電子限定特典付き
読み始めたら止まらないこちらのシリーズ、第4巻。
メインカプの二人も良かったんですが、つぐみパパSの二人が大好きなので「新婚編
」の喜びが大きかった〜!!
普段穏やか優男なのに、えちになるとメガネ外して急に雄みを出してくる春告さん、たまらないです。。勘違いして暴走して突っ走るところも含めて、好き(*´艸`)
つぐみはあのえちで出来た子ではなかったのか…w
そしてメインのめぐみ×つぐみカプ。前巻「番になる!」とものすごい宣言をするところで終わっていましたが、なかなか恵父との話をするチャンスが訪れず。
そしてやっとその機会が訪れ、「認められた!」かと思いきや、その席にはあの伊波が…!?とちょっとびっくり展開に。
今まで「自分は強い」「ヒートは気合で乗り切る」と自分に絶対的な自身と絶大な信頼を置いていたつぐみが、初めて”頼り頼られる”ことを積極的に認めるセリフには、めぐみと一緒にジーンとしてしまいました。
「俺が危ない時はめぐみが俺を守る」「めぐみが危ない時は俺がめぐみを守る」(←すみません、うろ覚え;)…まだ番にはなっていなくても、もう明らかにお互い”特別な人”になってるよね(*´˘`*)
この二人の番・結婚→結婚生活そしてその後まで追っかけたい!と思える、大好きなシリーズです✨
またまた新刊が出たのに買い逃してました。それも4巻と5巻の2冊です。トホホ。
電子で購入してるシリーズだとこういった事が多いのが難点です。
さてさて、3巻でとても気になる場面で終わってましたが、その事で恵はつぐみと番になることを決心します。ところが2人の価値観の違いでまたまたすれ違って喧嘩をしてしまうんです。
それを解決しようとする手段がソックリなのが笑えました。なんだかんだで似てるんですよね。でも、2人の関係をよく分かってない伊波が、とんでもない策略を思い付いたことにより恵が怪我をしてしまうんです。
この事件で2人はまた一緒にいるようになりますが、それを良く思わない恵の父親がある行動に出ます。あくまでも父親にちゃんと筋を通そうとする恵と、黙ってそれを利用する父親が救いようのない人物でした。
今回もつぐみの両親の春告さんと黒鵐のお話が良かったです。そして黒鵐さんが学生時代にカツアゲをしてノシた九重という人物は、恵の父親は春告さんより年上なので違うみたいですね。
つぐみは可愛くてもお色気皆無なので、この作品は両親がお色気担当だと思いました。www
性格的に自立していていつでも強気なつぐみはとてもかっこいいのだけど、恋人という存在ができた時、相手にまったく頼らないのはやっぱりちょっと寂しい。重荷や不安は少しずつからでもいいから、相手と分け合って共有していくことが、パートナーになるということですよね。人生を共に歩むというのはそういうこと。恵がこの若さで素直にそういう気持ちを口にできる所が達観しているなと思う一方で、家庭での孤独さ故でもあるのかなと。伊波関連のエピソードにはあまり引き込まれず少し熱が落ち着いてしまいましたが、2人の絆がどんどん強くなっていくであろう今後に期待が高まります。
つぐみの気持ちがハッキリと形になり、公開告白の場面が拝めたのは嬉しい展開でした。「番」や「結婚」…それこそつぐみの口から恵への「好き」の言葉が出てきたのは、大きな進展ですね。態度では分かっていたけど、やっぱり言葉も大事!
今巻では、つぐみが恵のことを大好きな気持ちがいっぱい感じられました♪
言葉や身体で恵への好きをいっぱい表すところはもちろん、恵に「俺のこと好き?」と不安げに尋ねる可愛い一面もあり、つぐみから恵への想いが強くて甘いです。そこにいちいち喜び浮かれる恵の反応も可愛いもので、2人のお互いを思う気持ちがガッチリと固まった印象深い巻だったと思います。
でも一方で、ちょっと不穏な恵父の動きが終盤に見られたのが、次巻への大きなトラブルとなっていきそう…。息子である恵の強い意志(つぐみと番になる)を知っているだけに、このお父さんが何か妨害工作を仕掛けてくるのでは…?と、終わった瞬間から次巻のことが心配で堪りませんでした。
恵とつぐみの気持ちの結びつきが強くなったと思ったら、こうなっちゃうのかぁ〜…
でも、だからこそだったかもですね。
2人の気持ちを今巻でハッキリ固めておいたのは、次巻以降への問題に真っ向から立ち向かうための布石だったのかも。
番への道はまだまだ掛かりそうですが、色んな問題から解放され皆に祝福される形で番になって欲しいなと思います。
後半はお馴染みとなったつぐみ父たちのエピソードです。こちらはベースがラブラブなんで、楽しいしかありません^ ^
今回はちょっとすれ違いがあるお話でしたけど、最後はバシッとイチャイチャ締め。この父’sストーリーはどの話も面白くて大好きです!
次巻もまた大きな動きがありそうですが、楽しみです♪