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すごくしあわせ
ほのぼの巻だと思って手に取りましたが、ちょっとした事なのに進藤と、としおさんが尊過ぎて涙脆くなっていて、感動しっぱなしでした。
時系列でとしおさんの誕生日、クリスマスや初詣、そして進藤の誕生日祝いなど二人の生活が語られるんです。そして、1話で進藤から貰った絵日記帳にとしおさんが出来事を書いたものが各話のラストに入ってます。
そのどのお話もとしおさんが進藤を好きな気持ちが溢れていて、そして、としおさんの言葉もだんだん漢字も言葉も多くなっていき、としおさんの成長、ここがとても萌えポイントなんです。としおさんにとっては進藤と一緒にいたい、役に立ちたいって事で様々な努力をしていることが絵日記帳からもうかがえます。。言葉の練習、漢字の勉強、お料理もかなり上手になりました。そして進藤への好きな気持ちや、優しく思いやる気持ち、その気持ちを持てる自分が嬉しい気持ち。とっても純粋で真っ直ぐな心に触れる事で、読んでいるこちらも、久しく忘れていた温かい心を思い出すのです。
としおさんはサイボーグとして、とても醜い感情に溢れた環境でしか過ごせていなかったところからの、進藤との生活での美しい心を発見してそして優しさに満たされている姿がひたすら尊いです。
心がやさぐれた時に読むと、精神が浄化されると思います。何度も読み返す作品になるだろうな。
個人的にどのお話も好きなんですが、一番をあげるとしたら、としおさんが進藤を水族館に招待したシーンです。あのシーンは何度見ても見た瞬間泣いてしまいます。
ラストのちょっとだけ踏み込んだ関係になりたかったお話がとっても可愛らしくて、素敵な締めくくりでした。
シリーズ上下、左の3冊は昨年読み終わっていたのですが、右も最近読めました。
で4冊まとめて読み返しての感想になります。
左の、やはり妹に会いに行った結末がクライマックスでうるうるきちゃいます。
左の感想で進藤はアセクシャルという類の人なのだろうかと自分でレビューに書いていますが、間違っていたかも。
少なくともトシオを引き取って引越しして、、
の後の日々、彼らは少しずつカラダも結ばれていったのではないかとナチュラルに思えました。
左右のラストを読んだのが大きいと思います。
とはいっても右については読み返すとなにかハッキリ匂わせがあるわけでもない。
ただカラダごとの関係になったとしても2人が良ければそれでいい、人間同士だって永遠に一緒、ではないのですから。
2人の行く末をあまり深くは考えない方がいいですね。
最後にあの無表情のうさぎのぬいの既視感。
先生同士お友だちなんでしょうかね。
下巻のレビューで書きましたが、進藤が聡夫に敬語なのは、親しくなりすぎないよう、一線を越えるような雰囲気にならないためかなと思いました。
聡夫の中身はまだ子どもみたいなもので、進藤は聡夫に対して「正しくあろうとした」。人として、大人として。
聡夫が元セクサロイドで進藤を好きと言っても、聡夫が人間として自分で性的行為をすると判断できるまで進藤は手を出さないと決めているのではないかと思ったんです。
作品としても、見た目が少年のままの聡夫と進藤のエロを描かないのが正解だと思いました(偉そうにすみません)
それよりも人としてお互いに救われた、一緒にいたい、幸せにしたい、うれしい、ありがとう、ちうしたい…そういう2人が愛おしい物語ですもんね。
聡夫はかわいらしく素直で健気で家事を丁寧に一生懸命やって、何より進藤のことが大好き。なんて理想的な子なの?!と。
たまには拗ねたり怒ったりケンカしないのかなと思ったりしたんですが、先生が描かれたいのはそこじゃないですもんね。
進藤に甘える聡夫がまあかわいい。
くっついてすりすりしたり、ちうをねだったり、ちうが止まらなくなったり。
これが続いたらヤバいと聡夫を引っぺがす進藤の気持ちわかります。
ちゅーの2人がめっちゃ萌えです。聡夫がかわいい上に進藤が色っぽいのがいい!!
聡夫が核心に迫るような、進藤が返答に困るようなことを言ってきた時、進藤が話をそらすのがうますぎると笑ってしまいました。お風呂多用なのもおもしろい。
聡夫の好奇心をくすぐるように持っていく進藤、聡夫のことをよくわかっている。
進藤と一緒にいられて幸せ、うれしいと言う聡夫がこれまたかわいい(表紙より、こういう聡夫の方がかわいい)
さすがの進藤もこれには反応して自分から聡夫を抱きしめたりキスをするのがめちゃくちゃよかった。
進藤が聡夫に言われるだけでなく、自分の気持ち言葉にしていくのがよくて。
聡夫に救われた、愛情をもらっていることがありがたくうれしいてことですもんね。
絵日記を見た2人がお互い大好きで大切でと言い合うシーンもめちゃくちゃよかった。
いつもより深めなキスで。
進藤が聡夫のお尻を抱いていた左手を腰に移動させたのが進藤の気持ちの表れかなと思ったり。
でもやさしく抱きしめてあげる両手に愛がある。
そこから後のキスが更に熱々恋人のそれで萌えでした。
ふみこんだかんけいになりたくて…たかのいさんと呼びたいと照れる聡夫がまたまたかわいい。
進藤が「かわいいなと思って……」と笑い泣きしたゃうのが感動でした。うれしさや愛おしさが伝わってきて。
ラストの
「これからもよろしくおねがいします…」
「こちらこそ これからもよろしくお願いします」
はプロポーズ成立ですね。
聡夫の体が成長しないままずっと生きられるのか…など気になることはありますが、ファンタジーBLとしてすばらしいのできっと大丈夫と思うことにします。
錆のゆめ上下の続き。
左右って言うから[左]から読んでみました。
どっちから読んでもいい仕様でしたが、[左]からがオススメ。
[左]は、ストーリー重視。
切なくてやるせなくて泣きながら読みました。妹のためにセクサロイドに人体改造されて記憶を無くされたとしおさん。過去の自分の記録を見つけてしまいます。
[右]は、2人の日常風景。
左右は同時軸のお話ですが、趣きが違います。
ひだりはしんどい、みぎはキュンとします。
[左]のラストでしんどおの事を下の名前呼びしてたけど、ちゃんとその事もこっちに描かれてたよ。
あと、2人で牧場に行ってうさぎの耳カチューシャ買って進藤に着けさせるとこあったけど、ずっととしおさんの脳内しんどおはうさ耳付けてるもんね。
同じだ。
この2人はSEXはしないけど、ちうはしょっちゅう。としおさんがおねだりしてして貰う時もあれば、進藤が愛おしさで思わずしてしまう時もある。前に比べて小鳥キッスではなく、口を開けてしっかりキスしてるのがキュンとしました。
日常のたわいもない事にも可愛い表情で「あいがと」と感謝の気持ちを伝える、何度も「しんどおすき」と繰り返すとしおさん。
こんなん好きになっちゃうに決まってる。
性的な欲望をとしおさんに向けたらダメだと制してるのかもしれないけど、としおさんは望んでるし2人の好きの気持ちがあるならしても良いんだよ?しちゃいなよ?この先の2人がもっと仲良くしています様にと思わずにはいられません。
このお話は万人受けではないけど、神作品間違いないです。定期的に読み返したい。
シーモアで購入
そういうシーンはないですが、キスがとっても良い。
『右』は帯に書かれている通り
しあわせ絵日記編になります。
ほのぼのとした二人の日常や、
そのことをとしおさんが絵日記にしており
その絵日記を読むことができます(*´ω`*)
『左』の時に辛かった気持ちが癒やされていく〜(*´ω`*)
としおさんの絵日記がとにかく可愛いんです。
としおさんの描くしんどおが特徴を掴んでいて
どの絵日記の進藤も、ジト目のような目をしていて笑いました(*´ω`*)
としおさんはどれみてもニコニコなので
進藤と居れて幸せなんだなぁと思って嬉しくなりました。
『右』では、としおさんに対する進藤の気持ちも沢山感じることができて
先のことはわからないけど、ずっとずっとこんな幸せで穏やかな日常が続いていってほしいと思いました。