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表題作異世界の沙汰は社畜次第 3

アレシュ・インドラーク
22歳,騎士団団長
近藤誠一郎
29歳,異世界召還に巻き込まれた会社員,文官にて働き中

その他の収録作品

  • 番外編「騎士団長のご機嫌はクッション次第」

あらすじ

離れれば離れるほど抱き寄せられる!? 二人の関係がクセになる異世界BL

異世界のロマーニ王国に転移したサラリーマン・近藤誠一郎は、王国の経理課副管理官として転移後も仕事に追われていた。騎士団長のアレシュから世話を焼かれ、宰相のカミルからも重用される誠一郎だったが、暴漢に襲われて生死を彷徨うことに……。傷付いた誠一郎を目にしたアレシュは――。描き下ろし番外編「騎士団長のご機嫌はクッション次第」も収録!!

作品情報

作品名
異世界の沙汰は社畜次第 3
著者
采和輝 
原作
八月八 
デザイン
大橋キッカ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
B’s-LOG COMICS
シリーズ
異世界の沙汰は社畜次第
発売日
電子発売日
ISBN
9784047369993
4.7

(118)

(92)

萌々

(20)

(5)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
13
得点
556
評価数
118
平均
4.7 / 5
神率
78%

レビュー投稿数13

動きと変化が多い読み応え

誠一郎が襲われてピンチを迎えたものの、そこからのリカバリーが最高!
誠一郎を救うため血相を抱えて"治療"を施すアレシュの姿、誠一郎を襲った犯人たちへの断罪。見る景色全てがワクワクハラハラいっぱいで最高潮の楽しさでした。

今巻、浄化遠征を申しつけられて、何かが起こりそうな予感しかない……。゚(゚´Д`゚)゚。
あの第一王子め、毎回毎回意地悪言ってくるのどうにかならんかね。聖女もろとも外野で大人しくしておいて欲しいのですが、一応この2人とて物語のキーパーソンでもあるのでここはグッと我慢我慢…。
第一王子が遠征に誠一郎を指名しないと動かない物語展開でもあるので、第一王子の愚行はスルーするとして、瘴気の多い現場へ行く→誠一郎への身体の負担→アレシュの過保護→治療という名のイチャイチャ(甘み成分はナシ)に繋がるルートは期待大でした。

誠一郎に当たりの強い勢力が一定数いるのが地味に嫌な感じですが、反面誠一郎の味方もいますし、ずっと嫌な気持ちにならずに読めるのは良かったです。
大掛かりな遠征で何が起きるのか、アッパラパーな聖女の方にも何か心境の変化が生まれたようですし(誠一郎、よくぞ言ってくれた!)、どんな結果に転がっていくのか楽しみです^ ^

0

おじさま宰相!良いキャラですねぇ~

KOIBANAのコマで出てきた古の少女漫画タッチまた出たw(しかも3回もw)
3巻まできてやっと目の下のクマが取れたw のに、後日また復活したw
そして攻めは末っ子だということが判明!(たしかに言われてみると末っ子っぽい)
主人公は一人っ子なのですが、この巻で初めて主人公が元の世界での両親を心配している描写があり、なんかホッとしました。
あんまりいっつも 魔法だ BLだ 瘴気だ 聖女だ~ ばかりもやってられないですよね、わかる(←?オメーが分かってどうする)

もうこの作品はいかに
「暴虐武人で受けをほっとけない年下騎士x社畜っぽい自分が大好きな日本人メガネ君」
を楽しめるか、というところがキモですね。
なかなかお互い自覚もしないし、心理的にくっつきもしません。
その過程をじっくり楽しむ作品であり、自分は超BL展開以外の要素はちゃんと楽しめていると思います。
だんだん受けの作画もカッコよくなってきた気がするし、なかなか面白いところで次巻へ!
クッション大事にする攻めが可愛いw

<注意点>
・受けが暴力を受けるシーン&猛獣を剣で退治するシーンあり
・魔力酔いの緩和を施術(=抜根)するシーンはやはりサラっとなので、えr重視の方には不向きです
(やっぱり女性マンガなのでこんくらいですよね~)
・相変わらず、というかいつにも増して明らかに攻め狙いの聖女がウザいと思う人はいるかも
(受けの命がかかってるのに、乗る場所代わってとかまぢでウゼェ…)
でも逆に「受けよ、よくぞ言ってくれた!」という晴れやかな気持ちですわたくし。
彼女も ちゃんと自分たちの置かれている状況に気付けたみたいなので、結果オーライです。

1

引き込まれ、魅了される展開とラスト

近藤が社畜精神を発揮してばりばり進めた仕事は、異世界でも役立ち、近藤を取り巻く人間関係が広がってきました。
大変だけど、異世界での生活、仕事に馴染んで、これからは穏やかに暮らせるのか、と思っていたら、暴漢に襲われて重傷を負ってしまいます。
治癒魔法と魔力酔い、近藤の特性と理解している者と理解していない者、やはり、近藤の今後も波乱万丈なことが強調され、胸が痛みました。

かけつけ、人払いをして必死に近藤の治療にあたるインドラーク騎士団団長の表情に、近藤への気持ちが表れ始めていることにどきどきしました。
近藤のほうは全くそれには気づかず、純粋な感謝の気持ちを抱いています。
その後、遠征が決まった近藤の無茶を心配して、過保護になるのに、近藤自身が自分のことを大事にしないので、より過保護になったり怒ったり、治療をしたりするインドラークは、最初のころを比べるととても表情豊かになっています。
壮大な物語をこれからも読みたいので、そう簡単には両想いにならなくていいのですが、ちょっとだけインドラークがかわいそうになりました。

暴行事件の犯人への処罰に関する、近藤と騎士の管理職の人たちとの意識、意見の差が、おもしろかったです。禍を転じて福と為すを、経理の立場から計算して、きっちりかっちりしめたところ、さすが近藤、という感じでした。

聖女は召喚された理由、その後の待遇を考えたらしょうがないのかもしれませんが、浅はかで軽い言動が目について、3巻もイラつかせられました。お坊ちゃまわがまま王子と仲良くやっておけばいいのに、なんて思ったりしました。

宮廷関係者の登場も増えてきた中で、かなり強烈な新登場キャラクター、宮廷魔導課副管理官イスト、仕事中毒っぽいところが近藤と似ていて、いいコンビになりそうで、今後が楽しみです。

巻を重ねて読み進めてきて改めて思いましたが、異世界もの、が、苦手で、ほとんど読んだことがない私にもわかりやすく、置いてけぼりにされない、独自設定の数々の言葉選び、話の展開が素晴らしいです。

わがままお坊ちゃま王子が、指揮官らしい言動を見せて、騎士団、宮廷魔導課の面々を巻き込んで、近藤の前代未聞の提案がされたところで3巻は終わりました。
引き込まれ、魅了される展開とラストでした。

1

世話焼き攻め

原作既読済です

前巻暴漢に襲われて……!?というとても気になるところから始まる回。
事件を知るやいなや汗をかきながらかけつけるアレシュの余裕のなさがたまらないです。
行為そのものは描写しないのに良いアングルで満たされました(アレシュの背中とか誠一郎を抱きしめる表情とか)魅せ方が上手い!
こんなに嫌がらせを受けているのに読んでてそれほどつらく感じないのは誠一郎が淡々と処理して自分の要求を通す打算的なところが読んでてスッキリするんですよね。

アレシュは自覚しているのかはわからないけれども誠一郎のことを好きじゃん!て行動が垣間見れてにっこり。表情は仏頂面なのにってところが最高です。

描き下ろし番外編「騎士団長のご機嫌はクッション次第」は従弟視点のアレシュがクッションを送った君は誰だ!?から始まり誠一郎視点。最後のアレシュの表情かわいい。コミカルで楽しい描き下ろしでした。

1

最高におもしろい!

原作小説もよかったですがコミカライズがすごくいい!原作のおもしろさはもちろんですが絵が綺麗!キャラの表情がとにかく素敵!気持ちがとてもよく伝わってくる。背景、道具、全てが丁寧に描かれていてワクワクする。頭の中で想像していた以上の世界観を表現してくれている。

2

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