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ネットで単話配信されていた時から楽しみにしていました。
今回は猫谷くんちの物語ではありませんが、また違う『猫成』くんをみる事が出来て、すごく嬉しかったです!
とっても責任感が強くて優しい高校生、可児くんは『いい子』と思われるのが嫌。
隠れて保護動物のお世話をするボランティアをしていた帰りに、側溝にはまって泥だらけの猫を保護する。
うちに連れて行って綺麗にしてあげると、真っ白でオッドアイの素敵な猫。
迷い猫かと検索しているうちに昼寝をして…気が付いたら目の前には全裸の男性。
彼は高校で有名な先輩、猫神だった。
そのあとは文化祭実行委員で一緒に仕事するようになったり
保護動物を一緒にお世話するようになったりで、どんどんと仲良くはなっていくけど、先輩が「可児くんが好き」と言いだして。
もう本当に先生の描かれる猫は綺麗で可愛くて素敵だし。
可児くんもとってもいい子だし、猫神先輩は麗しいし。
今回も最高の『猫成』でした。
ねこねこシリーズ(猫谷さんちが出てこないから)とは厳密に言えないけど、面白かったし泣かされました!
シリーズ買いをしてます。
新しいのが始まって嬉しいです。
猫になってしまう人間と普通の男の子との恋愛を描いているシリーズ。
作家さん自身が猫好きなので、でる猫全てがかわいいです。
猫谷三兄弟もの、三男くんの恋人の友達、ときて今回の作品になります。
前作で猫になってしまう人間の総称が猫成(ねこなり)という設定で、存在は限定的に知られているけど公には秘密、というのが解説されてます。
それらを知らなくても、落ち込むと猫になっちゃう人がいる、というのだけわかっていれば問題ないです。人間に戻るには最低でも2時間かかります。
今回は全くの新キャラですね。
猫神先輩と後輩の可児くん。
いいこなのに、周りからぶってる、と言われたことがトラウマで素直になれないイイコが主人公です。かわいい。
夏休みのボランティア活動の帰り、道で出会った汚い猫を保護します。
気がついたら皆に大人気の猫神先輩が裸で目の前に…!
夏休み明けに学校にいくと、文化祭実行委員に指名されて、委員長は猫神先輩。
先輩から、職権乱用で指名した、と言われどういうこと?とドキドキ。
安定の流れです。
夏休みに出会った猫が自分であること、好きだから付き合ってほしいけど、返事は文化祭のあとでいいよと言われて可児くんはパニックになります。
文化祭の準備に追われいたけど周りの人のお陰で、久しぶりにボランティア活動にいく可児くん。先輩とばったりあって、一緒に活動することに。
ここで先輩に自分が周りからイイコだって言われたり思われたくないこと、猫神先輩もあの猫姿で出会った日に自分に何があったかを語ります。
文化祭が近付いて、自分の仕事が終わってないことを委員会の先輩にとがめられます。
おわかりですね。周りの嫌がらせです。
王道です。
頑張れ男の子!
なんとか自分の仕事をやり遂げた可児くん。とっても偉い!
そこで委員会の先輩から可児くんだけのせいじゃなかったのに、責めて悪かったと謝罪が入ります。そこから!そこからのもー猫神先輩が可児くんを思っての発言、それを聴いた可児くんの気持ちがもう手に取るようにわかるので、うるっとしちゃいました。
ねこねこシリーズ初読みの方、遅くありません。ふわっふわの毛並みの猫にあえるこのシリーズ。遡っていきましょう w
ねこねこシリーズの最新刊!アナザ―ストーリー的な可児くんと猫先輩のお話し
はぁ~猫がすごく可愛かったです保護猫ちゃんも可愛いし猫神先輩が猫になったときもオッドアイの白猫スッゴクかわいい
猫神先輩が猫になったとき可児くんに甘えるときもかわいい
可児くんがまた良い子すぎてでもイイ子ぶってると思われたくなくてそれには幼い頃に良いことしてからかわれたことがあるから
でも猫先輩はいいことしてからかうやつの方が人として駄目でしょと言ってくれます
そこがね猫先輩の人間性をすごく表してると思う
可児くんが泣いちゃうシーでは思わずもらい泣きです
出てくる女子がみんな性格悪くて引きましたけど、この二人が幸せならそれで良しです
また二人のお話しの続編あれば良いな!
大好きな『ねこねこシリーズ』の最新作ということで、楽しみで読むのがもったいなかったほどです。ちなみに、シリーズなのですが、今まで登場した人達はいないので、そこはちょっと寂しかったです。
さてお話ですが、いつもの通りに、悲しいことがあると猫になる体質は同じです。今回の猫ちゃんは真っ白な毛並みのオッドアイな美猫で、もちろん人間の時もイケメンさんです。汚れた自分(猫の時に)を洗ってもらったのをキッカケに、受け君にどんどん惹かれていきます。その大好き大好きな様子に萌えましたが、何と言っても受けの可児君ですね。良い子で可愛くて、優しいトコロにキュンキュンしました。あの号泣シーンでは、思わず自分も号泣してました…。
例のごとくモフモフに癒されて大満足なのですが、モヤモヤが残ったのは仕事をほっぽり出して可児君を責めた女子たちです。何が、「見返り用意しないと」「告げ口とか最低だからね」なんですか!!猫神先輩が、ビシッと言わないのも何だかなぁと。
…女子はあれでしたけど、この2人は大好きなので、また続編で会えることを期待しています。
とってもライトでピュアなお話でした。
が、うーん、インパクトが足りない!
攻めは呆気なく変身するし、受けは受けで順応性高くて攻めが猫だとすぐに受け入れていたのが、ちょっと呆気なかったなーと思ってしまいました。
もうちょっと猫だとバラすまでに時間とエピソードが欲しかったなぁ…。
今回は先生の既刊シリーズを読んでて期待していた分、少しだけ残念に思えましたが、やっぱり猫に変身するこの夢のあるシリーズは読んでいて楽しいので、これからも続いてほしいです!