しい舞台稽古に関わらず気力体力満タンならば心配無用だが(笑)
一方、その反動で激しく落ち込んでしまった三倉は、その後舞台の本番に備えて頼のほうからしばらく家を出る決心に更に追い打ちをかけられてしまう。
ここで、三倉の回想シーンにある頼が最後にD.BUG入りした時のエピソードが印象深かったな。
頼はメンバー入りの時も三倉と両想いになるまでも、尾上が抱いていた先入観の打破でも、都度乗り越えるべき壁を把握していてきっちり乗り越えている。
三倉がその前向きさに惹かれたのにも納得できる。
この子ってバイタリティに溢れているよなと改めて感じ入ったのだった。
それに頼には三倉一筋という確固たる思いがあるので、自分の場合は読んでいてもすれ違いからくる危機感ってのは湧いてこなかった。
この子の思いってのは常に直球なのが分かるから心配する事がなかったってのもある。
そもそも尾上が頼に向ける目線ってのも、明らかに愛とは違うものだと思うのだけどね。
何て言うのだろうか、一つのものに打ち込むうちに生まれるものだけど、師弟間とか部活とかの先輩後輩間とかの絆って感覚はどう例えればいいのやら…
ま、全ての決着は三倉の胸の内にかかっていた訳だが、彼が一人考える時間を通して、それでも頼を好きだという結論に辿り着くまでの心境にグッときた。
そんな三倉の葛藤をページ数をかけて読めたからこそ、最後のプロポーズシーンの感激に繋がるのだ。
ラストの二人は最高に綺麗で映えるぞ!!
このページはカラーで見たかった位だ。
これからも頼は更なる高みを目指して自己研鑽し、三倉はそれを愛情で支えていく事に喜びを抱くんだろうね…
でも、「お幸せにね」って祝福はまだ先延ばしにしたい複雑な心境が湧いてしまっている。
欲が尽きないってのは恐ろしい事で、まだ続きが読みたい気持ちがあってだな…
うぅ…便箋買ってこようかな。
最高でした。
金井先生、アイドルのライヴなどを生で観た経験は殆ど無く、唯一が『テ○ミュ』くらいだというようなことをツイッターで仰っていたのですが、信じられません。
というくらい、ステージの上で輝きを放つ人間をこの上なく魅力的に描く力にとても長けてらっしゃる、と、前作から通して感じます。
三倉さんが恋をしたアイドル/エンターテイナー香椎頼という男は本当に素敵でした。
「さあ、命のやり取りをしよう」のシーンは特に渾身の作画ッッッなのではないでしょうか。あれは本当に震えました。
観劇後、ずっとドキドキが消えない、ひたすら幸福だというあの感覚、めちゃくちゃめちゃくちゃわかります。良〜〜〜〜いエンターテインメントを浴びた後のあの多幸感のようなもの、あれが本当にたまらないんですよね。
それを、冒頭に書いたように恐らくあまり経験してらっしゃらないのではないかと思われる金井先生がリアルに描かれていた点にも感心しました。
頼くんが倒れた後、三倉さんと尾上さんが対峙したシーンのラストは、人によって色々な解釈があるのだろうなぁと思います。
わたしの中では、尾上さんは三倉さんのことをずっと頼くんを箱に閉じ込める番犬だと思っていたから、そうじゃなくて、舞台に立つ香椎頼に惚れ込んでるのは同じだと、三倉さんと自分をはじめて同士のように捉えた目だったのかな……などと思っています。
三倉さんと頼くん、二人のそれぞれの好きになり方、愛し方が、切なくて尊くて、嗚呼、本当に幸せになってほしいな、と心から思いました。
社長のはからいが粋すぎてサムアップしたんですが(笑)、最後の展開は、何というか、うまく言えないのですが、本当にわたしの理想で。凄く嬉しかったんです。嬉しくて涙が出ました。
世間での立場とか、難しいことも沢山あるんだけど、二人が互いに大好きだって、愛しいって思える瞬間瞬間を、本当に一番大事にしてほしくて。元々一度は自分が身を引いた、舞台期間中に沢山悩んだ三倉さんの方から、その一歩を踏み出してくれたこと、本当に嬉しかったです。
そして、なんと言っても締めですよね。ドンガラガッシャーンして「ちょっ…! 頼…っ!」で終わるの、もう〜〜〜これがこのシリーズ全ての締めだというのが最の高でした。
一つだけ、肩透かしのように感じたのは、三倉さんのおしおきエッチです。
ネクタイをシュッてして手に持ったので、それで目隠しするとか縛るとかするのかと思ったら違ったのでアッてなりました( ◜ᴗ◝ )
とても愛おしい二人、末永く幸せな人生を送ってほしいですし、可能であればまたその一片を覗ける機会があったら嬉しいです。
上下巻まとめレビューです。
金井桂さん、好きです!
前作も、もうどのシーンもキラキラしていて頼くん、三倉さんも眩しくてキュン死寸前でございました。
今回も安定の美しさ!
頼くんはホントにイイコで可愛いし
三倉さんはスーツ姿が堪らないイケメンだし、今作はイケオジも出てきてひたすら眼福でした!
金井桂さんの描くキャラは皆、正統派で好感度高い通り越してもう清くて尊い‥。
少し不器用だけど真面目で真っ直ぐに生きる子達ばかりなので気持ち良く読めます。
ということで感想は総じて神なのですが、敢えて残念だった事が‥
ちょっと全編通してHシーンが多すぎかな‥。
事が終わる度にHに突入‥
私が勝手に神聖化しちゃってるんですが、やっぱりキラキラ尊い2人なので逆に多いと生々しくなってしまって‥(><)
それに三倉さんは頼くんを気遣いめちゃめちゃ大切にしてるのが良かったので‥頼くん、病み上がりの千秋楽で‥流石に休ませてあげて~って感じになってしまいました(^^;
頼くん若いから大丈夫なんだろうけど‥。
後、今回は頼くんが舞台でのスキルをあげていく‥お話としてはとても引き込まれて良かったですが、アイドルとしての頼くんは最後にちょこっとだけ!そういえばグループだった!
メンバーがいるのも忘れてたぞ!
なのでもう少しアイドルとして活動してる頼くんも見たかったな。
でも、前作からの流れで各メンバーのスピンオフだらけになったら追っかけるの大変だわ~(>_<")
っと思ったりしたので頼くんと三倉さんをたっぷり読めて良かったです!
公私ともブレずに固い絆で結ばれた2人にうるうる( ノД`)…です。
好きでお気に入りのお話の分もっともっとと残念な事ばかり書いちゃいましたが‥
お話は面白いし、絵は綺麗だしイチオシの作品です!
遂に完結、最高でした…!!
どうなることかとハラハラする場面もありましたが
お互いを想い、尊敬し合うふたりの絆はやっぱり強かったですね。
大切だからこそ、手放さなくてはいけない時がくるかもしれないと考える三倉の
その上をいく頼の覚悟がとても頼もしくて
三倉といる時の甘えきった表情や
アイドルとしての凛々しさともまた違う一面を見ることが出来たなと思いました。
尾上の存在は三倉の心をざわつかせることにはなったけれど
お互いに相手を大切だと改めて実感するきっかけにもなっていたな、と。
結局のところ、尾上の本心はわからないままですが
いい芝居を生むために人の心まで操ってしまった、ということだったのかなとも思いました。
悩ましい日々を抜けたら、甘くて幸せなラブラブタイム〜!
このふたりの濃厚いちゃいちゃ、すごくエロいんですが
エロいだけじゃなく想い合っているのがすごく伝わってくるんですよね。
幸せそうなふたりの表情がとても美しかったです。
病めるときも健やかなるときも
お互いを尊重しあって生きていくのだろうなと思えるラストに感動しました。
こちらで完結ですが
またいつか、この素敵カップルのお話が読めたらいいなと願います。
上巻からの続きです。
始まりから良いんですか…?ドキドキ
三倉のお仕置きエッチが激しい〜〜!
嫉妬と独占欲がハンパないですが、この振り切った感じが普段冷静な三倉と対照的で良いです!
下巻は三倉の心理描写に結構触れています。頼への愛情が深いです。恋人として嫉妬や独占欲も抱くけど、マネージャーという立場上でも頼のキラキラ輝いている姿を見たい気持ちもある……なんとも複雑な心境です。
頼が仕事を頑張るのは三倉のためでもあります。プライベートも仕事も両方頑張っている頼が好きだからと、頼は舞台を成功させて三倉に見てもらいたい気持ち。それが悪い方向へと向かって、2人のすれ違いを産むことになるのですから、あ゛ーーー!何とももどかしいです。
すれ違いは舞台中だけ。当て馬かと思っていた尾上は、当て馬でも何でもありませんでした。←セリフとか行動が紛らわしかった……
舞台終了後は、仲直りのラブラブエッチ。からの〜…ウェディングフォト撮影。からの〜…結婚です。
急に色んなことが進展しました。でも頼と三倉の2人に、こうあって欲しいと願っていた展開だったので、とても嬉しかったです。頼の白スーツにベール姿は、なかなか見ることないものでしたが、頼なんでカッコよくも可愛くも着こなしていました。三倉もカッコ良かった!
上下巻合わせて、素敵なストーリーでした。独占欲も嫉妬も2人の仲を深める材料になっていました。ビジュアルが本当にいい。
ハッピーエンドの結末で、読後感も良く気持ちよく作品を楽しむことができました^ ^