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俺は貴方がどんな声でなくか知っているのに――
ヤクザものと、主従関係がある作品が好きです。
さらにオメガバースの設定ということで、とても良かったです!
ベータの振りをしている付き人 真
オメガの次期組長 義治
みなさん書かれていますが、これまで見てきたオメガとは全く正反対のオメガ、義治。
自分の血筋を大事にして、組長である祖母、母、真が軽く見られないように強くなると言う幼少時代の義治の決意。
組も家族も俺が守る、義治の決意が男前。
一方、幼い頃からずっと一緒にいる付き人の真。
「そばにいます。」
主従関係、義治の幸せだけを願ってそばにいる。
気の進まない縁談にキレ散らかしている義治と、その義治を冷静沈着な様子で淡々と宥めすかす眞琴が対照的で、思わず笑ってしまいました。
義治も、真も、一本気で、2人とも好きなキャラクターで、そこも良かったです。
漢気のある2人。子供を育てていく様子も見てみたいです。
極道者好きです、はい。
作家さんが好きで漁ってたらありました!
結構品薄な印象なので興味ある方はすぐ買って読みましょう!
主従関係からの〜っっっ
そんなの最高すぎやしませんかね!?
ぜひ布教したいです!!
※紙派の人間からは以上です
アルファ至上主義のヤクザ社会で、オメガとして生まれた義治。花村組跡取りとしてアルファの婿を取らなければならず、お見合いをする事に。
オメガを見下してるクズみたいなアルファばかりで、自分より弱い奴に従わなければならぬ屈辱⋯。
子供の頃からずっと傍にいる付き人真への想い。真もまた義治を想いながら、自分は相応しくないと本当の気持ちを押し殺してるのが切ない。
喧嘩っぱやくて強面の義治だけど優しくて可愛いところもあり、全部わかって尽くす真。
組の未来と愛の行方。極道同士の男気全開ぶつかりロマンス!最高の結末に拍手〜!!
ヤクザものかつオメガバースで、男同士の葛藤が無い代わりに、ヤクザ社会のしきたりが組み込まれている世界観でした。
主人公の性格がかなり好ましかったです。
周辺人物からアルファ嫌い扱いされている主人公ですが、見合い相手のアルファと尽く価値観が合わないだけで、相手の人柄をきちんと見ていることが作中でしっかりと伝わって来て良かったです。
色々と良い所があるのですが特に印象に残ったのは、運命の番を見つけてどうする、と聞かれた時の主人公のモノローグ。激重で良かったです。
攻め視点で何を考えているのか分からなかったところから、振り返るかたちで明かされたので尚更グッと来ました。
しかし、あまりにもカッコイイ主人公だったので、別に相手の性別が何であれ自発的に何とかねじ伏せてくれそうだなとは思ってしまいました。
カッコよすぎたばかりに……。
任侠ものでオメガバースもの、おもしろい取り合わせの物語。
キャラクターも展開もおもしろく、作品の世界観に引き込まれます。
やくざの次期組長のオメガが、現組長の祖母の計らいにより、次々とお見合いをするのですが、どいつもこいつも、弱いオメガは子供を産んでゆっくりしていればこちらがすべて面倒みてやる、という態度。
自分より強いやつしか認めないオメガは、見合いのたびにその主義主張を言動に表してぶち壊していきます。
オメガバース以外にも共通しそうな、相手を軽く見る、下に見るという行為と、それを認めない、自分の努力で跳ね返す強さが、爽快です。
どう見てもお似合いだけど、ベータの腹心の部下で弟分で付き人。
オメガの主人以上に強い主義主張があって、芯が強くて、努力してて、とてもかっこいいです。
さらにかっこいいのが、アルファの組長、主人公の祖母。
言動のすべてがきりっとしていてりりしくて、強くて、素敵でした。
暴力団同士の勢力、暴力団員の欲、たびたびの騒動に巻き込まれた結果、2人の関係が進んで、主従関係でありつつ、番になる展開は胸熱く感動的でした。
ふわふわ、甘い展開ではなく、力強い展開が、楽しめました。
