SS付き電子限定版
すごくいい感じの3巻。
印南の会社の工場で働くことになったあおい。周囲の人にも恵まれて充実した日々を送っています。
ある日秘書の酒匂さんが倒れてしまい、秘書課を増強することに。
あおいにもチャレンジするチャンスが巡ってきます。
記念受験だと思っていたあおいですが、最終候補者の3名に残り、日々研修することに。
カメラアイの能力を活かして秘書に合格するか、あるいは世の中そんなに甘くないと現実的なところに落ち着くか。
結論は次巻に持ち越しです。
2人が恋人同士になり、甘々日常の続巻かと思ったら、それぞれの人生の充実、お仕事ものとしての新しい展開になっていて、すごく面白いです。
最初は当たり屋と人情知らずの堅物社長という設定で、ちょっと嫌な気分にもなりましたが、俄然面白くなってきました。
先に原作を読んでいて、コミック版が出た時は迷わず購入しました。原作のイラストとコミック版のイラストも同じ先生なのも購入ポイントです♪
歳の差CP好き、溺愛モノ好きには堪らない作品だと思います。印南さんの溺愛ブリや、青依の健気さがホントに読んでいてキュンキュンしますし、泣ける場面もいっぱいで、3巻を読む前に1巻からまた読み返して3巻を読みました♪コミック版も楽しめますが、原作を読んでコミック版を読むと、更に楽しめますので、まだ原作を読んでない方、是非読んで欲しいなぁと思います!
めでたく両想い。「恋人のフリ」を卒業した2人は、晴れてラブラブ同棲生活を満喫中!のその後。ひたすらに甘い、甘あま後日談かと思いきや。どうやら物語は、青依の成長譚となって行く様です。忘れかけてたけど、一見凡人風の青依の特技は、一度見たものは細部まで憶えているという「カメラアイ」。この特技と、「恋人のフリ」をする為に培った英語力を武器に、印南の秘書になる試験を受ける事になる。青依にとっては、記念受験みたいなものだったけど。彼のその優秀さは、最終審査にまで残る事となる。審査するのは酒匂さん。印南の秘書になるという事は、印南のオンもオフも一緒に居ること。それってどうなんだろう?と、まぁまぁ心配ではあるものの。健気な青依を応援したい気持ちになってしまう。というか。そもそも青依の優秀さに気付いた時点で手元に置く、という選択肢は印南に無かったのがビックリなんだけど。
酒匂さんの入院をキッカケに秘書室を作る事になったは良いけど。ファイナリストの誰が印南の第二秘書になるのか。女性の柳沢になると、印南の縁談話がまたぞろ出て来そうで不安にはなります。まぁ彼女は酒匂さん狙いの様ですけども。ああもう。そんな試すみたいな事せずに青依でいいじゃん!って思うのね。ところで。陰険だった印南の元恋人・星が再登場しないのにもビックリ。彼がアッサリ諦めたとは思えないんだけど?
色んな不穏要素を残して次巻へと。
今作も甲斐甲斐しく、印南の為に美味しそうな食事を作る青依。とか、社内の人たちに褒められる青依のお弁当とか。青依の良き嫁っぷりも垣間見え。
その代わりエチ度は薄め。2人共に忙しくて、時間が合えばイチャつきたい!といったところ。
カップルになった二人のラブラブっぷりを楽しみに読みましたー!
確かに空気感が甘くなってラブラブなんですが、セックスシーンほぼ回想のワンカットとかだけなんですが(´;ω;`)
あれぇ?!ベッドまでいっていざ…からの回想ワンカットとサービスワンカット…だけ…(;_;)
もっと見たかったよぉと嘆いた自分がおりました。内容が面白いからいいのですが、我慢できますが、もっとみたい気持ちがすごかったです(笑)
研修仲間の彼となんかありそうだから、次回に期待します!
それにしても本当に面白い!大好きです。
小説の続編もコミカライズで読ませていただけるのは感激です。
ずっと先まで…と期待してもいいのでしょうか。
結ばれたその後ということで、お仕事描写に比重が傾いています。
時折挟み込まれる二人の充電イチャイチャ場面にきゅんきゅんします。
ああ、作画が神。
体格差最高かよ。
原作では文章のみでの登場だった脇のあの人この人もお姿を拝めて地味に満足しました。
仕事の厳しさ、対人関係のいろいろ、主人公が直面する問題は現実生活でも参考になる部分も多く、読み応えがあります。
続きが楽しみです。