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白い虎侯爵と子狼の親愛なるガーデナー

shiroi kotorakoushakuto koookamino shinnainaru ga-dena-

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表題作白い虎侯爵と子狼の親愛なるガーデナー

ヒューゴ・レナード・グローブス
実業家でもあるグラモガン侯爵32
青葉新太郎
軽井沢にある豪邸の住み込みガーディナー25

その他の収録作品

  • あとがき

作品情報

作品名
白い虎侯爵と子狼の親愛なるガーデナー
著者
滝沢晴 
媒体
小説
出版社
コスミック出版
レーベル
セシル文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784774763682
4.2

(28)

(14)

萌々

(10)

(2)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
6
得点
118
評価数
28
平均
4.2 / 5
神率
50%

レビュー投稿数6

No Title

植物オタクの新太郎。
コミュ下手がたたって実質クビになり、雇われたのは英国貴族の日本邸!
庭の管理を任され、「庭は持ち主の心」という亡き師匠の信念を胸に、庭づくりをしていきます。
このワードが最後の最後、すてきなご縁にたどり着きます♡

出てくる獣人たちがチャーミング!
犬塚がビーグルだった時は笑っちゃいましたw
俺様貴族様のヒューゴが、気を引きたくて一生懸命なのもおもしろかった!
エッチシーンは頻回ではないけど、ほんわか、楽しい読み物です^ ^

1

超絶に面白くて、萌えた…!!!!!

やーー最っ高に面白くて、ドキドキして、萌えました…!!大好き。

『保育士は獅子親子に愛される』のスピンオフ作品で、獣人もの。今回はホワイトタイガー攻め様。
スピン元も面白かったんですが、こちらの攻め様と展開がより好みドンピシャ!でした◎

人付き合いが大の苦手なガーデナー、新太郎。そんな彼が新しく担当することになった広い広い邸宅の持ち主は、英国貴族のヒューゴ。庭で新太郎が作業しているところにホワイトタイガーがのっそり現れ、いきなり人間姿(全裸!!)になりびっくり仰天する新太郎ですがー

と続くお話です。

もう、この攻めのヒューゴのキャラが可愛くて激推し!!
「私に関心がない人なんているの?」と自身満々なんですが、植物にしか興味のない新太郎には全く興味を持ってもらえず、土から出てきたオケラに完敗。自慢話を全く聞いてもらえなくて、そんなふうに自分に翻弄されない者・関心を持たない者なんていなかったから気になって仕方なくなってー

と、新太郎に惹かれていっちゃう過程も可愛くてニヤニヤしちゃいます。

他にも、新太郎の一言に喜んで赤くなり、無意識に耳を出しちゃったり。
見目麗しい王子様的貴族なんですが、中身が可愛いんですよね。完璧じゃないところが良いのです( *´艸`)

受けの新太郎も、力ではもちろん攻めに敵わなくとも、別の強さ、芯の強さがあって。
「人との交わりがどんなものか興味ある」なんて言って最初、ただの興味本位で自分に手を出してこようとしたヒューゴをバシッと叩き、きっちり拒否して返り討ち(?)するあたり、めちゃくちゃ好きです。❤︎

で、このお話でも狼獣人、お子ちゃま理人が大活躍!
滝沢晴先生の作品の子どもって本当に本当に可愛いんですよね。疲れた心身が癒される…

そんなヒューゴと新太郎の恋物語に、時を遡って新太郎の師匠の男性とヒューゴの祖母の悲恋の物語が重なって…と、悲しくもロマンティックなお話に胸が打たれる展開です。

ヒューゴの空港でのプロポーズ、良かったなあ。。なんでもカッコ良く決めたいヒューゴだろうに、息切れして髪はボサボサ、汗を流しながらの「Will you marry me?」。憧れるー!!!素敵だよう!!✨
(まあその後大事件が起きてそれどころではなくなっちゃうんですが;)

ヒューゴのプロポーズへの返事が、またこうなんとも新太郎らしくてとっても良かった!!ガーデナーという職業ならではの返事で、ドンとこい!なかっこよさがあって。

この二人+理人の10年後や20年後の暮らしも、ぜひぜひ覗き見たいなあと思う、大好きなカプ(+理人)のお話でした(♡´艸`)
これは、癒しが欲しい時に何度も読み返したくなっちゃうやつです✨

1

最高の1冊✧*。

ずっと気になっていたこちら、もっと早く読めばよかった!感情を揺さぶられ涙しながら拝読しました。すごく面白かった!
ヒューゴは完全無欠の英国貴族で白虎獣人、新太郎は植物を愛し人付き合いが苦手なガーデナー。最初は水と油だった2人が不器用ながら距離を縮めていく様は初々しくて微笑ましい。
そんな2人のキューピッドがヒューゴの養子で白狼獣人の理人。感情を失っていた彼が新太郎に懐き心開いていく様は感動する。
距離が縮まっても最後の壁を超えられず苦しむ2人に涙涙でした。邸の使用人達の後押しや何より理人のおかげで想いが通じた時は本当に嬉しかった。理人の「ふぁみり」には嬉し泣きでした。
恋人になった2人が甘くて可愛くてこちらも大満足。見守る周りの使用人達も温かくてほっこり。
師匠とお祖母様のお話も夢があって良かった。最高の1冊でした。

2

やっぱり滝沢先生の作品好きだなぁ

こちらの作品が「保育士は獅子親子に愛される」のスピンオフだと知り電子で購入してみました。

スピン元は読んでなくても充分これだけで楽しめるお話になっていました。

自分が世界の中心のようなヒューゴと、人嫌いでコミュニケーションが苦手な新太郎、表情が無く言葉を発しない理人が家族になるお話でした。

ヒューゴとの初対面にクスッとしたり、理人が初めて言葉を話す様子に感動したり、新太郎が彼等をかけがえのない存在と思うまでがテンポ良く書かれていて、いつの間にか夢中になって読んでいました。

人間たちの価値観に合わずいつも孤立していた新太郎が、ヒューゴの軽井沢の屋敷の使用人である獣人たちと打ち解けて、足りない部分を自然と補い合っている彼等に感銘を受けているのが良かったです。

また、新太郎が理人だけでなくヒューゴまで変えた事に好意的な彼等がとても素敵だと思いました。
それと新太郎の恩人とヒューゴの祖母のお話は、どちらも亡くなっているので確認しょうがないのですがとても素敵なエピソードでした。

当て馬は出てきませんが子悪党は登場します。ちゃんとヒューゴに制裁されてるので読後感は良かったです。
終盤にその子悪党のせいでとんでもない事件がありますが、ヒューゴの家族を守ろうとする本気度に感激しました。

個人的に面白かったのは使用人たちが2人がいつくっ付くのか賭けをしていた事です。空港にスポーツカーで新太郎を連れて行くロバートが、掛けに勝ったと知り爆笑でした。

理人が新太郎を「しんたお」と呼ぶのが可愛くて癒されました。モフモフ子育てものが好きな方にお勧めです。

1

家族

住み込みで庭師として働いている新太郎と、
そんな新太郎の雇い主であるホワイトタイガーのヒューゴとのお話です。
ホワイトタイガーと言っても獣人なので基本は人の姿をしています。

最初はヒューゴのことをすごく嫌な人だなぁと思っていました。
理人のことに対しても新太郎に対しても態度がなぁ…と。
でも、読み進めるにつれて印象が変わっていきました。
理人のことを「白い被毛が並ぶと映える」と言ってたのは、
本心で言ってたんじゃないとわかってほんとに良かったです。
それがずっと引っかかってて…(T_T)


とにかく理人くんが可愛くて
ニヤニヤしながら読んでいました。
子育てモノって子供に癒やされることが多いのですが
今回もとてつもなく癒やされました(*´ω`*)
徐々に心を開いていく理人くんが可愛かったです。


途中、ハラハラする展開もありましたが、
無事二人が結ばれて良かったです(*´ω`*)
理人くんがいなかったら二人が結ばれることはなかったので
理人くん様々だなぁと思いました(*´ω`*)

心が暖かくなる素敵なお話でした。

1

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