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密書でござる!ー隠密大江戸春情録ー

missyo de gozaru!

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表題作密書でござる!ー隠密大江戸春情録ー

望月秋善
国家老
沼助
隠密

同時収録作品密書でござる!ー隠密大江戸春情録ー

沼助
隠密
松川冬親
殿様

同時収録作品白椿

九兵衛
同心
喜久蔵

あらすじ

【こんなBL見たことない!? 家老×隠密×若殿の新感覚「三角関係(?)」お江戸BL!!】
「密書」とは、その字のごとく「秘密の文書」のことである―…

隠密である沼助は、自身の仕える家老より若殿への密書を承り、決して奪われたり中身を読まれたりしないよう命じられる。
しかし突然、家老から《抱擁》されてしまう沼助。
「これも しかと伝えよ」と仰せつかり「重要な暗号に違いない」と受け止め、若殿へ密書と共に《抱擁》を伝えるが……今度は若殿から《接吻》!?
次第に過激になっていく指令に、沼助の運命とカラダは果たして―…!?

まるで時代劇のような迫力と、美しさ。
複雑な想いが絡まり合う、一途な“鼠”と町役人の江戸ファンタジー『白椿』も収録。

作品情報

作品名
密書でござる!ー隠密大江戸春情録ー
著者
斑月 
媒体
漫画(コミック)
出版社
MUGENUP
レーベル
エクレアコミック
発売日
電子発売日
ISBN
9784434289705
4.4

(81)

(58)

萌々

(8)

(10)

中立

(3)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
17
得点
355
評価数
81
平均
4.4 / 5
神率
71.6%

レビュー投稿数17

沼助沼www

「沼助」という1人の隠密を挟んで進む世にも奇妙な三つ巴主従LOVE!!
生身の人間以外の確実な伝達手段が無い時代だからこそ生まれるストーリー!
ナイスアイディア過ぎて笑いを超えて感心すらしちゃいます(確実に笑うんですけどもね…しかも結構盛大に…笑笑笑‼)

お話しの始まりとしては遠く離れる主従の国家老、望月とその主君である殿の間に交わされる密書を、望月お抱えの隠密沼助が託され行き来する、、、という流れ
この任務、物理的な密書以外に沼助の体を使い想いを届けるという思惑を潜める望月と殿
沼助自体は密書の中身もこの2人の思惑も当然分からぬまま主君の為と御身を捧げ続ける訳です

分かり易く言えば望月と殿の遠恋を手伝う沼助という構図が基本形
それがいつしか望月も殿もそれぞれ沼助の体にハマっていくという奇妙な三角関係

望月攻め×沼助受け…沼助はこの望月からの行為全てを含んで殿へ届ける任を負っている
で…当然望月から受けた全てを届けるべく沼助攻め×殿受けとなります
その上そこに殿から望月への想いを負う訳なのでまたまた沼助は望月の元へ戻って行き、、、再度望月×沼助、、、またまた戻って沼助×殿、、、と無限ループの完成です♡

そこに沼助の舎弟の錫虫や沼助の師匠のライバルにあたる玄龍斎も家老絡みで接触して来るから厄介この上ないw

とにかく面白かった!!!
画風の好みなどはあるやも知れませんが内容のトリッキーさに心を奪われているので正直全然気にならないですし、むしろ雰囲気あってアリ寄りのアリ٩(๑´3`๑)۶

この不思議な三つ巴伝言ゲームのお話しともう1編のねずみ小僧と岡っ引きのちょっと不思議なラブブロマンスも読めて大変贅沢な1冊でした
前から気になっていたのですが読めて良かったです

尚、2巻も読みましたლ(´ڡ`ლ)
2巻も含めておススメです!!!

1

試し読みはしましょう。

表紙がさりげなく詐欺なんですよね。ツヤツヤすべすべな美丈夫忍総受は、そこにはありません。なんてこったい。あるのは無駄毛豊富で少々やつれたベテラン忍者とご家老の大人なくんずほぐれつです。時々妖艶な殿も出てきますが、時々なので、大体まぐわひの絵面がき……いや、趣味人向けです。

忍者の沼助の真面目さ加減がかわいそかわいいです。忍者としての有能さがギャップ萌え。

それにしても忍者BLって、どうしてこうもイロモノぞろ……ゲフン! 面白いのでしょうか。

知らないうちに続刊が出ていました。すごいな、このノリで1巻以上引っ張るのは。

同時収録作品は義賊と岡っ引きのブロマンス風味のしっとりとしたホラー? のような何かです。うってかわって情緒のあるいいお話です。

0

お江戸ギャグ濃厚BL

ちょっと甘いけど神をつけてしまおう!
独特な絵とストーリーの作家さん。以前、雷神っぽいキャラのお話を読んだときはそれほど響いてなかったんですが、これはすごく好かったなあ。
なんかBLの萌がぎゅうぎゅうにつまった作品。

家老と殿の伝言を伝える忍が主人公。でもその内容が!江戸ギャグ濃厚BL!!
新ジャンルか?というくらい可笑しく面白く、独特の絵も読んでいるとなじんできます。
美形とそうでないキャラのギャップが激しいのも面白い。

ぜひおすすめしたい作品。

2

全てはここから始まった!人間暗号?沼助。

この度完結で続編が発売されました!
驚きの新機軸、黒と白がクッキリとした個性的な絵柄、そして江戸!

電子の単話で初めて読んだ時はもう笑い転げて。
まず表紙絵の沼助。
これが美しい男忍びかと思いきやの、中を読んでみれば毛深いおじさんやないかい!
…というところからの、もっと歳が上のご家老の絶倫攻め。
真っ白き雪のような美しい若殿に、された事と同じことをしなければならない沼助。
どんどんエスカレートしていく行為。
おかしみと同時にどこかスリリングな刺激性があって目が離せない!
また、好き嫌いはあるかもだけど、私はこの絵柄も好きです。
敵の剣客・玄龍斎の顔つきったら!
いかにも時代劇の悪役の剣客そのものじゃん。
また、ジジイに変装している舎弟の錫虫。本当は美形です!
若殿の輝くような美しさや憂いの目つきもいい。
何より、主役の沼助がアレっていうのが最高。

同時収録作は「白椿」。単話でレビュー済み。
こちらも江戸もので、かすかにホラー風味もありの美しい浮世絵のような物語。
主人公は町の同心・九兵衛。
義賊・鼠と、無人の白椿屋敷の関係は…⁉︎
「密書でござる!」とはまた全く違う世界観で、短編ながらこちらも読み応え見応えあり。

2

健気?

主人公の沼助は忠実に職務をこなしているだけなのに殿と家老の間で翻弄されてまいます。
天然なのかある程度は理解しているのか...
心の声がいい感じで笑えます。
私のツボは「飲むのか」というセリフです。

最後の方で美形の舎弟キャラが登場したので続編が楽しみです。

決して表紙の絵に騙されてはいけません。
沼助はこんなにきれいな体ではありません。体毛が濃い目です。
毛が濃いのが苦手とか気になる方にはオススメできません。

1

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