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……るー、おっきくなってもいいの……?
作家様買いです。
最初、タイトルの意味がわからなくて
どういうことなんだろう?と思っていたのですが
そのままの意味でしたね(*´▽`*)
ファンタジーオメガバースをこれでもかと言うぐらい味わうことが出来ました(*´▽`*)
推定二歳の幼子のルアンと、ナインス王国の王の弟のノアとのお話です。
ルアンは竜の子で、実は22歳なのですが見た目が幼子のままです。
ルアンことルーがすごく可愛くてとても癒されるお話だったのですが
癒しだけじゃなくてハラハラとした展開もあるし
ルーの過去のお話は切なくて悲しかったです。
辛い過去を経験したルーがノアと出会えてよかった…!
ずっとモノのような扱いしか受けてこなかったルーが
ノアによって愛情を知って、ノアのことを好きになって
大人になりたくないと思っていたのに、大人になりたいと思うようになって…。
ちゃんとハッピーエンドで沢山ほわほわした気持ちにさせてもらうことが出来ました(*´▽`*)
ルーもノアも幸せそうでよかったなぁって心から思う作品でした♪
竜の子の幼児ルアンが何度も婚約者を変えながら流れ着いた引きこもりの王弟の番になるまで。
将来絶対オメガになり、誰もが求める美貌で異能を持つと言われる竜の子。
古代遺跡で見つかった竜の子ルアン(受け)は金持ちの間を婚約者という名の商品となって次々と渡り歩いてきました。慈しんでもらうわけでもなく大人になった時につがいにして欲望の対象にするためだけに飼われる生活を続けていたルアンでしたが、通報により王家に保護されます。ある事件により引きこもってしまった弟ノア(攻め)に王が婚約者にと連れてきます。
初めは拒否していたノアですが、ルアンの今までの生い立ちを聞き、自分も風除けが必要なこともあり婚約者になることにします。
ショタを通り越して幼児って大丈夫?と思いながら読み始めのですが、ちょっと賢すぎない?2歳児は10まで数数えられないと思うんだけど、とか、もしかして転生ものかととか思いながら読んでしたら、まさかの22歳!
とはいえ幼児のルアンは可愛すぎる。そして健気。
可愛すぎて大人になるにが残念に思うくらいでした。
でも大人にならないと始まらないというジレンマに悩まされた不思議な作品でした。
大分削ったとは後書きにも書かれてありましたが、特に最後の方はちょっと早送りでかつ色々端折った感じで、もうちょっと読みたかったと残念に思いました。
兄王のところも幸せが来そうだしめでたしめでたしで良かったです。
大人になれず、竜の力と発情期を狙う貴族たちからたらい回しにされる竜の子のルー。素敵な旦那(王弟)に出会って、今までの不憫さを癒されたり、大人になれない歯痒さや美人が付き纏う嫉妬にかられたりと、読みたいところではあったものの予想通り過ぎるというか、気になるところが多くて萌えは浅かったです。
文章の一文が長かったり、設定盛り沢山な割に其々あっさりしていて想像するのがちょっと難しい。
ルーが大人になっちゃったらもう普通のオメガバで、成竜の出番は一回きりでカタルシスは薄め。
番になったのが突発的な発情期だったのも乗れませんでした。ノアのトラウマは何処へ…
しかもヒートなのに普通に会話してるし。
クリスティアンは国外追放すればいいのに。
子供のルーは言葉遣いはともかく、ノアとのほのぼの&溺愛シーンは可愛く甘々でいくらでも読めるくらい良かったです。
αで魔術オタクの王弟殿下(ノア)×Ωの竜の子(るー)の物語。
るーの可愛さが爆発してました。
激かわでございます。
ノアがめろめろになるのわかる気がする可愛いさでした。
ノアはオタクって自己評価だったけど、実は結構なスパダリだよなぁと読み終わってから思いました。読んでる最中は、ノアのマインドコントロールでオタクで心優しい素敵な人って印象だった。
とても読後感のいいお話で、発売記念ペーパーではるーの可愛さとノアの溺愛感が、コミコミさんの特典小冊子ではノアの可愛さとるーの尻に敷かれてる感が垣間見える、楽しいSSでした。
総じてエロは低めですが、溺愛度は高めでとても良かったです。
*******以下、ネタバレあり*******
まず、るーの喋り方が可愛かった。
子供だからカタコトというか、呂律が回ってない喋り方なんですけど、ともすればあざとくなるのにそうならないのは、るーの発言が外見に比べて大人っぽくて、発言内容があざとさを相殺してくれてるのかな…と思いました。
でもそれは、発言内容が大人っぽくなる経験をしてきてしまったって事で、そうなる理由を作ってきたこれまでの旦那様を、ちゃんと罰してくれたノアと王様に拍手を送りたい気持ちになりました。
そしてノアですが、るーを認識してからは一貫してめろめろでした。
“運命なんて信じない”って思って生きてきた人なのに、最後にはるーは運命だって言ってたから、自分の固定観念をぶち壊してくれる人と出会えたノアは幸せだな~と思いました。
2人とも過去の辛い経験で、自分の世界に籠る様な所があったけど、お互いの世界を広げてくれる存在に出会えて本当によかったなぁと心が暖かくなるお話でした。
余談ですが…ノアの屋敷の使用人であるあの二人がまさかそういう関係で、その内の一人があの人の血縁関係者とは…ってそこには結構驚かされました。
なんかみんなで幸せになっていく未来が想像できる、素敵なラストでした。
「琥珀色のなみだ~子狐の恋」のように、おとぎ話が上手な作家。
ほのぼのというより、自然霊が具現化した半妖の哀しい話がお得意だから、これも悲話かも?と、積読していた本。秋になったので読みました。
目次がひらがななので、戸惑ってしまった。
・・本文は平常の日本語で、タイトルだけひらがな幼児語で、大丈夫でした。
昔話風のファンタジー。
外観2才の、竜年齢22歳。 魔法で成長が止まっている龍の子。
龍の卵から孵化した龍人と婚姻をした始祖伝説。
龍から孵化した龍人は、飼い主の危機を守り、番となって9つの国を興した。
囚われの龍の子を兄王が連れてきた。
龍の子・ルアンの事情を知り、救うために婚約をした王族のノア。
ノアが婚約した龍人ルアンは、何時まで経っても二歳児の姿のまま。
・・龍人ルアンが成長しないのには、訳があった。
黒猫がキーパーソン。ハピエン