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月はみちかけケモノの恋

tsuki ha michikake kemono no koi

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表題作月はみちかけケモノの恋

孤独な狛犬の妖怪
伊月
20代、都会から引っ越してきた青年

あらすじ

都会に馴染めず田舎に引っ越してきた孤独な青年伊月。だがその土地は妖怪が出ると噂されていた。
大量の虫や電波の届かない環境など慣れない山の生活にあくせくしていると突如妖怪が姿を現し襲われてしまう。
絶体絶命の危機を救ってくれたのは犬耳が生えた美青年だった。
彼は神社を守る狛犬の妖怪だと名乗り、主になってほしいと伊月に迫ってきて――! ?
妖怪と人間のセンシティブラブストーリー!

作品情報

作品名
月はみちかけケモノの恋
著者
野白ぐり 
媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
MARBLE COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784864424400
4.4

(287)

(188)

萌々

(61)

(23)

中立

(10)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
45
得点
1263
評価数
287
平均
4.4 / 5
神率
65.5%

レビュー投稿数45

とにかく泣きました!

人の信仰が薄れ去ってしまった神様。
孤独から妖に堕ちることを恐れ壊してと懇願する吽形
そしてたったひとりになってしまった狛
何百年もひとりで生きていて妖に堕ちる寸前に出会った人間、伊月との優しくせつない恋です。
最初からエッチは…と色んなレビューをみましたが
妖に堕ちる寸前で守るものが欲しかった狛にとっては必要だったと私は思います。
一緒に暮らしてお互いを思う気持ちが高まるにつれてめっちゃきゅんきゅんしました。
猫や泥水(コーヒー)とかクスッと笑えたり
ぐり先生の優しい絵と世界観が大好きです!
人外が好きで、特に妖怪や鬼が好きなんですがハッピーエンドの後ふたりがどうなったかいつも気になってしまいます。あまりに寿命が違いすぎて…
ファンタジーにそこまで考えても…とも思うのですが
せつないけど、『月はみちかけケモノ恋』はせつなくて漫画を読んで人生でいちばん泣いたけど、とても素敵なラストシーンだと思いました。
ここまで描いてくださってありがとうございます!

10

染み入る余韻と感じる余白

先生初の人外BL。
とにかく、よくぞここまで描き切って下さった!と言いたい。

都会から田舎に逃げてきた伊月。
妖に襲われた伊月が狛に助けられたことで2人は出会うのですが、それは切ない恋の始まりで…。

狛犬×人間の人外ファンタジー。
よくある設定で目新しさは感じませんが、先生の手にかかるとこういうラストになるんだと感動。

狛が抱える過去や秘密が2人に確かな未来を予感させず、どうなるのだろうと引き込まれる。
えっちへの強引な展開は不要かなと思いましたが、全体的には纏まりがあって素晴らしい作品。
絵もキレイだし、デフォルメも可愛かった。

ラストは涙が止まらなかったけれど、読後感はいいと思います。
2人の永遠を願ってやみません…。

9

きれいな終わり方

絵がとにかく好き
作者名を覚えていなくとも自分の好き絵センサーがはたらきエビテンスからの2冊目表紙買い
けも!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!買い!!!!!!!!!(脳死)

※ウルトラハッピーエンドですが、最後どちらも死んでしまうのでそういうの無理な人はしんどいとおもう(しんどい)


山奥のぼろい家の管理を任された受け、ふらっと見つけた廃神社で狛犬を見つけてなでる ふらっと立ち寄っただけだったので帰ろうとしたら、なんかまた戻ってきて帰れなくなった、妖怪に化かされていたらしく襲われそう(殺的な意味で?)になったところを、先ほど撫でたら狛犬だったらしいイケメンの耳ついた攻めに助けられて、さみしい言うて襲ってきた(姦的な意味で…)(まじこれ強姦すぎたけど許した)
妖怪的な奴に襲われないためにもということで、半ば強制的に管理するぼろい家に一緒に住む感じに。
お上品なみためのしゃべる猫もなんか一緒に住むようになった。(かわいい)
廃神社でぼっちしすぎて妖怪になりかけてたみたいで、受けがいつか都会に戻ってしまうとかもやもや考えてたら病んじゃって闇落ちしそうになった。
しばらくしてちゃんと一緒にいたいなってなって、どこにも行かないよと約束して、死ぬまで一緒にいてくれて、攻めのほうも妖怪にはならないで一生を終えることができました。
死んで、天国いた受けが上からふぁってでてきてまた一緒にいられるね っておわった

マジでほんとうにきれいな終わり方なんだけど簡単に書くとこんな感じで端折りまくって情緒もくそもなくてちゃんと書けよって感じだけど簡単にあらすじが知りたい人用に端的に…
終わり方としてはほんとうに真のハッピーエンドだとおもう・・・・・・・・・しかし社畜的には死んでしまってつらい・・・・・・・・・・・・よくあるパターンだと一応神様みたいな立ち位置になってるからこう、人間である受け側が輪廻転生で再会パターンもあったと思うけど
そこは狛犬なので神様かというとそうじゃなく、きちんと狛犬も一生という人間よりも長い年月を全うしておそらの受けに会いに行くという終わり方・・・・・・・・めっちゃきれい・・・・・(まじつらい)

特段間延びもせず、各キャラの葛藤みたいなのもちゃんとあってすっきりきれいに最上級の終わらせ方ができてるお話だとおもう

めっちゃよかった

えっちなところはお話重視なので量は少なめ、でも描写はよさげ
申し分ないかというと少し物足りない感(当社比)

本の分厚さはふつうくらい
薄すぎず、分厚すぎず

ぐりさんちゃんと名前覚えよ!作家買い枠!
おもしろかった^^

9

また巡り合ってほしい

狛犬の狛(ハク)×人間の伊月

最初の絡みは急だなぁと思いましたが、ハクは伊月の温かみのある優しい手で触れられたから縋ってしまったし、きっと直感で離れたらダメって感じたのかもしれませんね。ある意味、一目惚れかも。

ネコとハクって、仲がいいのか悪いのか笑。
そんな関係も伊月にとっては癒しだったのかも。

穏やかな時間がすぎる中、妖になりかけているハクを離したくないと行動を起こした伊月に泣けました。

そこから最後まで仲良く人生を全うした二人+ネコは本当に幸せな時間を過ごしたのだとあの最後の余韻で感じたし、それがまた泣けました!
あと、カバーにあるお揃いのピアスにも意味があるものだと思うと…(T^T)

またいつか二人が巡り会って幸せになってほしいと思う作品でした❣️

8

泣きました…!

人外ものに抵抗があったのですが、表紙がとても綺麗で手に取りました。

一人ぼっちの二人が出会って恋していくのがとても暖かくてもっと読みたいなと思う作品でした。

表紙のピアスの意味を知ったところでボロボロ泣きました…( ; - ; )
ラストのシーンも切なくて、また2人が巡り会えたらいいなと思います。
初読みの先生でしたが、他の作品も購入してみようと思います。
素敵な作品をありがとうございます!

7

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