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表題作初恋ゆき

梶谷一成,26歳,路線バスの運転手
小宮山忍,17歳,有名進学校の2年生

あらすじ

山間の集落にあるお寺の子として生まれ育った忍は、周りからいい子であることを求められ、窮屈に生活してきた。そんな忍のつらさに気づいてくれたのは、路線バスを運転する梶谷。からかうような梶谷の態度にはじめはムカつく忍だったが、愚痴を言える相手がいるかを心配してくれ、「オレにでも言えばいい」と笑ってくれた梶谷にいつしか惹かれていき……? 不安でこわくて、幸せで──ファースト・ラブ!

※小説ディアプラス2014年ハル号(vol.53)収録作

作品情報

作品名
初恋ゆき
著者
夕映月子 
イラスト
金ひかる 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
電子発売日
2.4

(9)

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萌々

(3)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
1
得点
18
評価数
9
平均
2.4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

真面目くんの初恋

夕映月子先生の電子短編。
元は2014年雑誌掲載作です。

主人公は、忍。高校生。
山間集落のお寺の一人息子。
学校の部活動も頑張り、自分は疲れててもバスでお年寄りに席を譲り。
子供の頃からの「良い子」の躾けが染み付いている。
そして、そんな自分自身に窮屈さを感じているお年頃…

さて、普段通学で乗っている路線バス。
たまに乗り合わせるある運転手さんが、時々忍をからかったり。
ある時は疲れを気遣ってくれたり。
恥ずかしくてはじめはすごく反発してツンケンする忍。
だけど気付いたらもうその運転手さんに恋してた…

そんなお話です。
真面目くんの自我の目覚め、恋の目覚め、将来を見据え始める成長。
そのきっかけが、10才くらい年上?のバス運転手さんへの初恋、というわけです。
短編だからか運転手さんの視点は無く、元々ゲイなのか、忍をどう好きになっていったのか、そういう部分は描かれていません。
忍が大学は東京に行きたい、家を出たい、という希望をお祖父さんに宣言する、そして運転手さんに誘われていた海への旅行へ。
抱かれてもいい、という覚悟を持って。
そして…
尊い初体験、です。

物語はここで終わり。
その後、運転手さんとの恋がどうなるのか、続くのか。
忍がどんな大学生になるのか。
忍は結局お寺を継ぐのか、継がないのか。
その辺は、未知。
今、この時。初恋とこれからへの不安。でもきらめいてる。そこが書けるのがやっぱり夕映先生ですね。

3

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