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漫画家になる夢をかなえた男 × 絵描きになる夢をあきらめた男
暗めの話でした。
傷をえぐられ、えぐるような…
読んでて苦しかったですわ。
でも、なんだろう
チクチク、モヤモヤするのに
すっきりまとまってる感。
すっごいハッピー\\\\٩( 'ω' )و ////
って感じで終わらないけど
なんかハッピーエンド。笑
くっついた時のクールなフリして
実はあまちゃんな感じ良かったです。
武田と長内の関係性は独特で、過去のトラブルのこともあって糖度が高いシーンはあまりなく、時折互いの好意を感じてもすぐにまた冷え切ってしまうのではないかという不安が付きまとうようなものでした。幼い頃、武田が嫉妬心から咄嗟に言った悪口を許してくれた長内。確かにこの歳でそれを許せる器を持っていることはすごいけれど、武田もすぐ後悔していたわけですし、大きくなってほぼ恋人のように過ごしていた蜜月を突然裏切ってその後連絡もしない行為とはトントンにはならないだろう、というのが私の感覚です。ただ、被害者は武田ですから、彼が許せてそんな長内にまだ好意もあるというのなら、惚れた者の弱みで仕方ないんだろうなぁとも思います。私には2人の関係性に萌えが見出せませんでした。
ひとつの単純な物事を幾重にも重ねて問い掛けられているような…そんな難しさがある作品でした。
武田と長内の関係はそれほど複雑ではないのかもしれない。
でも彼らの胸に残るひとつひとつの確執は
当時はもちろん、大人になった今でもふたりを縛って苦しめていて。
想い合っていたふたりがすれ違って別れた、というような有り触れたモノだったならどんなに良かったでしょうね。
お互いに心を明かせず、歩み寄れなかった過去が傷つけ合う未来を作り出してしまうのが悲しかった。
結局、このふたりにはどんな未来が待っているのか?
ふたり一緒の幸せを願うというよりも、何より平穏な日々が過ごせますように、ということを願いたくなりました。
全体的に切なさを感じる場面が多く、萌えどころをうまく見つけることが出来ませんでした。
武田君のキャラが キモイ。
「美しい彼」のアレとは、また違うキモさにぞわぞわした。
漫画家になる夢をかなえた武田
武田より才能があったのに、筆を折り家出した美少年、長内
武田から長内へ、「好きだ、付き合ってくれ」と告白して恋人同士になったのは、高校2年。
美術室で抱き合う所を見られて、武田は虐めにあい、長内は家出。
同窓会の会場で、再会したのに、武田は、今も長内を赦せず拒絶する。
病床の恩師の話を聞いて、武田は、されたことは覚えていて、したことを忘れているのを自覚する。
傷つけても、長内はいつも武田を赦していたことを思い出す。
長内が武田から逃げ出したのは、家出の件一度だけ。いつも武田を追いかけいてくれた長内。
小学生の頃から、熱中すると没頭して、周囲が視えなくなる武田。
長内が傍に居るのに気が付かない漫画バカ。
長内は武田の「絵を描く横顔が好き」の言葉にも悩んでいた・・描けなくなったら嫌われる。
武田は、自分の癖を自覚すると、今度は長内の気持ちが気になって仕方なくなる。
長内が仕掛ける言動に振り回されっぱなしになる武田。
でもこういう毎日が、武田の漫画に全部ネタとして活きて、尻に敷かれても幸せにつながるだろうから、ハピエン。
長内君、嫉妬させたり仕掛けがあざとい。
武田にとって、長内は永遠の謎になるんだと思う。
タイトルのみちみちは、「時は満ち、未知と触れ、重なる道」って意味らしい。
イジメの場面が結構しんどいんですね
お伽噺は泡と消えがとてもとても好きなので、迷いなく購入したのですが、ヤンキー寄りの彼らがああならオタク寄りのこっちは…しんどさの質が…ちょっと元気ないときには読みきれないかも知れません
長内のこと、ひどいって思ったけど、そもそも長内は逃げちゃったから武田がどんな目にあったのか知らないんですよね
そして、過去にイジメの辛さを知っているからどうしても逃れたかったのだし…イジメる奴らが悪いってのはもちろんなんだけれど、散々みんな心配してきた学校や職場でしちゃうことのリスクが描かれていて(ほら〜危険なんだって〜)てなってしまいました
お伽噺の駿河や丘が恐れていた世界がこっちで描かれているんですよね
私は、この作品はお伽噺の方をこのあと読むって決めないとしんどくなっちゃいます
長内がタッケに会う前に魅力的に見えるように整えるのがタッケを振り回したい気持ちが現われていて可愛らしいです
普通に好きって言ってますし、ちょっと遠回しにも言ってますから
教室の間は一番上まで留めてて全然心配要らないのに…可愛い二人です