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表題作YEBISUセレブリティーズ 3rd

代表取締役兼プロデューサー通称ボス35大城崇
アルバイトから正社員になった最年少24藤波はるか

同時収録作品番外編 NIGHT ROSE

同時収録作品番外編 Silent Eve

ワイルドな容姿なのにハートは乙女な建築家35レオン
笑顔でシニカルな毒舌をはくコピーライター29高館要

同時収録作品ショートノベルズ 初めての… by岩本薫

協調性皆無のグラフィックデザイナー26久家有志
クールビューティなアートディレクター27益永和実

あらすじ

デザイン事務所“Yebisu Graphics”に集う恋も仕事も超一流の男たち──その名もエビリティ。BL界を席巻する人気絶頂コラボの3rdシーズンは、ついにボスの過去と傷が明らかに──! その時はるかは…!? 漫画&小説のWかき下ろしも収録。

作品情報

作品名
YEBISUセレブリティーズ 3rd
作画
不破慎理 
原作
岩本薫 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックス~BE×BOYCOMICS~
発売日
ISBN
9784862630261
3.3

(14)

(4)

萌々

(0)

(7)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
9
得点
44
評価数
14
平均
3.3 / 5
神率
28.6%

レビュー投稿数9

光源氏と紫の上的な?

3巻は社長×はるかでした。

このCP、大事な導入部分を担ったものの、あまり思い入れがないんですよね。
設定紹介を兼ねてのCP成立で、イケメンで有能で何でも持っている社長にはるかが惹かれるのはものすごーーーーく分かる。
そんなひとに目をかけてもらえて、連れ回してもらえて、知らなかった世界見せてもらえて、その人にとって自分が特別だなんて思えたら、そんなの好きになっちゃうじゃんって思いますよ、そりゃあ。

でも…、社長ははるかのどこに惚れたんでしょう?
1、2巻では可愛らしかった外見が3巻では劣化している…。
外ハネの襟足ばかりに目が行ってしまう。
そもそも3巻執筆時、もしかして不破さん、超絶多忙だったのでしょうか?
そんな疑問が生じるほど、前半は1ページ1コマとか、2コマといった大ゴマ使いが多過ぎて、作画の質も申し訳ないけれど、小声で言いますけど、落ちてませんか?

話が脱線してしまいました。
我が子ですら会社を回す駒扱いの父と、そんな父の下で首を垂れるだけの母というギスギスした環境で育って、「勝つことだけが正義」みたいな教育を受けてきた社長にとって、巻頭の人物紹介でアピールされるほどの「癒し系」なはるかは窮屈な日常を緩めてくれる貴重な存在だった?うーむ、そこまで今、窮屈かな?
人生経験豊富な社長が、熱意はあるけどまだまだ未熟なはるかにそこまで惹かれる理由が分からないー。どこー?どこに惚れたのー?
「愛してる」まで言います、今回。
愛しちゃってます。

がんばってるとは思う。応援したくはなる。
でもそれと「好き」って別じゃないですか?
この2人を見てると光源氏と紫の上が浮かんでくるけど、あれは藤壺あっての紫の上だし、藤壺の姪でもない、似てもいない女児だったら、光源氏も執着しなかったと思うし…。そう、この戸惑いです。藤壺という裏付けのない紫の上なんです、はるかって。

今回、社長の実家である国内シェア1位の時計メーカーのカタログ受注から始まり、キャンペーンを巡って大手広告会社と対立したり、社長が拗ねたり、はるかが奮闘したりしますが、それでもやっぱり社長がはるかに惚れる理由が分かりませんでした。
さらに社長の元いた大手広告会社の元同僚的な人がいきなりケンカを売りに来たり、「…えー」な展開が盛り沢山で、1冊まるまる1CPだったにも関わらず、ちょっとトーンダウンしてしまいました。
新入社員も入ったけど、この子は誰とCPになるのでしょう。

描き下ろしはエビリティがホストクラブを経営していたら、という架空の話。
従業員だけでなく、達也やアルベルトまでホストとして参加してました。
あとやっと文字ではなく動いている久家×益永が見られました。

もうひとつの描き下ろしは世界的に有名な建築家・レオンと、エビリティ唯一のコピーライター・要のCP。初登場で、いきなりまったりしてました。

そして巻末小説はもうおなじみになった久家×益永。
この2人も文字じゃなくて漫画で見たいのですが、この先の2冊でも頑なにこのスタイルを貫いているのでしょうか…。
「恋人のための初めてのお料理」でした。

あとがきを読んだら「いろいろありましたが」と書いてあって、いつもより文章も短め。
この巻の作画の変化や大ゴマ多用が頭をかすめて、何があったんだ!?と思わずにはいられませんでした。
何があったのでしょうか。

1

ピピン

hepoさま
お返事ありがとうございます。
タイトルになぜかTwitterって入ってしまいました。
「YEBISUセレブリティーズ 久家×益永ver.」です。

hepo

ピピンさま

ありがとうございます!
他CPの話だと動いているところがちらっとしか見えないものの、ビジュアル付きで見たら絶対萌えそうな2人なのになあと思ってました。
買ってみます!

ピピン

こんにちは。
久家×益永組は小説担当でしたが、2013年に一番最初のお話だけがコミカライズされていますよ。「TwitterYEBISUセレブリティーズ 久家×益永ver.」です。
絵がすっごく新しくなっているので、ちょーっと違和感あるかもしれません。

ホストパロに萌え!

小説未読でコミック一気読みの3巻目。
とりあえず全巻で自分の推しカプが綿貫×狩野に認定されてしまったので、また今回ボス×はるか編に戻ってしまったのがちと残念。まぁ、メインカプだからしょうがないですね。

今回、ボスの実家の会社の仕事を引き受けるにあたり、ボスとボスのお父さんとの確執が浮き彫りになります。が、素直で直球なはるかの頑張りと、そんなはるかの姿に心を動かされたボスの助言でコンペも上手くいき、ボスとお父さんのわだかまりも少し解けた感じでした。

ただ、やっぱりこういう王道のストーリーは、漫画で読むと先が読めすぎて、面白みにかけますね。どちらかというと、おまけのホストパロの方が萌えました(^_^;)

1

漫画はボス×はるかメイン、巻末小説は久家×益永☆ホストクラブ漫画も!

どうしてもボス×はるかカップルに萌えられない体質のようで・・・
2人のことが嫌いというのでは決してなく、馴れ初めや関係性が私の萌えツボに今のところ引っかかってくれなくて・・・
なので、この巻はボス×はるかメインということで、漫画の部分は萌えられず・・・(すみません。完全なる個人的趣向の問題です・・・)お話自体は面白いんです。ボスを取り巻く環境や事情も明かされますし、なかなかにドラマティックな展開です。

萌えたのは、やはり巻末の久家×益永カップルのショートストーリーと、エビリティーがホストだったら・・というパラレル漫画。この2つの部分で「神」評価になりました。
色気たっぷりの可愛い益永さんを見られて幸せです!!!

2

大城を守りたいと思うはるかも男なんだなー

大城×はるか ボスと新入社員の歳の差も身分差ラブ

大城が嫌って家を出た父親が経営する一流時計メーカーの次期社長と言われている大城の従兄弟からの依頼で引き受けた仕事が成功し、次の仕事のプレゼン参加の打診を受けた。
大城は仕事第一で妻のことを蔑ろにし子供は会社を継がせる道具にしか思っていない冷酷な父親を憎んでいた。

過去の出来事や父親との確執からの父親の会社とはかかわらないと決めていた大城だったが、はるかの一生懸命さと大城を思うまっすぐな気持ちにいつしかこだわりが消えてった。
仕事上でもプライベートでもはるかの成長がみられたのはよかった。

落ち込む大城の助けになりたいとベッドの上でも頑張るはるかのせいいっぱいがかわいかった。
不慣れな奉仕と騎乗位に萌えました。

0

成長したなぁ…

見習いから正社員へ。
やっとオフィスの一員となったはるかですが、今回彼の健気さが爆発です。

国内一のシェアを誇る時計メーカー「CASTLE」の競合コンペの参加依頼が来た。
けれど大城はコンペを断ると独断で判断、はるかはチャンスをください!と大城に直談判、一切大城は関わらないという条件でコンペを受けることになった。

はるかが仕切ることになったコンペ。
悩むはるかに、関わらないといった大城ははるかなりにやってみろと背中を押します。

今回大城の過去のしがらみが少し明らかになりました。
大城の中にある空洞。
その隙間を埋めることができたのは、純粋で真っ直ぐでなによりも全力でぶつかってくるはるかだからこそ、なのかもしれません。

初めてのクライアント。がんばってね、はるか。

しっかし浅倉がのうのうと混じってることに、コイツ裏では和実にあんなことしてたんだよ!と言いつけてやりたくなってしまった(笑)
まぁ一悶着あった「CASTLE」との最初の仕事はコミックではさらっと受け流しているので、ここにいる浅倉は改心したあとなのかしら。

地下三階にそんなモノが!
No.5からNo.1のランクの理由に笑ったw
叱られたいと思ってしまったわたしは、しっかりエビリティに毒されている気がする…。

0

両方楽しんでいから読むといいかも

 今回のお話は、ボスとその恋人・はるかのお話がメイン。
 晴れて、エビリティの社員になったはるかさん。
 そのはるかさんが、ボスが家を出る原因となった確執にちょっとクビをつっこんじゃって、ボスの過去がちょっとだけ明らかになりました。

 ボスの実家から、一度、依頼が来て、それが好評だったので競合コンペの依頼が来たが、断ることにする。
 ところが、他のメンバーの不満を代表する形で、はるかがケンカを買ってしまったので、ボスのアドバイス抜きで仕事を進めることになる。

 というはるかちゃん大活躍の巻き。
 偉大なボスであり恋人を持ったはるかちゃんは、もともとのおとなしい性格のせいもあって(負けず嫌いなところもあるけど)、彼と比べてしまってなかなか自身が持てずにいたのだけれど、今回の件でちょっとだけ自信が持てたのかなー……という感じでした。
 他にも、他カップルの小さな漫画と、小説カップルもちょっと出ているので、漫画・小説、両方を見てから楽しむといいなと思います。

0

やっぱりこの2人が好き。

3巻です。
3rdシーズン。

メインはボス×はるか編。
晴れて正社員となったはるか。
そんな彼らの前に現れた次のクライアントはボスとすごく関係のある会社で。
ボスの過去にまつわるエピソードも明らかになり…。

ボスとはるかの成長物語?
はるかははるかで一生懸命に自分にできることを探して前向きにいこうと思うし、ボスはボスで神谷に指摘された部分と向き合ってはるかのおかげで歩み寄りができたような。
2人の絆が強くなるようなお話でした。

ホスト編も面白かった。
オールキャストでそれぞれの位置づけが妙にハマってて。
そうか、No.1、No.2は大人の魅力なんだね。
個人的にはこの2人はないのですが(爆)自分ならやっぱ狩野か高舘がいいのですが。
たぶん、その場を楽しませてくれるという意味では久家が一番のような気も…。

レオン×高館編。
どうしてもムードを壊してしまいがちな高館。
言ってから「失敗したー」みたく落ち込んでる表情がとても好きです。

SS、久家×益永編。
やっぱりこの2人好きです。
ろくに料理もできないのに久家のためにやってみようとする益永がステキ。
そして、ちょっかい出しちゃう久家も久家らしくていいな。
ところで出来た料理は食べたんでしょうか?
久家なら「和実が作った物ならなんでも!」って喜んで食べそうな気もするけど、「口直しに何か食べに行こうか」とかサラッと言いそうな気もする(笑)

1

3rdの王道定義は「俺にやらせてください」

1巻にて王道定義「マイフェアレディ」で
超俺様ワンマンボスに、公私ともに育てられちゃったはるか。
3巻では、出会いから1年という月日が経っています。

今回は、ボスの実家のゴタゴタが語られます。
実家絡みのことになると、なんだかいつもの勢いがなくなるボス・・・
守られてばかりいるんじゃダメなんですっ!
今度は、はるかがボスを助ける番ですw

「ボスのためにも俺自身のためにも
だから俺全力でがんばります」

健気~v
ボスが断ろうとしたコンペを
はるかは、強引にお願いしてやらせてもらうことに。
でも今回は、ボスの力は借りられない
ひとりでやらなくっちゃ!やりとおさなくっちゃ!
なんとなくギクシャクするふたり・・・

そしてボスに逢いたくて
雨の夜、傘もささずに←ここが王道v
走ってボスの家まで走っていっちゃいますよ!

まったくもぉv
はるかは、何かあるとすぐに瞳にうるうる涙をためちゃって
ボスを誘惑しちゃう無意識最強受けちゃんです。

さて。
3巻の王道定義は「俺にやらせてください」です。

昼と夜。公私。2つの「俺にやらせてください」が
1冊にきれいに描かれております。さすがです☆
仕事面での成長
ベッド面での成長
1年という月日で、どれだけはるかが成長したのか
ニヤニヤしながら見るといいですv

3巻収録カップルは・・・
ボス×はるか 編
レオン×要 編

番外編コメディで、エビリティがホストクラブだったら!?という
マンガが収録されています。

書き下ろしショートノベルズ「初めての・・・」では
久家×益永 編

1

ギャップ萌え

「YEBISUセレブリティーズ」
大城崇(35歳 代表取締役兼プロデューサー ボス)×藤波はるか(アルバイトを経て正社員となる)

ショートノベルズ「初めての…」⇒久家×益永

アルバイトだったはるかも晴れて「Yebisu Graphics」の正社員となりますが、大城の実家で大手時計メーカー「CASTLE」から依頼された仕事をめぐり大城と意見が対立してしまいます。

正社員になったはるかは大事なコンペの仕切りを任され、(ちょっとボスに手助けしてもらうところはありますが)無事にその大役を果たすなど仕事面での成長が著しいのですが、恋人・大城との関係にしてもただ与えられるのを待つだけではなく、大城が悩んでいる時には支えられるように強くなりたいと思うなど、受け身の恋愛ではなくなってきていてこちらもだいぶ成長が見られました(Hにしても奉仕してあげたりとか…)。

はるかがしっかりしていた一方、いつも強気で俺様なボス・大城が今回はナーバスになり弱気キャラだったというギャップが良かったです。普段の強気な姿もセクシーなのですが弱っている姿もまた捨てがたい魅力で、はるかが「抱きしめてあげたい」と思ってしまう気持ちがよく分かりました。でもどうせならボスをいい子いい子してあげるシーンとかあったらもっと萌えたのになぁ。結局は弱ってても最後までカッコいいまんまだったボスというのがちょっと不満でした。もっとはるかに甘えてグダグダになってしまえば良かったのに!!

1

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