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表題作愛追うふたり

高砂一樹
19歳,大学
住吉圭吾
20歳,フリーター

あらすじ

俺が圭吾くんの家族になる

母親がママ活をしていると知った高砂一樹は相手の青年・住吉圭吾に会いにいく。
母と会わないでくれと頼むが、あっさり断られ、苦肉の策として自分ともママ活をしてくれと申し込む。
きれいな顔とミステリアスな雰囲気の圭吾だったが、予想外にやさしく無邪気な一面もあり、一樹はその人柄に惹かれていく。
そして圭吾が自分と同じくゲイであることを知り、思いきって誕生日に会う約束を取りつけるが、直前にキャンセルされてしまい――!?

愛を知る青年×愛が欲しい青年 切なくもやさしいピュアラブストーリー

作品情報

作品名
愛追うふたり
著者
仁嶋中道 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(エンターブレイン)
レーベル
B's‐LOVEY COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784047369740
4.6

(282)

(219)

萌々

(34)

(23)

中立

(3)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
24
得点
1303
評価数
282
平均
4.6 / 5
神率
77.7%

レビュー投稿数24

No Title

母親がママ活をしていると知った一樹は相手の青年圭吾に会いに。辞めてくれと頼むも断られ、なぜか自分ともママ活してくれとお願いしてしまい⋯。
美しい顔でミステリアスな雰囲気の圭吾の意外な優しい一面や、自分と同じゲイだという事を知り揺れる一樹の想い。
母親がなぜママ活をしようと思ったかの理由が泣ける。理解する事が難しくても、わかろうとするわかりたいと思う気持ちが大事で、知らないままだと怖いものになる。
親に見捨てられた圭吾に一樹が自分が家族になるって言う、まるでプロポーズなのがたまらない。ふわり優しい愛のお話。

0

じわじわと心に沁みるストーリー

表紙の雰囲気がふんわりと優しく、ストーリーとマッチしていて、とても良かったです。

圭吾と一樹が2人でデートしてるときの会話が優しい。何気ないやり取り、互いにかける言葉選びが温かい。

一樹はお母さんにゲイだとカミングアウトできるほど、信頼関係があって、今の家族のように、自分も将来家族を持ちたいという。

一樹と圭吾のそれぞれの出自が、明らかにさりが、そこからがさらによかった。
圭吾がきっかけを作り、一樹とお母さんが向き合う。

一樹のお母さんが最高。一樹がとても愛情深い人に育つ理由がよくわかる。

一樹が圭吾にたっぷりの愛情を注いで、家族になったふたりを見てみたいですね。

0

丁寧

『キミドリ』→『愛追う〜』→『俺のポラリス』→『どちら様〜』の順で読んで、こちらに戻ってきました。初めて読んだ時はピンと来なかったけど、読み返したらしっかり楽しめたので嬉しい。謎解きっぽいお話が得意な作家さんだったのね。こういうタイプの作品好きですし、端々に丁寧さがあるので好感が持てます。雰囲気は『どちら様〜』と似てるな。

登場人物みんなが優しくて(郵便物だけで登場した人はそうではないが。先生の作品、親とうまくいってないこと多い)、ひっそり心配してるおじさんとか、常連の皆さんまで愛しい。初めて出会った同類についていっちゃった感はあるものの、相性良かったならそれでいいじゃんね!爽やかでよし!

1

BLで考えさせられる作品は初めてです

すごいです。心が震ってました。
こんな作品があるんだなって、知ることができて、読む事ができて良かったです。

この方の作品は「俺のポラリス」が初めてだったのですが、それがとても良かったので、次に1番高評価だった今回のこちらの作品を読みましたが、作品のテーマに持ってくるポイントが他の作家にはない目線で、ハッとさせられました。
BL漫画というより、人を愛すること、家族愛とは何か?を問うテーマでたまたま同性を愛するセクシャリティを取り扱ったって感じで物凄く現実的で考えさせられる作品です。

主人公の目線、母親の目線、相手の子の目線、そして姿こそいませんでしたが、相手の子の親の目線…色々な目線から考えられるお話な点も良かったです。
私も自分の大切な人のために寄り添って支えてあげられたら良いなと、そのためにはどうしていったら良いのかなと、ある種道徳みたいに色々自分に置き換えて考えました。

私は作家買いはしないのですが、この方だけはBLとか関係なく、どんな本も出す限り全て読んで行きたいと思います。
このような作品を生み出していただき、誠にありがとうございました。

1

補完し合うふたり

仁嶋先生作品初読みです。この後もう1作読みます。
絵がきれいで見やすいですね。
一樹が母親がママ活しているところを目撃して感情的になって突き止めようとする。
ママ活アプリでのアポまで確認したのでママ活であることは間違いないんだけど何か事情があるかもとかもう少し落ち着いて対応できないものかと思ってしまいました(BLでよくある相手が誰かと一緒にいるだけで怪しい関係だと思い込む時いつも思うやつ)
で、圭吾に詰め寄るも守秘義務で話してもらえないしだからと言って圭吾にママ活(カズ活)を依頼するのが2人の進展のために強引ではなかろうかと感じました。
こういう時、本人はなぜそう口走ってしまったかわからないとなるんですよね。冷静に考えたら不自然なことだから。

でもまあお互い惹かれあっていくのはよかったです。
圭吾がゲイだからと母親に縁切りを言われるのはキツいですね。昔で言う勘当よりドライ。
その分、圭吾には一樹がいるし一樹の母親も理解があるので、新しい家族ができてバランスとれハピエンでよかったです。
前半ママ活騒動が長い分、くっつく辺りが走り気味に感じましたがそれはそれでいいですね。

0

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