電子限定特典付き
嫌味な身代わりが俺を失恋ごと――拾って絆して抱き潰す
突っ込みどころが多かったです。
まず、タトゥーいらなくない?
1番初めに致した時に圭が穂高のタトゥーを見て
「綺麗だ…自由で。俺には出来ないもの」っ言っていたけど、それが後ほど穂高が元彼カレとお揃いで入れているデザインと分かる。
このエピソード必要だった?
タトゥー描きたいなら、背中の羽根のデザインだけで良くないか?これは自由な感じするし。
帝都電算の訴訟の件もなんだか宙ぶらりんで、ストーリーに絡めるなら絡めるでちゃんと描いて欲しかったです。
私は、圭の「お前〜だろ」の口調が嫌でした。
上から目線に聞こえて。
ツンデレや素直になれない大人や拗らせとは違って感じてしまいました。
相手を「うやまう」姿勢って誰に対してでも必要でしょ?
その分、穂高が攻め力高くてビジュといい
ここでこれを言ってくれるとか、好き!
ってくらい年下ワンコ攻めとして優秀でした。
設定など、細かい所を気にしなければ
楽しめました。
ずっと好きだった親友が結婚し、深い傷心にある圭。
そこへ声をかけてきた穂高。イケメンで高身長、柔らかくふざけたような物言いながら、自分に執着して口説いてくる。。
親友の声に似ているからと受け入れた圭でしたが、次第に絆されていきます。
ところが、穂高が、弁護士である圭が関わっている会社の社員だと分かり、離れることを決意する。そこからの展開は、圭の成長にかかっていました。
もっと弁護士のお仕事関係が見たかったなあと思いますが、傷心の健気で真面目な圭が幸せになってくれてよかった。
他に、書き下ろし短編と電子用番外、おまけが収録されていました。
ずっと受けの圭視点で読んでましたが、最後の方になるともう攻めの穂高がたまんないな!って思いました。
一目惚れして失恋した男の代わりに抱いて、くらいついてセフレになって…。
失恋話をちゃんと聞いてあげたり強引に約束を結んだり。年下なのになんて包容力があるの〜〜〜!
何かを隠してる様子がやはりチャラ男なのか…?と怪しんでましたが、必死に素直に謝るところ!縋るところ!
良い男だよ〜〜〜!大事なことを隠してでもそんなに圭を手に入れたかったんだね!
圭もすっかり裕介のことをふっきれて。
良かったなあ☻
一途な年下攻めとの、身代わりセフレから始まる恋。
最高に良かった…!!!
えち描写も濃厚かつ多め、だけどしっかり大人のラブストーリーが描かれていて、
胸の高鳴りと満足感がすごかったです✨
番外編同人誌と一緒に、こちらの本編も購入し拝読。
(※同人誌だけではちょっとよく分からないかなと思うので、本編を先に読むことをおすすめします…!)
主人公はエリート弁護士の圭(34歳、受)。
長い間片想いしていた親友の結婚式に出席した帰り、電車の中にわざと引き出物を
置いていって下車したところ「お兄さん、忘れ物」年下イケメン・穂高(31歳・攻)に声をかけられます。
そのまま流れで飲みに行き、一夜を過ごしてしまい…
と、体先行で始まる身代わり恋愛。
圭は完全に初対面だと思っているけれど、実は穂高の方は圭のことを知っていて、
その理由は…?
と、ちょっと謎めいた部分があるのもスパイスが効いてる◎
(正体は読者には割とすぐ想像がつくようになってます)
体にはバリバリにタトゥーが入ってるし、軽〜い感じの攻めなのか?と思いきや!
「俺に甘えてよ」なんて囁いた言葉どおりにちゃんと圭のことを甘やかし、
一途な言動を見せる年下攻め、いつのまにか自分もメロメロになってました笑
こんな甘い年下くんに、セフレ…なんて言いつつ圭が次第に心奪われていくのも納得です。
これ、正体が圭にバレたらどう弁明するんだろう??とちょっとドキドキしてましたが、
なんとかうまく収まってホッ。
で、リアルな感じがしてすごくいいな!と思ったのが、バレた時の穂高のセリフ!!
「俺は真面目じゃないので バレなきゃこの先も言うつもりなかった」
「ずるくても あんたを俺のものにしたかった」
年下攻めの「あんた」呼び、個人的にはあまり好きではないのですが、
これは萌えたし、グッときた…
「ちゃんと後で言おうと思ってた」なんて綺麗事で包むことをせず、
”言うつもりなかった”と傲慢にも思える言葉で情熱をぶつけてくる攻め。最高です…!・:*+.
ほぼ毎話に入っているえちシーンも甘く(修正も❤︎)、ボリュームもあって
読み応えのある一冊でした。読後の満足感がすごい。
コミコミさんの有償小冊子もえちえちで、乾いた心が存分に満たされました(。-∀-)
★修正:白短冊(紙本)
フリーランスのSE(穂高)と弁護士(圭)
圭視点。ずっとひそかに好きだった親友の結婚式の帰り道、親友と似た声をした男に出会う。
番外編集が出たので本編を久しぶりの再読。
圭の、ツンツンしているようでいて不器用ながらも遠回しな素直さで甘えるところ、たまらなく可愛い。本人がそれを「醜態」と恥じらっているところもいい。
穂高は、会話の端々に「怒ってる顔がそそる」とか「一目惚れ」とか、おや?と思うところがあって再読だとそれが際立って見えるので面白い。
その詰めの甘さが、本気で裏があるわけじゃない証左みたいな、行動に納得感があるので作者の成瀬先生の匙加減すごいなと思う。
二人のやりとり、会話、テンポや言葉選びや表情が読んでいて心地よくて最初から最後まで好き。
特に傘を返しにいくエピソードは何度読んでもニヤける。圭の「見た目によらぬ激しさ」はこういうところにも出るのだなぁ。
繰り返し読んで、大好きな作品。