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やまない不幸の終わらせ方

yamanai fukou no owarasekata

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表題作やまない不幸の終わらせ方

清竹誠司,会社員
烏童 隆之,25歳,会社員

同時収録作品誤算のカタチ

烏童隆太,大学4年
三城俊久,大学4年

その他の収録作品

  • ある日の彼らの過ごし方
  • あとがき

あらすじ

烏童隆之は絶望的だった片思いを成就させ、 社会人になっても清竹誠司と恋人関係を続けていた。 この恋を守るために理想通りの自分でいたい。 男同士、家族、仕事、将来――清竹の実家を訪れた烏童は 恋の前に立ちはだかる現実を目の当たりにする。 2人の選ぶ未来とは――。

作品情報

作品名
やまない不幸の終わらせ方
著者
緒川千世 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
発売日
電子発売日
ISBN
9784799750254
4.1

(152)

(65)

萌々

(54)

(27)

中立

(4)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
19
得点
626
評価数
152
平均
4.1 / 5
神率
42.8%

レビュー投稿数19

こじらせてるなあ

前提として誤算のハートしか読めておらず烏童兄のお話は読めていません
なのであらすじやら他の方のレピューを読んだうえで理解が足りない部分も多くあると思います

まず誤算のカプは相変わらず好きに離れませんでした。受けのキャラが私はかわいいと思えない、共感できない、いらいらする言動、作画が女にしか見えない、、攻めも特に推せない、(好みの問題です)

なんでこのシリーズがこんなに人気なのだろうと感じていたのですが、
烏童兄と清竹のカプはすごく共感しやすい悩みやすれ違いでした
ただずうっと好きでこじらせている割に受けの諦めが速く、勝手に何も聞かず家族とやっていけそうにないとしてしまうのは3冊目にして糖度低い、!!と感じました
そして自分から諦めといて女といるところを見たら殴りかかるのも手が早くなんだかなぁと感じました
清竹の男前で好きですが、シリーズ最新刊がこちらですよね?既刊は買わないと思います

0

ここまで描いてくださりありがとうございます

清竹くんにだけ見せる顔、清竹くんにだけは見せたくない顔。両方あるのが、リアルで切ない。

烏童お兄さんの清竹くんといるときの顔がとにかく可愛いし、会社で完璧を武装→後輩にすごむところもほんと好き。ギャップのあるキャラ、多面性のあるキャラに弱いんです。

2話の旅行回は、四者四様尊い。烏童お兄さんはまた「俺はそういうの似合わねえしな」とか親に紹介するタイミング(でも弟よりは先に伝えたいってところが好き)とか、考えすぎてぐるぐる。でも、その後すぐに伝えられて、親も最初から気づいていてってところが良かった。

3話で烏童弟くんが「ヒーローじゃなくてもいいんじゃない?」って言うところは兄弟って感じがして、お気に入りです。

清竹くんの実家(正確には父親の実家?)に行ったときが辛すぎて。秘密基地でふたりきりのときの会話は、このカップルの関係性が表れてる感じが大好きなんですが、その他がとにかく辛い。烏童家は息子二人ともの恋を応援しているのに対して、正反対。とどめのお姉さんの「あんたにはすぐに別のいい人が出来るだろう」に心臓ギュウってなった。14年間清竹くん一筋なんだよーって心の中で叫んだ。ここのラスト3ページの演出が最高すぎて切ない。

4話、好きすぎるゆえに身を引いてしまうのが彼なんだよなぁ。でも、ただでは引き下がらない清竹くん(しかも既に母親には付き合っていることを伝えてある)も、お見合いをしていると聞いて怒り、泣いて本音を言えた烏童お兄さんも最高でした。ちゃんと意見をぶつけ合って喧嘩できたのが良かった。
殴った直後の弟カップルの表情の差も好きです。あと、烏童お兄さんは全くの無自覚ですが、翻弄されてる後輩がちょっと面白かったです。

三城くんたちの話は、本編がシリアスだった分、不動のラブラブが身に染みました。両家公認の順風満帆バカップル。「ハワイ」のコマが好きすぎます。ちょろい。お母さんの幸せを願う姿が素敵。

描き下ろしのお兄さんが、何も飾らない気楽な雰囲気だったのと、清竹くんの実家がちょっと歩み寄ったところが垣間見られて嬉しかったです。

長かったお兄さんの自己完結も、これで決着。完璧でない自分を受け入れられて、ここまで描いてもらえて、本当に良かったです。

0

何回みても泣ける気がする

一言、しんどいっ。
なんでしんどいって、リアルすぎてしんどい。
でも、このシリーズは毎回結末が良いからすきです

今井くん。やっちまったなぁ。怒らせたら怖いのいちばん優しい人って知らんのかね。

清竹、ちゃんと気づいてくれるの良すぎる

熱海旅行いいなぁ。海行きたい
三城くんタンクトップがよい。
いつの間にピアス開けたん烏童弟。

似てる……!両親にてる!
そんでもっていい両親すぎる……!

お姉様怖いなぁ。
お父様も怖いなぁ。

しんどいしんどいしんどいしんどい
電車で泣きながらメッセ送る烏童兄しんどすぎる泣く。

今井くんと仲直りしてくれてありがとう

お見合いは草
普通に可愛くて草

ずっと泣いとるやん烏童兄。
1人で頑張りすぎやん。

三城のおかん結婚するのおめでとう
そして烏童弟由利さんって呼んでるのいいな

かわいい。男はみんなマザコンでいっ

「かーちゃん、幸せにしろよなっ」は泣ける

割かし合ってる烏童むっつり説

このダブルカップルいいなぁ。
最高です。

表紙というか、帯綺麗すぎる。
『あの頃 想像できなかった 未来に 立ってる。』
っていいセリフすぎんかぁぁ
読み終わってからまた良い良いってなってる
ただひたすらに烏童兄と一緒に泣いた巻だった。
みんな幸せになれ〜

ここまで読んでくれてありがとう。

2

このカップル達は神

シリーズになってきてますが、この烏童兄弟のカップルは両方とも神です!大好きなお話。
お兄ちゃんのCPは、後輩に脅されそうになっても逆に脅し返すほど強い自分、負けない自分になれるように努力してきて。それだけ清竹に対する想いがちゃんとあるのに、ずっと片思いを拗らせていたことと清竹はノンケだったこともあって、清竹の実家に行って田舎の家族に溶け込めずに別れを考えたり、、、、

弟君CPは相変わらずの三城が相変わらずのノーテンキはちゃめちゃぶりで、それを見守る的な。でも母親の再婚話には拗ねちゃう三城がカワイイ。そして烏童がリングを送るのも素敵で。

この2CPは、また何かの折に続編を読みたいです。
ニマニマしたり、切なくなったり、笑ったり、萌がちょっとずつ沢山あるような、そんなストーリーでした。

1

完璧を目指す以前に考えて欲しいこと

 やはり私は烏童のネガティヴさが少し苦手なのだけど(弟カップルが好きなのでシリーズを追ってます。三城がもう少し初期のアンニュイ感を保ってくれていたら嬉しいんだけどなぁと思いつつ(笑))。それをカバーするように清竹を守ろうと必死になる気持ちは分からなくもないです。同性同士の恋愛に文句を言わせないように、他のあらゆるところを完璧にしたい。烏童の性格を考えれば、その思いは非常に強くなっていったでしょう。

 けれど、それは結局清竹の与り知らぬところで完結してしまう独善的な考えに過ぎません。自分の弱さを自覚しているからこそ、彼にはもっと清竹と自分の思いを分かち合うということをしてみて欲しい。見合いを止められなければ別れるつもりだったという清竹。こんな風に彼に試させるのは、これで最後にして欲しいです。本当の強さ、思いやりというのは、恋人に胸の内を明かせることだと思います。少しずつでも、烏童に変わっていって欲しいですね。

0

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