イラストあり
あらすじをサラッとしか見ていなかったので
『長い片想いのお話』的なイメージで読んでいて
取り付く島もないような態度の学と
想いを拗らせた唯愛の気持ちは
どうやれば交わるんだろうか…?
なんて、純粋に"恋"の部分だけを見つめていたら
え…?異星人って…??となって本当に驚きました。
(あらすじをしっかり読まなかった自分のせいです。笑)
ですが、その事実が明かされたからといって
ファンタジーな方向だけに向かうわけではなく。
変えられないモノがあることを突き付けられて
むしろ"現実"を強く意識させられるような
ストーリーになっていくんですよね。
これまで一緒に過ごした時間や積み重ねた想いは
恋を育む日々のなかに根付いて
しっかりと幸せをくれるのに
拭えない不安がひとつあるだけですぐに心が揺れてしまう切なさに胸を締め付けられました。
ふたりを隔てるものがあったとしても
お互いに求めあって好きでいるだけなのに
それが"許されないこと"にされるのが本当に悲しくて
離ればなれになるところは涙が止まりませんでした。
あのまま悲しいラストになることも
覚悟していたけれど
やっぱり学は唯愛のもとに帰ってきてくれて、
その温かくて柔らかな再会にまた号泣、
言葉に表すのが難しいくらいに大感動…!
人を好きになること、愛することって素晴らしいことなんだな。と、
改めて教えてくれたふたりに感謝したいです。
また読み返してこの感動を味わいたいと思います。
頑張って、投げ出さずに読了。
朝丘先生の作品の主人公は、焦れ焦れ内向型が多い。
恋愛のナニを書きたいのかスパっと理解できない悶々展開。
それを理解したくて、ずーっと「ソラ」がタイトルに着く著作を追って読んでます。
私成りに理解したのは、
著者の作品に全作共通するテーマである「そら」
「そら」とは、
何かから解放する、肉体からの解放という意味合いを持つ
・・それは・生き物でいうなら「死」。
捕われ無い自由な世界を「そら」と定義して、
主人公が囚われているものから解放する展開書いているんじゃないか
・・と言う事だけは理解できた。
特に象徴的だったのが、「天国の雨」。
著者にとっては、魂の一生に意味があって、
生死の離別は長い魂の旅の一つの通過点、また会えると思えば寂しくないもの。
今作は、空の奥の宙。宙は、空のさらに遠く広い宇宙のそら。
宇来 学:唯愛の高校の先輩。レジン作家。唯一の愛を探す宙人。嫌な性格。
白谷唯愛:高校1年からずっと学に片思い。名のまんま「愛の人」。
“嫌い"から始まる仮初めの関係でも喜ぶ唯愛。唯愛は「M気質」な人。
学は、「愛」を学ぶ為に地球に居る人だから、愛ってどういうものか分かっていない。
後半やっと健気な唯愛の誠実が理解されて良かった。
唯愛は、愛を教える人だったみたい。
私には理解が追い付かない主人公の心情、無碍にされても喜んでいる。
泣くどころじゃなかった
★このシリーズを今買うなら、
発刊当時の限定配布SSが、最新の電子版には編入されているので、電子版のほうがお得です。
小冊子までが本編です。ぜひ有給を取って作品に浸っていただきたいです。
アニパーシリーズ、エデンシリーズから、少しずつ作風に変化を感じます。年々、朝丘先生の作品はボーイズ界の垣根を越えようとしているのではないかと。BLにとらわれない、一般文芸のような作品だと私は感じました。だからこそ、くっつくまでじゃなくて、2人の人生が見たいと思う読者様には刺さる深い作品なのではないでしょうか。さらさら読める作品なんかじゃないです。読了まで凄く時間がかかりました。
細かいこだわりが凄くて。ここ好きポイントに貼る付箋を何度買いに行ったことか。
ページ数の関係で付き合うまでが駆け足に感じましたが、心情描写も丁寧に描かれているので、感情移入がしやすくて、前半はなんで唯愛(いちか)は学(がく)を想い続けられるんだろうと、泣きました。でも恋ってそんなもので、忘れられない人がいるとそうなってしまうのだなと。
前半分からなかった学の言動や想いが、後半に学視点で描かれるので、そういう事か…と腑に落ち、作品の構造として素晴らしいと思います。
切なくて苦しい、でもあたたかな作品です。少しでも多くの方にこの作品が刺さるといいなと思っています。
評判が良くて読みました。
しかしページを開くとページの半分はキャラのセリフと会話で、情景説明や主人公の心象を表現する文章は少なく感じました。
「セリフ」
「セリフ」
——回想セリフ
——回想セリフ
——回想セリフ
——回想セリフ
「セリフ」
「セリフ」
心象説明
「セリフ」
極端ではありますが、このようなテンポで進みます。高校生が趣味で書く小説を思い出しました。
また、わざと漢字ではなくひらがなを使用しているシーンもあるのですが、ひらがなが続いてしまい逆に読み辛さも出ていました。かと思えば、あまり耳にしない表現を多用されており、非常に読み辛いなと思いました。
最後まで読まずにギブアップしたのは初めてでした。私には合いませんでした。
<追記>
どうしても暇な時間ができたため続きを読んだのですが、やはり数ページ読んで断念。理由として
・28,29歳の恋愛とは思えないやりとり
(大の大人が高校生ノリのやり取りをしている感じ)
・攻めが付き合う前と後で性格がかなり変わる
(私には合いませんでした)
・受けが "ああ言えばこう言う" ばかりでしつこい
(言葉遊びにしては幼稚な内容ばかり)
・付き合い始めるまでの理由が薄く、付き合い始めてから急にラブラブになるのが理解できない
もしかしたら最後まで読めば感動できるのかもしれませんが、先を知りたいとも思えないし、感情移入も全くできません。
攻めも受けもいい歳して恥ずかしい態度と口ぶりで「イタイ子だな」と思ってしまいました。
作者様の性癖を詰めたキャラクターとやりとりという感じで、商業誌というよりもオリジナル一次創作小説(同人誌)という感じでした。
やはり最後まで読破できそうにないです……。
購入をためらっている場合帯の文句が決め手になることがあるので参考にする場合あるのですが、買うことを決めているときは読まないようにしています。
それに引きづられてミスリードされるのが嫌なので。
全然違うじゃないかと感じられるのはともかく、結果的にその通りだったとしても読みながら自分で知っていきたいので後から読んでなるほどと思いたい派です。
この作品の場合、帯の言葉を知って読むか、いろいろ想像を膨らませつつ恋の成り行きを見守るのかでちょっと違った楽しみ方ができると思います。
個人的には今回は知らなくてよかったと思いました。
”嫌われて10年来の片思い”からの”存在の全てが愛おしい”までの軌跡だと思ます。
「付き合って嫌ってやる」という相手に対して「好きになってもらう努力をする」と言える強さに惹かれました。
キスがいつもドラマチックです。
あ、こんなシチュエーションいいなと思えるようなストーリーのようなものがあって素敵でした。
可笑しいのは靴紐キス
素敵なのはチェリーパイキス
生き別れたとしたら別の誰かと幸せになって最後にちょっと思い出してくれという学に対して「別の幸せを探すより2人で不幸になりたい」という唯愛の熱い思いに感動しました。
宇来先輩マニアの唯愛は面白かった。
あり得なかった友達とはしゃいだりグダグダした普通の男子高校生が見たい、とか高校生の学とイチャイチャしたがったり
孤独で寂しげな学を上書きしたがっているようで切なくてかわいい。
学の職場の店長(流星)とその養い子(孤月)の行く末が気になります。
孤月は自分の亡き母を想っている流星への想いを告げられない。
関係を壊すかもしれないからと。自身の秘密もありなかなか困難な恋です。
学×唯愛のその後と合わせて彼らのストーリーが読めたらすごく嬉しいです。
切に願います。
自分が生きている尊さや凄さを改めて感じさせてくれた作品でした。
作家買いです。
元々浅丘先生の作品はページ数が多めかつ丁寧に描写をされているので、その点に関しては全く苦痛ではなかったのですが、申し訳ないことに私はあまり浸れなかった側です。
それでも萌評価にしたのは、学と唯愛の暴力的なまでの無垢さといいましょうか、頑なとも取れる揺るぎない想いに萌えました。異星人という人間とは全く違う価値観の生物をどう描くかにもすごく挑戦されていると思えました。
唯一、不変、絶対…そんなものはない。だけどあるかもしれないから信じてみたい。そういう感情を先生は一貫して書かれているように思います。今作もそれは随所に感じました。
メインのカプより脇キャラの関係の方が萌えるので、スピンオフが出ないかなと期待しています。
朝丘先生はあめの帰るところから追いかけていて直近の何冊かから薄々思っていたんですが、読むのが最近すごくしんどいことに気付いてしまいました。
特に毎回受けの性格が悪く感じてしまって、それはなんでだろと今回よく考えたら、受けの話し方がすごく強くて、言葉遣いが悪いわけではないのに、思ったことを我慢せずに言葉にしてぶつけてぶつけまくるのが歳を重ねた読者側のわたしが受け止めきれないんだとわかりました。
あめ〜のころはわたしもまだ若くてそれが良かったのですが。
受けと攻めが言葉を尽くしてお互いを褒めて褒めまくるのも、先生の特徴的な表現の一部だと思うので、そこにもついて行けなくなった時点でちょっと合わなくなってきたのかなと思いました。
朝丘先生は”星を泳ぐサカナ”、”窓辺のヒナタ”が好きです。イラストが苑生先生ということもあり購入しました。全体的に糖度は高めで、宇宙人独特の愛の表現とか事件も起こらないので設定以外は日常系と言える気がします。真面目に毎晩愛を語り合うCPを優しく見守りたい人向けかもしれません。宇宙規模の設定だけど、2人の世界はめっちゃ狭いです。(←嫌いじゃないんですが…)
”ソラの人”というタイトルも含めて、朝丘先生独特の詩情あふれる表現は素敵だなと思いました。
わりとボリューミーな作品です。物語の背景や設定、出来事について、全部2人の会話のなかで語られてしまってる印象で、そこがちょっと私には読みづらかったです。(途中から2人の会話が禅問答のように思えてきた…。)個々の言葉はキレイなんですが、お互いがお互いをどんなに好きかということや、”地球人とは”、”俺の星って”を繰り返されるのは、意外としんどかったです。逆に言えば、描写の丁寧さを好む方にはマッチすると思います。
2人のイベント(出会い、同棲、別離、再会)の背景にあまり説得力が感じられなかったのと(汗)、後輩や先輩らの恋愛事情を蛇足に感じてしまったのが、いまひとつ萌えきれなかった私の敗因かもしれません。
ちょっと時間おいてから再読してみよう、と思ってます。
あと、スピンオフの予感(孤月とか異星からの調査員とか…)があったのですが、こんなに敗因抱えていても、そっちはイケる気がします…。
日常なのに非日常。
高校の頃、好きになった人を忘れられず10年。占いをしているという彼に会いにいくが、ひどく拒絶された唯愛。
まどろっこしくじゃなくて、言いたいことは伝えていこうと、再度先輩である学に会い告白をする。「嫌い」と言われて落ち込むが、学の作ったレジン作品を介して連絡を取り合い、学から付き合うという返事をもらう。
最初は学の性格や素行の悪さに、何でこんな人に唯愛は惹かれるのか不思議でした。
でも、唯愛と付き合うようになり、学が人を愛すると言うことを知り、まるで別人になる様や、唯愛が自分を隠さず学と向き合う姿勢を見ていると、愛が溢れすぎて幸せでした。
ポエムやキスをする為のちょっとした約束。
二人だけの密かな楽しみを垣間見られて、心が温かくなり、朝丘先生らしい日常の素晴らしさが伝わる作品です。
その中での非日常。学が宇宙人であること。
これを明かされた時の唯愛が、学を愛している上で不安や彼の今後が心配でいっぱいになりながらも、自分の意思をしっかり持っていて、強さを感じました。
そして、その後に訪れる別れ。
一気に読んでいれば良かったのですが、限られた時間で少しずつ読み見進める私は、学が去った後の学の嘘を読んだ所で本を閉じなければならず、それぞれの気持ちを考えながら1日過ごすのは、本当に辛かった。その分、その先を読んだ時に、涙が溢れました。
こんなにも素晴らしく、難解な設定を思考し執筆できる朝丘先生に敬服しました。
何度も読み返したい作品です。
年に何回か号泣する作品に出会うのですが、今期初めての作品がこちらでした。
読み終わるまでにタオルハンカチがぐしょぐしょになって、顔中いろんなもので大変になっていて朝に瞼が腫れてました。笑
あらすじや帯の惹句、宇来の言動から彼の正体は何となく察せられます。
そして序盤の辛辣なまでの唯愛(いちか)への拒絶に、唯愛と一緒になって胸がキリキリと痛く切なくなりました。
そして2人が恋人になってからの人が変わったような宇来の溺愛ぶりと唯愛の幸せそうな様子が淡々と進む中、時折り挟まれる唯愛の不安な心情に不気味な予感がしてページを捲る手が止まらないんです。
思いもよらない事がキッカケで起こるあっけない2人の別離に、ショックで胸が張り裂けそうになりました。
終盤の宇来視点の出会いから別れまでの唯愛への気持ちの変化と愛情に涙が止まりませんでした。
あの時の宇来の言動や行動が全て理解出来た時点で更に号泣してしまいました。
宇来を失って損失感の中でギリギリ生きている唯愛に更に涙です。そして、そんな唯愛を支え続けた唯一の共犯者であるまだ若い孤月の気持ちを思うと胸がグッと来るんです。
でも号泣はしましたがスッキリした気持ちで就寝することが出来ました。
唯愛と出会った事で愛を知り、初めて生きる事の意味を知った宇来。宇宙一相思相愛なカップルの恋のお話でした。
読んで良かったです。
苑生先生の挿絵を見てみたくて購入。朝丘先生のご本は何冊か読ませていただき、丁寧にお話を進める先生だなと思っていたのですが、今回もめっちゃ丁寧に感じました。やっぱりぎゃはぎゃは笑えるお話の方が今は自分に合うみたいで、申し訳ないです、中立にさせていただきました。ゆっくり長い丁寧なお話をじっくり読む方には良いのでは。本編370P弱+後日談9P+あとがき。
高校時代の先輩への想いが原因で、誰かと付き合ってもなかなか仲が深まらない唯愛(いちか)。高校時代の後輩からの情報で、その先輩が近くのショッピングモールで占い師をやっていると聞き、出かけてみたけれど・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
夏希、星野、瀬見(高校時代の部活仲間)、流星(攻めバイト先店長)、狐月(こげつ、流星love)ぐらいかな。
++より内容に触れる感想
冒頭、今まで読んだ本の中でもっとも性格悪いのではと思うぐらい、攻めが凄く感じ悪い方でした。ええええどうしよう、これ最後まで読めるかしら?どこに向かうの?と疑問符一杯のまま読み進め、結局最後まで不思議な感覚のままだったお話でした。前半は心情を丁寧にあぶりだしてくれるお話なんだわ、と思ってたんですけど、真ん中あたりで、まさかの展開。最初の方から、ぽろぽろ謎ワードがあって、?とは思っていたものの、ホントにそのワードが効いてくるとは。
そのまさかの展開がない方が個人的好みだったかもな・・と思いました、先生ごめんなさい。
受けさんの粘りに応えて、攻めさんもめっちゃ頑張って、二人の未来を勝ち取った!という感じのお話です。多少のびっくり展開はok!という方、ゆっくり展開大丈夫!という方でしたら是非。エデン関係しか読んでなかったのですが、他にもこんな驚き展開あるのかな?
作家買い。
朝丘先生はスピンオフものとか続編とか好んで書かれる作家さまですが、今作品はシリーズものではなく単体のお話。
主人公は唯愛。
28歳のリーマンの彼は恋が長続きしない。それには理由がある。
高校生の時に所属していたワンゲル部の1つ先輩の宇来の存在だ。彼に恋し、以来彼の存在をずっと引きずっているから。恋人ができても身体の関係を結ぶことができずに破局してしまう。
が、ある日、10年ぶりに宇来と意外なところで再会し、そして再び唯愛の恋心に火がついて―。
というお話。
人懐っこくワンコのような唯愛に対し、宇来という青年は非常にミステリアス。もてるがゆえに、くるもの拒まずで誰とでも関係を持ってしまう。かと思うと他人と慣れあうことを良しとせず一歩引いたところにいつもいる。
そんな宇来が、占い師をしていると聞いて居ても立っても居られず彼のもとを訪れる唯愛だけれど。
読んでいて、すごくちぐはぐな感じがするんですよね。
宇来が誰彼構わず関係を持つ青年であること。
人と慣れあうことを良しとしなかった彼が、「占い師」をしていること(しかも彼が言い当てることがビンゴで当たっていること)。
歯に衣着せぬ言動で、高校時代にあっさりと唯愛を切り捨てた彼が、再会後はあっさり唯愛の求愛を受け入れてラブラブな恋人になること―。
特に宇来が唯愛の求愛を受け入れるシーンは急展開過ぎて頭の中に?マークが飛び交いました。
んー。
んんー。
とか思いつつ読み進めたのですが。
いやはや。
こういう展開?
予想の遥か斜め上を行く展開でした。
凄く突拍子もないんです。
え?なんて?
っていう感じ。
が。
ああ、だからこその、あの宇来の言動なのか。
と、点と点が繋がって線になる感じ。
人と関わることを良しとせず孤独に生きてきた宇来が、唯愛と出会い世界に色がついていく。その彼の想いにめっちゃ萌えが滾りました。もう、最後の彼の唯愛を思うが故の行動に、思わず落涙しました。
宇来×唯愛の2人の恋の行方にもハラハラしつつ読み進めましたが、今作品にはもう二人の男性が登場します。宇来の仕事仲間の流星と、彼が育てているDKの孤月。
流星が愛した今は亡き女性の一人息子の孤月。
この二人にもめちゃ萌えた…。
孤月の、流星への想いが成就しますように。
うん。ぜひともスピンオフを書いていただきたいなーと所望しています。
朝丘作品は、「人」を美化した描き方はしない。
誰にでもどす黒いところがあって、ドロドロした部分があって、そこから目をそらさず描いているところが素晴らしい。だからこそ、人を愛することの素晴らしさが浮き立ってくる。
読み始めたとき、このお話は唯愛の宇来との恋の成就のお話なんだと思ったんです。でも違いました。
唯愛を得たことで、宇来が救われていく。
まさに魂の片割れ、といった感じか。
読後、あらすじを拝見して納得。
なるほど、そういう意味か、と。恋愛というだけのお話ではなく、非常に面白かったです。
苑生先生の描かれた挿絵も非常に素晴らしかった。
序盤、表情のなかった宇来の、最後の笑顔に、彼の覚悟を決めた表情に、涙腺崩壊しました。
表紙につられて購入しました。
表紙、挿絵ともに良かっただけになんだか勿体ないなーと思いました。
途中までは面白かったんですが、中盤の展開が面白くなくて読むのが辛かったです。