「10年、20年先もずっと―――」 幼なじみBLの最高到達点!

いつか恋になるまで【BLCD】

itsuka koi ni narumade

いつか恋になるまで
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神9
  • 萌×22
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

14

レビュー数
3
得点
53
評価数
11
平均
4.8 / 5
神率
81.8%
著者
媒体
BLCD
作品演出・監督
蜂谷幸
音楽
デルファイサウンド、大坪絢
脚本
木綿
原画・イラスト
倉橋トモ
オリジナル媒体
コミック
CD発売会社
フィフスアベニュー
シリーズ
家族になろうよ
収録時間
131 分
枚数
2 枚
ふろく
フリートーク
別ディスクであり
発売日
JANコード
4580166733388

あらすじ

兄弟同然に育った千秋と和馬がそれを覚えたのは、中学3年のこと。
自慰に耽る千秋に気づいた和馬がもちかけたのが最初で、
遊びの延長みたいなものだった。
少なくとも、和馬にとっては。
だから和馬に彼女ができた時も、何でもない顔をした。
けれど無理をするほど気持ちのセーブは難しくなって、
寂しそうな顔をする和馬に、余計に心はかき乱される。
そうして千秋は、ついに―――。

一瞬を重ねて、恋は永遠になる。

中学から高校時代を描いた原作コミックス上下巻を2枚組み仕様でドラマCD化!

表題作 いつか恋になるまで

上村千秋 → 内田雄馬

和馬 → 古川慎

その他キャラ
巴[矢作紗友里]/ 神田[河西健吾]/ 斉藤先生[外崎友亮]/ 本條[岩井映美里]/ ミキ[佐藤はな]

レビュー投稿数3

初々しい

原作既読です。
家族になろうよのスピンオフですが、こちらだけでも楽しめます。コミックス2冊分2枚組でボリュームたっぷりです。
家族になろうよでは、既に一緒に暮らしている二人でほのぼのですが、こちらは高校時代の2人がメインなので、なんだかとってもかわいいです。
幼馴染で一緒にいることが多いけれども、まだお付き合いはしてなくて千秋は前から和馬のこと好きだったけど、和馬は女の子と付きあったりもしていて仲の良い幼馴染だったけど、もう千秋の好きが溢れてきて和馬も恋人より千秋を優先しがちで、結局振られちゃうことに。
千秋の好き好きがグイグイくるので、最初はちょっと戸惑っていた和馬も千秋の事好きだったと気づいていくのがとっても良かったです。
家族になろうよに引き続き千秋を内田さん、和馬を古川さん演じられてて二人の息もぴったりです。
幼馴染のもう一人巴ちゃんは千秋の気持ちに気づいていて、二人を応援してくれてるのも、さっぱりしてていい女の子なので、あまり嫌味じゃなくてちょっと離れたところからずっと二人を見守っててくれた優しさが良かったです。
とにかく付き合う前からのお話なので惹かれあっていく過程にキュンキュンします。

0

至高の幼馴染BL

「家族になろうよ」は原作・ドラマCDともに未読&未聴、「いつか恋になるまで」は原作既読の状態で聴きました。ちなみに子供が出てくるBLが地雷の方(私がまさにそうなんですが)も、本作は学生青春BLで子供は出てこないので、今作だけ購入する価値はあると思います。

(総評)
古川さんも内田さんも素晴らしい役者さんですが、正直なところ本作のキャラクターとはイメージが違うと思っていました。原作読んだ時に和馬はやんちゃで千秋はほわっとした感じを想像していたので、YouTubeの数分間だけの視聴だけだと想像とのギャップが埋まらなかったです。ただ、実力のあるお二方なのでだんだん慣れてくると言うか、最後まで聴くと違和感はなくなっていました。
原作はBLアワード受賞作なので当然素晴らしいのですが、「ここ泣ける」と思えるシーンは忠実に再現されています。コミックの帯にあった通り「一瞬を重ねて、恋は永遠になる」ですから、CD2枚組にして正解だったと思います。

(DISC1)
彼女がいる和馬に告白する千秋と千秋の告白に戸惑う和馬の「付き合う前」の話です。
青春イベントもたくさんあって、そのたびに二人の距離がくっついたり離れたりするんですけど、幼馴染ゆえの葛藤もあって感動的なシーンも多かったです。私が一番好きなのは、和馬が彼女と別れて千秋のもとに駆け出すシーンですね。彼女がいる和馬に「我慢できずに告白してしまった」千秋の葛藤を和馬が受け止める一番の見せ場だと思います。ここの古川さんの声はかっこいいし、内田さんのお芝居には泣かされました。夏祭りの秘密基地での告白と2強でDISC1の好きなシーンです。
このあとの濡れ場も良かった。好きな人の体を触る気持ちよさというか、プレイ的には全然エロいシーンではないのに、妙にリアリティがあって色っぽく感じました。ただ、DISC1は内田さん結構派手に喘いでいたので、攻めは絶対に喘がない!と強く思っている方の好みではなさそう。個人的には攻めとか受けとか関係なく(しかもこの時はまだどっちか決まっていなかったですし(笑))、ずっと思いを寄せてた人が積極的に触ってきたら興奮すると思うので有りだと思いましたけどね。

(DISC2)
付き合い始めてから高校卒業までの話。
DISC2からは脇役の良さが際立ちましたね。巴、先生、フットサルの先輩など。この作品は悪い人がいなくて、脇役がメインの2人を差し置いて出しゃばることもない。優しい世界です。実は河西さんがしれっと出演されているのですが、これまたすごく良かった。河西さんの声は特徴あるのに、物語に馴染んで和馬の良き先輩として生きていました。
物語としては王道だと思いますが、二人の関係性は一貫している気がします。千秋がしかけて和馬が揺れて、和馬が悩みながらも覚悟を決める、といった感じ。この辺りを聞くと、最初は合わないと思っていたキャスティングにも納得がいくんですよね。千秋は可愛くて優しい反面、和馬に対しての独占欲は強くて一生傍にいることを決意している。和馬は今風の男の子でありながら、千秋を思って現実に立ち向かう強さがある。結果、キャラクターのどこにフォーカスするかで人によってイメージが違いそう。
ちなみにDISC2は外プレイ多めですが、古川さんの良いところを責められた時の「あう゛っ」みたいな喘ぎ声がエロかったです。DISC1聞いたあとは千秋受けでも良くない?と思ったのですが、DISC2を聴くと、千秋は仕掛ける側で和馬が受け止める側だとより強く刷り込まれ、和馬受けが正解なんだと理解できました。

(フリートーク)
古川さんと内田さん(と透明なアクリル板)で約15分。
コロナの影響で録り切るまで1か月かかったとのこと。大変ですね・・。
ちなみに、古川さんは初めてのベッドシーンで「玄人過ぎる」と注意され、咥えるシーンのプロっぽさに内田さんもびっくりしたとのこと(笑)。気になって聴き返してみたのですが、確かにいつもの古川さんにしてはじゅぽじゅぽ音が控えめになっていました。フリートークの後に聴くとまた試行錯誤した感じがうかがえて面白かったです。

2

恋愛開花の音がする

原作はどちらも既読、ドラマCD「家族になろうよ」は未聴取です。
原作の上下巻の思春期ならではの青さがすごく好きで、今回2枚組でドラマCD化されると聞いて発売を楽しみにしていました。
以下、普段あまり声優さんに明るくない者のレビューとなります。
少々長いレビューとなってしまいました。

概ね原作通りに進みますが、ちょっとしたセリフが足されていたり、音声だけでも状況が分かるようにセリフ順が細かく丁寧に整理されていて聞きやすいです。
カットされているシーンは殆どないかと思います。
BGMやSEの聞き心地もちょうど良く、決してお話の邪魔をしません。
特にSEが痒いところに手が届くリアルさで良かった。
ああ、ここはスマートフォンをタップしてメッセージのやり取りをしているんだなとすぐ分かるような親切さで、本当に脚本家さんや音響さんの丁寧なお仕事が素晴らしい。

和馬役の古川慎さん。
正直、和馬も千秋も私が想像していた声ではなかったんです。
原作を読み込んでいたからか、耳に馴染むまで違和感があったというか。
なのですが、千秋から想いを打ち明けられてから、どんどんと和馬の心が揺れ動いていく様の表現が見事で、なんだかすごく良かったんですよね。
幼馴染みからの告白…と、大きな戸惑いでいっぱいの中で、幼馴染みではなく「千秋」という1人の男の子についてぐるぐると考えて、こっそり姿を見に行っては「あれ、俺の幼馴染みはこんなにかっこ良かったのか?」なんて思ってしまう。
長年当たり前のように一緒に居た存在への恋心に気付いた瞬間の甘酸っぱさがあふれていて、この辺りの演じ方がとても好き。
想いを自覚してからの、原作で好きだったブランコのシーンでの必死さだとか、こう…どうしても言わずにはいられない衝動でいっぱいなのがドンと伝わって来るんですよ。
付き合ってからも、千秋を意識してちょっとした事でときめいてしまうのがまた聞いていてむず痒くて。
いつの間にか自分の視線の先に居るのはいつも千秋になっていたんだと気付くシーンも好きでしたし、進路や自分達の関係について思い悩む等身大の男の子っぽさも良かった。
千秋はずっと前から恋愛感情を和馬に抱いていて、とっくの昔に腹を括っているけれど、和馬はまだその気持ちに追い付けていないのが分かる表現力でした。
古川さん演じる和馬は、男前な印象を受ける声色なのですが、ベッドシーンになるとなんというのかな。
ごくごく普通の男の子が、恋人である千秋だけに聞かせる、思いがけず良い場所に触れられた時の声にならない声、みたいなのがたまらなく良いです。
千秋以外の人はこんな声知らないんだろうなあ…という喘ぎがとっても色っぽくも可愛らしかったです。

千秋役の内田雄馬さん。
内田さん演じる千秋は声が可愛いですよね。
可愛いんですけど、想いが通じ合ってから、周囲に対してさり気なく和馬への独占欲が見え隠れするのがずるいなあ。
初めから中盤あたりまでは和馬が「守ってやらなきゃいけない対象」として見てしまうのも無理はないよなと思える、ふにゃふにゃとした雰囲気の声なんです。
でも、告白をして付き合って…と、1歩ずつ階段をのぼるに連れて、柔らかさはそのままで微妙に声色が大人っぽく変化している気がして、改めて声優さんってすごいなと感じました。
後半に進むに連れてどんどん良くなっていく。
DISC2の演じ方の方が好きかもしれないです。
可愛くて、和馬にとって庇護の対象のようだった彼の方が実は先の事まで考えていて、ただ真っ直ぐに和馬との未来がずっと続く事を信じてやまない。
そんな真っ直ぐさや真剣さ、揺るぎなさが伝わる演技の数々でした。
ベッドシーンでの、和馬に咥えられた時の喘ぎは好みが分かれるかなと思いますが、それ以外は穏やかなトーンの中にも年相応の余裕のなさがちらほらと見られたりしてとっても良かったです。
和馬の事が可愛くて好きで仕方がないんだなあと分かる責め方でした。
聴き終えてみると、初めに感じた声のイメージに関する違和感は次第になくなっていったように思います。

そして、この作品の影の功労者と言っても過言ではない巴役の矢作紗友里さんの声が、原作を読みながら想像していた巴の声そのままで驚きました。
そうそう、こんな声だと思ってた!
彼女は、明るく2人をぐいぐいと引っ張る女の子のようでいて、要所要所でハッとするような発言が多いんですよね。
ドラマCDでも見事なバランサーとなっていて、和馬や千秋にとって重要となるシーンでは、トーンを少し落としてぽつりと語りかけるような口調が上手くて。
彼女と斉藤先生のシーンも、2人の関係性が表れている穏やかさで好きでした。
(先生の一人称が「俺」ではなく「僕」に変更されています)
それから、本條さんの声がすっっっごく可愛らしかったです…
女性キャストもいわゆるキンキン声の方はあまり居なかったように思えるので、聞きやすいのではないでしょうか?
幼少期の和馬と千秋の声も大変愛らしいので必聴です。

幼馴染みの少年2人の思春期ならではのきらきらとしたまぶしさを感じる恋や青春、マイノリティである事に対しての葛藤、子供と大人の中間地点にいるもどかしさ。
原作の良さはそのままに、それらが音声ドラマならではの良さで表現されています。
声のイメージさえ合えば、原作がお好きな方には本当におすすめ出来る作品です。
初めにも書いた通り、脚本やSEがとても丁寧に作られているので、おそらく原作が未読の方でも問題なく聞けるかなと思います。
素敵な音声作品でした。
10代の、若者のすべてをぜひ耳で楽しんで頂きたいな。

特典的に関しては、声優さんがお好きな方はフィフスアベニュー公式通販、原作がお好きな方はコミコミスタジオでの購入がおすすめです。

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