電子限定かきおろし漫画付
マーキング、と銘打ってあるだけに、アルファがマーキング(H)すると、体にバラ柄などのアザが出来る、という設定のオメガバース。
カップルは、教師同士。しかし新たに赴任してきた日高は、何やら学園理事長の近親者のようで、ベータと偽って人の良い教師のフリをしながら事情がある気配です。
一方の吉田は生徒から慕われる先生。アルファ優勢社会で就職のしづらりオメガながら、理事長のバックアップと、ヒートが来ないという特殊な体質のオメガであることから教師の職を得ている。
こういった背景で、2人がどのように惹かれ合うのか、運命の番、という言葉こそ出てきませんが、日高に会った途端、吉田はオメガとしてフェロモンを出す体質に変化してしまうなど、やはり運命という言葉がふさわしいように思います。
いったん素直になってからは甘々の2人。この2人の日常生活も見てみたいものです。
今から4年前の作品ってことですが、オメガバースが飽和状態にある現在においても見劣りしない斬新かつドラマチック設定にシビれる逸品作。読むのが今になってしまったけど、もっと早くに読んでおけばと後悔するに値する素晴らしい作品でした。
αとΩの間にしか刻まれない特別なシルシであるマーキング設定が面白い。運命の番とかじゃなく、粘膜接触で相手の血統マークげ浮かび上がるってすごくエッチな感じする…。お前は俺のモノって言われてるような独占欲の証じゃないですか。しかも粘膜接触って……キスかエッチをしないと浮かび上がらないっていうのがあからさま過ぎてドキドキします^ ^
それに、ヒートがないΩ…出来損ないのΩとして生きてきた吉田が、日高と肌が触れ合った瞬間、日高に当てられてヒートを迎えてしまうとこなんか運命を強く感じました。利害が一致したセフレ関係の2人が、お互いに惹かれ合っていく様は見もの。吉田の額の薔薇が美しくマークされることが、日高からの愛の強さを反映してるようですごくドラマチックに感じました。
最後がもうなんとも言えない展開で。好き合う2人のとめどなく溢れるフェロモンにまみれた濃密な時間、濃厚な交わりにドッヒャーってなりました(//∇//)すごくエッチでエッチでエッチ。ふぅ…酔っちゃいそうに甘い時間だった……。
エロスの中に見える深い愛は必見です!!!!!
もうこのまま2巻にいっちゃお。どんなストーリーになるのか楽しみです♪
久しぶりに読み直しましたがやはり最高に良かったです。
普段この手の受けはあまり得意ではないのですがるり先生はストーリーの運び方はもちろん濡れ場もしっかりと描写し尚且つその描写が丁寧に描かれていることもありどの点をとっても最高に良いです。
また、マーキングの跡が出てくるという独特な設定のオメガバースものに新鮮さすら感じ、攻めもアルファの雄らしさというのが、ひしひしと伝わってきてそこも含めてたくさん楽しませてもらいました(=^・^=)
好き!
2人の顔や体の描き方が好き!
王道なオメガバースのストーリーなのかな?ラストまで乱れることなく安定の甘さに酔いました。
もうサービスカット満載です。灯里の股関節がバレリーナ並みに柔らかくて180度開脚なので、2人の大切な箇所がこちらに丸見えです。
βには見えない謎めいた日高先生が最初は上から目線でちょっと嫌な奴なんですが、彼の素性を考えるとガードが固く簡単に他人に隙を見せなかっただけなんだと徐々に分かります。
この攻め慧は一見クールですが意外なシーンで責任感のある態度や優しい言葉で灯里と真摯に向き合います。
お互いにどんどん好きになっていく様子が素晴らしい。言葉で確認してないけど、もう付き合ってるのと同じじゃない?ってくらいラブありました。
トラブルを乗り越えてのシーンではお互い初めて名前を呼び合います。これは大正解。やられました。
人気ですね。2巻が出たときに連日ランキングに入ってたので気になってました。
オメガバースもので、粘膜接触するとマークが出るという設定ですね。
うーん。途中からは良いお話なんですけどね…。
最初がねぇ。日高が吉田を見る目つきやオメガなんですよね?みたいな態度。ちょっと嫌でした。
そして手が触れて日高が発情して、いきなりレイプ!いやいやいや、いきなりベルト外してきてぶっ挿して本能だとしてもちょっと…。
あげくに事後タバコ吸いながら態度が急にえらそうになって。
ここがどうしても嫌でした。
その後は吉田のためにセフレしたり、心配したり良かったんですけど、ひねくれた自分には恋人気取り?と思えちゃって。
どうしてもあのレイプ前後の日高がひっかかって、その後がどんなに良いお話でも上がりませんでした。