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羊の皮を着たケモノ

hitsuji no kawa wo kita kemono

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表題作羊の皮を着たケモノ

井川淳(辰巳圭吾)
サラリーマン,姉の婚約者,29歳
日下部大地
大学生,21歳

同時収録作品羊の皮を着たケモノ

クラブの客たち
日下部大地
大学生,21歳

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

これ以上、近づいたらマズい。
この人は、姉貴の婚約者だ──

一流企業勤めで、金も将来性もある超イケメン──。
しかも出会って三ヶ月で婚約した!?
姉が連れてきた恋人の井川に、
内心驚愕する大学生の弟・大地。
外面はいいけど、家ではガサツで我儘な姉と、
欠点がなさすぎて逆に胡散臭いこの人がなぜ…!?
初めは違和感が拭えず警戒していた大地。
けれど、就活や人生相談に乗ってくれる
大人の男に、次第に心を奪われていき…!?

作品情報

作品名
羊の皮を着たケモノ
著者
九號 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784199608667
4.2

(508)

(302)

萌々

(99)

(64)

中立

(16)

趣味じゃない

(27)

レビュー数
61
得点
2114
評価数
508
平均
4.2 / 5
神率
59.4%

レビュー投稿数61

家族や社会や人の情、愛、などいろいろなことを考えさせらえる作品

2026年1月現在、3巻まで発行。
不穏な展開が続いている作品です。

BL作品で、男性同士の恋愛要素はありますが、家族や社会や人の情、愛、などいろいろなことを考えさせらえる作品だと思います。
絵が綺麗で、キャラクターの顔ぶれが多彩で個性豊かな面々による、予想のつかない展開が楽しめます。

大学生の弟・大地が姉の婚約者、井川に出会い、心惹かれて、食事や遊びを重ねるようになっていく背徳感のある展開。
井川は実は結婚詐欺師で、姉を傷つけられ、自分も傷ついた大地が、追いかけ、再会し、歪な関係を持ってしまうようになります。

それぞれ家庭環境が複雑で、井川も大地も、虐待されてきたという過去を持ち、過去も今も未来も、明るい要素がひとつもないのですが、大地のひたむきな恋心だけが、ほんのりと温かく感じられる物語です。
1巻だけだと、かなりしんどいのですが、この先の波乱万丈な展開も、さらにしんどいです。
でも、とても不思議な魅力があり、もう続きを買うのをやめようかなと思いつつ、新刊が出ると入手して読み返し、2人が幸せになる結末を祈っています。

まだ完結していないので、もろ手を挙げておすすめはできませんが、いろんな気持ちに揺れ動かされるすごい作品だと思います。

0

評価真っ二つでしょうね

カバーのあらすじすら読まず、姉の婚約者と恋に落ちる話しかしら?と呑気に構えてたら皆さんがネタバレなしで!の感想を読みその意味を理解致しました。
なるほどね〜、そうきましたか。
結婚詐欺師でしたか…。
これは評価真っ二つになりますね。

まず、大地が姉のことを傷付けた相手をここまで好きになる理由が理解出来ないと思う方が多そうだけど、ここは仕方ないかも、と私は思うかな。
だって恋に落ちてる訳だし、恋愛マジックで。頭で考えて好きなうちは切り替えるとか忘れるとか出来るけど、大地は魂が辰巳圭吾を好きになってるんじゃないかな。

ふたりの物語りはこれからって感じで2巻以降評価が高いけど私はここで降りようかな。
2巻以降読めば嵌まるかも、だけど…
私自身BLの肝って、自分にとって必要な人と出会えて良かったね、ふたりを応援したいって気持ちになれるかどうかだと思っています。
お互い過去に母親から受けたネグレクトの境遇が同じで、気持ちが分かるからこそ惹かれあったんだろうけど、ふたりを応援する気持ちにはなれなかったかな。
創作物としてのストーリー性は面白いし、障害ある恋って感じでこれからお互い必要不可欠になるんでしょうけど。

うーん、でも私はどうしてもモラル重視なので、辰巳のこと好きになれなかったな。
人の気持ちを踏みにじる人間が自分にだけはそうならないって私は思わないので。

0

ラブは控えめだけど、読み応えのある1巻

先日発売の3巻を読んだら1巻に登場した人物が出てきたので、久しぶりに再読したのでレビューします。以下ネタバレあります。

本作は1巻で一旦完結しており、2巻から続編という感じです。

1巻を発売当時読んだ時、個人的にはちょっとBL部分が薄く感じて星4つくらいの評価でしたが、再読しても同様の感じ方でした。

物語の前半は、姉の婚約者として登場した井川=辰巳が大地に近づき、大地はどんどん惹かれていく。しかし辰巳は姉から金を奪い姿を消す。

この前半では猫を被った辰巳の作り笑いが大変胡散臭いんですが、でもやっぱり格好いいですね〜。大地が辰巳の掌の上で転がされちゃいます。

後半では、どうしてもまた辰巳と話したい大地が、辰巳の知人のヤクザ・橘に聞いたヤバい店にのこのこ乗り込み、2巻でも出てくるヤクザの息子・汐澤達に凌辱されそうになり、辰巳に助け出されるんですが…

この辰巳が汐澤を殴り、大地を救出するシーンが、んもう何度読んでもカッッッコいい‼︎‼︎
それまで辰巳は猫被ってたシーンばかりだったので、ここで本性を出して「こいつに 勝手に手ェ出してんじゃねーよ!」と啖呵切る辰巳が、本っっとに格好いいです‼︎痺れます♡

その後話をする二人。
助けてくれた辰巳に良心があると信じたい大地に、「死ぬほど後悔させてやる」と言って、大地を抱く辰巳。
翌朝辰巳は消えていて、大地はかなり激しく抱かれたみたいだけど(この時からキスマ多いw)、金の入った封筒が残されていて…。やっぱり辰巳って根っからの悪党ではないんだよなぁ。

辰巳はその後逮捕され服役する。
辰巳はわざと捕まったんじゃないかと橘が推測してるけど、2巻の感じだと汐澤に殺されないためにムショに入った、という方がリアルな感じがする。

4年経って出所した辰巳にさよならを伝えた大地だけど、その後きちんと働いている辰巳とバーで再会して…。一悶着あったけど、一緒に生きることを決めて終わる、という1巻でした。

終盤で二人がくっつくので、イチャイチャしてるシーンはほぼない。濡れ場も中盤のあまり愛のないセッが1回。ということで、ちょっとラブの甘さが少ない1巻なので、満足感は少々控えめでした。
なので二人が恋人になった2巻が発売された時は大変嬉しかったものでしたw

辰巳は母の愛人からは暴力を受け、母からもまともな愛情を受けられず、施設に入ってからは職員から性的虐待をされ…というかなり不憫な生い立ちで、その描写は大変痛々しくつらかったです。
そんな辰巳が愛情深い大地と出会えてよかった…。
続編は波乱の展開ですが、二人には幸せになってほしい…。

この1巻あってこそ2巻以降のストーリーを楽しめるなと、改めて感じました。読み応えある1巻でした。

紙本 トーン修正(濡れ場は短めが1回、修正箇所少なめ)

1

発売当初一番衝撃を受けた作品

レビュー書いてなかったので再読
発売当初、その年に出版した作品の中で一番衝撃を受けた作品だったことを覚えています
女嫌いなのに結婚詐欺で食いつなぐ攻めと、被害者の弟の受け
過去に類を見ないゆがんだ出会い方をする二人でしたが、攻めの方が受けと過ごすことでどんどん人生を変えられていきます
この作品のすごいところは一見受けが全て振り回されているように見えて、本当は攻めの方が作り替えられているということ
そしてこのあと
攻めは溺愛になっていきます
もうこの変化がたまりません!!最高大好き!!

1

私が沼に落ちた攻め

この表紙の男の沼に落ちました…。
ずるくて、クズで、でもどこかで人の温かさを信じたい、そんな不器用な男です。

あと筋肉が最高…。
ムキムキというより、かたくてきっちりした感じというか。九號先生の描き方も含めて本当に好き。ムチムチとした描き方の筋肉が苦手で、この筋肉がまさにタイプなので、同じような人にも刺さるといいなぁ。

「羊の皮を着たケモノ」は果たして羊の皮を脱ぎ去るのか。ケモノから脱却できるのか。2巻も続けてぜひ読んでほしいです。2巻まで読んだら番外編も読んでほしい…かわいいから…

2

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