電子限定かきおろし付
遅ればせながら最近シリーズを読み、まんまとハマりました。
「絵柄が好みじゃないかも」と思ってしまっていましたが、とんでもない。
どんどんキャラクターは魅力的になりますし、すれ違い想い合いにキュンキュンが止まりませんでした。
そんな二人の指輪&マヤ新居編!
指輪の選び方が愛に溢れてて、ジーンときてしまいました。
幸せいっぱいだけど、最後に少し波乱の匂いが… 次の展開が楽しみです。
マヤ&ネムのお話は疑いようもなく最高なのですが、本巻の目玉は間違いなく九谷さん&沖野くんカップルです。
あらすじを読む限りさらっと触れられる程度かな〜と思っていましたが。
こんなにガッツリ萌えられるなんて聞いてない!!
沖野くんのお話はずっと気になっていたので、ワクワクしながら読み始めたのですが、何をとっても予想以上でした。
しっかりと100ページ近くの尺が割かれ、ここまで秘められていた沖野くんの可愛らしさと九谷さんの魅力がたっぷり詰まっておりました。
告白シーンがとてもふたりらしく、ひたすらに愛おしかったです。
さて、問題はその先です。
一連の衝撃を皆さんにも味わっていただきたいので極力伏せますが、まず沖野くんがとある属性持ちです。
なかなかにレアでいじらしく、一瞬こちらの回路がショートしかけました。
そして九谷さん!
聞いてないオブザイヤー受賞です。
既存の「〇〇攻め」には簡単に分類できないあの感じ…!
クラーク・ケントの喩えがよくありますが、九谷さんで理解した気がします。あのメガネは罪深い。
最高。本当に最高です。語彙力は溶けます。
衝撃が大き過ぎて、レビューをせずに居れませんでした。もっと読みたい!
よかった……
すごくよかったです。
9巻までなんやかんやあったカップルの幸せ巻と、サブカップルのお話でした。
ラブラブな2人の話が読めてすごい満足です。
あと気になっていた、九谷・沖野カップル、順調に育んでいたんですねー。
まさかの沖野くんの設定におー!ナイスBLスパイスだー!と読んでる最中は謎の上から目線になりましたw
いやぁ、この2人の話ももっと描いていただきたき。幸せになってくれ……!!
主役カップルのほうは、真矢が一人暮らししてラブラブ度を高めてほしいけれど、リアルは就職活動だったり、まだ真矢父問題が残ってますからね…。つかの間のなのかも、と思うと大切に読みたい10巻です。
前半は真矢くんとネムネム。真矢くんがやっと独り暮らしを始めることになり、ペアリングも買いに行き、安定の二人でした。
で、少し時間は遡り、ネムちんの友達沖野くんの話が後半なのですが、私の中ではこっちの話が今回のメインでした。沖野くんのお相手、九谷さんが、思っていた以上にかっこ良くて、かつ、エロい!!普段の無表情な感じとは打って変わって、スイッチが入ると、どなたさん?ってくらいカッコいい。沖野くんのことをずっと好きでいたのも嬉しいけど、沖野くんが精通がまだ来ていないと知ってからの雄モード!言葉攻めはするわ、いろんな要求はするわ、手慣れてるわで、思わぬ伏兵でした!
据え膳ガッツリ食べられた上に、実はリバだったと言う驚きのキャラクターに今後のこれ以上の登場を期待してしまいます。
『酷くしないで』の10巻目。
1巻が出たのが2007年。長きにわたって、読者からも、そしてねこ田先生からも愛されている人気作品なんだなあ、としみじみ思いつつ読み始めました。
正直に言ってしまうとネムくんの白ブリーフにもちょっと飽きてきたなとか思ったり(BLで白ブリーフって斬新で、始めは新鮮に読めたのですが)、くっついた後の2人ってどうしても展開が読めることもあって今巻も買おうかどうしようか悩んだんですよね。
が、うん。
そんな不届きなことを思った自分を殴りたい。
めっちゃ萌えるやん…。
最高やん…。
ねこ田さんてもともと綺麗な絵柄を描かれる作家さまではありましたが、最近美しさに磨きがかかってるっていうか。とにかく美しい。真矢のイケメン度が爆上がりなのは当たり前として、ネムくんの可愛さは反則級です。イモ感を残しつつ(褒めてます)あの可愛さ。もうKO。
で、ストーリーも良き。
今巻はもうとにかく甘々。糖度120%のどこをどう切り取っても甘さしかないめちゃ甘&エロな1冊なのです。
真矢くん、無事引っ越し先が見つかり縞川さんともども彼らの恋人との蜜月が楽しめるようになるわけですが、そこでのネムくんの可愛さよ。
そして、ペアリング。
某有名ブランドに二人で買いに行くけれど。
そこでのスタッフのお姉さんの優しさとか、シルバーを選ぶ時のネムくんの理系男子っぷりとか、それを受け取った時のエピソードとか。もう勘弁してくださいっていうくらい萌えた…。
そして、1冊のうちの半分くらいが沖野くんのお話で占められているのですが、彼のお話も良い…!
もうね、何がいいって久谷さんですよ。
まじで?マジで君は〇〇(書きたいけど壮大なネタバレになるのでぜひともご自分で手に取って確認してみてください)もできるのかい?あの可愛い沖野くんが、久谷さん大好きで「どうにでもして」状態のあの沖野くんが、もしかしたら攻めちゃったりする…?
見たい。
ぜひとも見たい!
ねこ田作品では見たことのない○○カップルがもしかしたら?と期待しつつ次巻を待ちたいです。
今作品の素晴らしいところは、恋愛面だけではなく、彼らのひととしての成長が描かれているところかと思われる。
子どもだった高校生時代。
そこから脱皮して、少しずつ大人の男に成長していく。
もはや親になった気分。
陰からそっと彼らを見守りたい。
は―。
読後はほっこり、大満足。
最後の一波乱をどう回収していくのか、今から次巻が楽しみです。
初めてこちらの作品を読んだ時をしみじみと思い出してしまいました。
2人が関わりを持ったのはとんでもないきっかけでしたが、これまでの真矢のスパダリへの進化と眠傘の変化はとても好ましいものでした。
そして10巻での2人でのペアリング購入エピには、ニヤニヤ笑いが止まりませんでした。
店員さん最高!
まさかの真矢の隣人が、これからどう関わって来るかも楽しみになりました。
今作でのお楽しみは何と言っても眠傘を陰で支え続けた沖野の恋のお話です。
真矢が1番最高にかっこいいと思っていますが、なかなか九谷も素敵でした。
ああいう一筋縄では行かないタイプの攻めが大好きです。純粋な沖野にはピッタリだと思いました。
早く〜早く〜11巻を〜